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(回答先: 死者100人超す恐れ 車内になお20人近く (東京新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 4 月 27 日 18:08:06)
死者104人、なお数人 JR事故
制服姿の遺体搬出
兵庫県尼崎市のJR福知山線で起きた快速電車の脱線事故現場では押しつぶされた一両目の救出作業が夜を徹して続けられ、二十八日、死者は百四人(男性五十七人、女性四十七人)に達した。兵庫県警と尼崎市消防局による救出活動は四日目を迎えたが、一両目にはまだ数人の乗客が倒れているのが確認されており、さらに犠牲者が増えるのは確実となっている。運転士の制服を着た男性の遺体を搬出した。
県警などによると、死者の九割近くが一両目と二両目に乗車していたとみられ、ほぼ即死状態だったという。負傷者数は四百五十八人でうち百五十人が重傷。
県警と消防は、線路脇のマンションに激突し、側壁に巻きつくように曲がった二両目の捜索と車両の撤去を完了し、二十七日夕から一階駐車場に突っ込んだ一両目の捜索を開始。一両目の先頭部分や駐車場の地下などから遺体を収容した。
一両目は、車体前部がマンション地下にまで到達している状態で、当初計画されていた作業方法が行き詰まり、二十八日午前九時ごろ、重機三台を使って車体を二−三メートル引き出し、前方に作業スペースを確保したうえで、救助隊が車両の前面から進入して救助する方法がとられた。
当初の予定では、救助隊が車体内部に入り、車内のパイプなどを切断する油圧式のスプレッダーやパワーカッターなどを使用して後方から中央、そして前方へと進む計画だった。
しかし、車体の中央部が曲がり、十分な作業スペースが確保できないなどの原因から同日午前五時ごろになって救助作業の方針転換を余儀なくされた。
http://www.sankei.co.jp/news/evening/29iti001.htm