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(回答先: ご意見は正当ですが、勘違いされている点があります。 投稿者 考察者K 日時 2006 年 10 月 07 日 20:47:29)
考察者Kさん、レスありがとうございます。
憲法を守るという点では意見は一致しているのですがその為の方法論が違うようですね。
私は日本国民にもっと憲法のよさを伝えるべきだと思います。
憲法前文や9条の意義をまだまだ日本国民はよく分かっていないのだと思います。
改憲の国民投票をいつ行うのかよりも憲法のよさを伝える方が先決でしょう。
だから平和憲法の精神を世界に広げる活動が効果的だと申し上げているのです。
>ご意見は正当ですが、勘違いされている点があります。
>http://www.asyura2.com/0601/dispute24/msg/400.html
>投稿者 考察者K 日時 2006 年 10 月 07 日 20:47:29: JjkI8nWTpj0po
>(回答先: 9条の精神をどう世界に広めるかが課題 投稿者 ワヤクチャ 日時 2006 年 >10 月 07 日 19:20:44)
>ワヤクチャさん ご意見には感謝しています。
>そして、ご意見はほぼ正しいと思っています。
>ここで問題なのは「どうやったら、憲法の理念を守れるか?」です。
憲法の理念を守る為にはそのよさを日本国民にもっとアピールする事が必要です。
>前にも書いていますが、「日本国憲法(の理念)は、世界憲法の土台になるべき憲>>法」だとKは思っています。
日本国憲法の精神を全ての国に輸出するべきです。
又、世界平和を実現する為の国際法の整備も必要です。
その為の運動や組織も必要です。
>それが、このままですと「消滅する可能性が高まる」と思うから、問題提起していま>す。
消滅しないように運動を続けるしかないでしょう。
改憲論議の際に十全な論理展開をする事も必要です。
ネットでの宣伝活動をもっとやっていきましょう。
>「日本は普通の国になるべき(戦争をできる国になるべき)」という意見はあります>が、Kに言わせれば「たった一国でも、正しい理念の憲法を有している事に誇りにす>るべき」だと考えていますし、「この理念を他の国にも広めていくべき」だと考えて>います。
「普通の国」というのは自前の軍隊で自国を守れる国という事でしょう。
国を守るという事が軍隊によってしかできないと思っているのです。
しかし、平和友好の努力こそが真に国を守る努力である事に対する理解を深めていかなければなりません。
北朝鮮は敵国を演じております。
北朝鮮とどうやって和解するのかが問われます。
拉致問題の着地点が問われます。
拉致問題を理由にして戦争を起こされる事だけは避けなければなりません。
>ただ、その為には一刻も早く「日本国民が自主的に選択した形で、日本国民が関与し>た是認」が必要だと思うのです。
日本国民の憲法に対する理解をまず深めるべきでしょう。
その上でもし変えた方がいいという意見があるのであれば充分に議論すべきでしょう。
今の流れは自衛隊を海外でどんどん活動させる為に憲法9条がジャマだという事です。
という事は自衛隊の海外での活動そのものに対する評価が問われます。
イラクへの派遣がどうだったのか?の議論が必要です。
>「他国から押し付けられた憲法」+「経年制度疲労」が、今後永久に大多数の国民感>情に発達しないと云うのなら、「改憲そのものに反対」と云う戦法で良いでしょう。
アメリカから押し付けられたとしても大日本帝国憲法よりはるかにいい憲法だったのだから日本国民が「押し付けられた」事を持って変えようというのはいかがかと思います。国民が自国の憲法をよりよいものにしようと思う事はいい事です。しかし、自主憲法という点だけが強調されるのは形式論です。
>しかし、昨今の状況下では、非常に危ないと考えられます。
自衛隊の活動に慣らされてしまっていっているのです。
もっと批判をしなければなりません。
ズルズルとなし崩しに持っていかれているのです。
自衛隊の活動に対する批判こそが護憲の活動なのです。
>>【私は戦後生まれですが身近に戦争を体験していなくても戦争を起こしてはいけない>と考えております。】
>そのワヤクチャさんは「少数派」ではないですか?
そうですか?
レバノンの惨状をネットで見た人は戦争をしてはいけないと思うでしょう。
>Kなどは「変人・奇人」に分類されるほうですが、戦後世代が「戦争の悲惨さを体験>していないのは事実」なのです。
空襲されなくても戦場の写真を見るだけで充分ではないですか?
>戦争と云うものを「真剣に考え、二度と起こしてはならない」と思っている人もいま>すが、それらに知識は「主に反戦本を読んだ、擬似的知識の習得」によって形成され>ています。
いや、もっと生々しい感覚であると思いますよ。
>ワヤクチャさんは「反戦本」を読む人の比率は多いと思いますか?
戦争の悲惨さを示す写真などはもっと見せるべきだと思います。
実際に行われている事なのですから。
ベトナム反戦でもソンミ村の虐殺の写真が反戦運動を高揚させたのですよ。
>下手をすれば「反戦本」よりは「戦争の格好良さを描くような本」を読む人の方が多>いとKは思いますが、そもそも、読書する人が少数派でしょう。
本でなくても1枚の写真で充分です。
>時代が経過すれば経過するほど「戦争を忘れ去る人」は多くなるのです。ここは間違>いありません。
アメリカが常に戦争をしているではありませんか。
>>【司法は行政に対する指導を放棄しております。】
>その通りです。先日も「前回の参議院選挙の5倍を超える格差からの違法性」も最高>裁で違法ではないとされました。既に司法は行政と一体とも云えるでしょう。イラク>派兵が全てを物語ります。
>ここで、間違いないのは「行政に任せたら、圧倒的多数の与党は勝つ」と云うことで>す。
>しかし、憲法の改正は「その後に国民審判がある」のです。
>今ならば、ここで勝負ができるでしょう。しかし、先延ばしすればするほど負ける確>率はUPするというのがKの考えです。
そうさせないようにするのが運動でしょう。
>多分ですが、5年前までなら「国民投票で確実に勝てた」でしょう。しかし、年々勝>てる確率は低くなっています。それは「国民世論調査」を見れば明らかでしょう。
そりゃあ何もしなければ負けますよ。
護憲派は運動を展開すればいいのですよ。
>それでも「将来の確実な敗北(9条理念の消滅)」を担保にしながら、僅かの時間の>先延ばしをするのが正解なのでしょうか?
貴方は護憲の為に何もしないつもりなのですか?
>もっとも、嫌韓流とか反中感情が和らぐだけ待つと云うことなら「僅かに勝率のU>>P」という線もあるでしょうが、これすらも、今後改善する方策すら見つからないと>いうのが実情でしょうから、一刻も早く討って出るのが正解ではないでしょうか?
貴方も情勢を左右しているのですよ。
その貴方自身の言葉によって。
何故そんなに悲観的なのですか?
それは貴方が運動をしようという姿勢に欠け、自分とは関係がない条件だけで「客観的」に勝てる方法をあれこれ考えているだけだからでしょう。
自分自身が主体として未来を左右しているのだという認識が必要です。