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(回答先: 労働の売買の禁止 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 4 月 06 日 22:25:33)
ソ連、中国については、あれは社会主義でなく、国家資本主義だ。だから社会主義は捨てたもんじゃないという考え方もあると思いますが、そういうこととは別にして、私自身、もともとの理想社会ってなんなのかということすら、わからずにいます。
理想社会が描けなければ科学的社会主義など意味がないでしょうから。
そういう意味で空想的社会主義から出発(あるいは回帰)というのもいいのかもしれません。
いや、そもそも空想的という決め付けこそ、マルクスやエンゲルスの思い上がりかもしれません。
とはいいつつ、私自身、空想的社会主義についてくわしく勉強しようという気もおきないので、だれかが研究して教えてくれないかなと思う程度。結局は、書評を読んだりしてそんなものかと思うくらいのものです。
まして聡明なワヤクチャさんに、私ごときがいえることはなく、せいぜい他人の受け売りとか、こんなページがありますよという紹介ぐらいのもの。
そこで、協同社会ということですと フーリエ らしいですね。
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0838.html
それと社会主義観全体の変遷としては、かなり、色付きになるかもしれませんがこちらがまとまっていると思います。
http://homepage3.nifty.com/mcg/mcgtext/shakai/shakai.htm
ただ、書評を見る限りでは、フーリエの「情念的引力」っていうのも理解しがたい面があるように思えますし、ワヤクチャさんのいわんとする「協同組合による生産手段の所有」も、フーリエの時代の理想社会像とは、全く別のものという気もしますが・・。