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(回答先: 死者104人、なお数人 JR事故 (産経新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 4 月 28 日 19:17:41)
救助終了、死者は106人
運転士も遺体で発見
尼崎JR脱線事故
兵庫県尼崎市のJR脱線事故現場では28日午後、最後まで残されていた先頭車両で乗客の救助作業が終わった。新たに高見隆二郎運転士(23)を含む数人が遺体で収容され、犠牲者は106人になった。
同市記念公園総合体育館の安置所では遺体の身元確認が進み、遺族が涙の対面。謝罪に訪れたJR西日本の垣内剛社長は、100人を超す犠牲者に「痛恨の極み」とうなだれた。
「大丈夫ですか」。夕刻まで続いた乗客の捜索。グチャグチャに壊れた車内に、救助隊員の声がむなしく響く。わずか5、6メートル先に乗客の姿が見えるが、車両の残骸(ざんがい)が行く手を阻み、たどり着けない。
のしかかるがれきを特殊工具で持ち上げ、できたすき間を少しずつ進んだ。隊員2人が自由に活動するのがやっとの空間。時間をかけて1人ずつ車外へ。体にぬくもりはなかった。午後3時すぎ、男性が運び出されると、車内で確認できる人影はなくなった。
次々に遺体が運ばれた安置所。変わり果てた石川早苗さん(61)=西宮市=と対面した長女は「母の目を閉じさせてくださいとJRの社員に言ったが、『葬儀会社がやることですから』と相手にしてもらえなかった。事務的な対応を許せない」と泣きながら訴えた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20050428/top_____detail__002.shtml