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(回答先: シリーズ・現代の優生思想との対決(15)怒ること 投稿者 手ポリオ 日時 2004 年 12 月 10 日 23:13:37)
手ポリオさん、はじめまして。
私は怒ったりさめたりしている人間です。
それはあなたも同じはず。
ずっと怒り続けられる人間がいるとは想像できません。
あなたは怒りこそが世の中をよくする方法だと思っていらっしゃるわけすね?
その根拠は何ですか?
怒りは確かに巨大なエネルギーを生み出します。
ファルージャで殺された住民の事を思う世界中の人々は何らかの思考や
行動を始めているでしょう。
私もその中の1人です。
でもね。怒って何をします?
それが問題なんですよ。
ネットに怒りをぶちまけて一体どのような効果があるでしょうか?
結局、怒りは行動の発端であったとしても、怒りだけで行動する事は
できないのですよ。
怒りの次には「二度とこのような悲劇を繰り返さないためにはどうしたらいいのか?」
等と考える時間がくるのですよ。
そこで例えば自衛隊を撤退させようとかいう考えが生まれてくるわけです。
自衛隊を撤退させる為には何が必要か?
それも冷静に考えなければなりません。
怒りだけでは世の中よくなりません。
断言できます。
例えば敵に捕まって残虐な方法で殺される人間は怒り
ぶるぶる震えてそれでも何も抵抗できずに死ぬ事になるのです。
怒りが足しになりますか?
つまり、そういう状況に自分がならないように冷静に計算する必要があるのです。
怒りだけで行動しようとする者は必ず負けます。
冷静ではないからです。
戦争は冷静に戦わなければ必ず負けます。
それと同じです。
怒りは自分の感情の吐露に過ぎず革命には寄与しません。
きっかけは怒りかも知れません。
しかし、革命の成就の為には冷静さが何よりも必要です。
あなたが持っている怒りを私も理解したいと思います。
その上で何をなすべきか話し合いませんか?