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(回答先: 鉄砲を捨てなかった日本人 投稿者 れれれ 日時 2004 年 7 月 29 日 21:21:59)
> 江戸時代の日本人が鉄砲を捨てたというのは事実ではないそうです。
>事実は大量の鉄砲があったのだそうです。
>『鉄砲と日本人』 鈴木真哉著 筑摩書房
所持するという事と事実上封印するというのは矛盾しないと思いますが。
鉄砲というテクノロジで軍事技術がどう変わったかが問題なわけです。すくなくとも
明治維新を巡る内戦を見ても長篠の戦と大して変わっていないように思います。
鉄砲自体がどんなものだったのか、その本は未読なので判りませんが先込め式
の火縄銃なのか、元込の連発銃なんかないですから、せめて火打銃だったとか。
刀もそうですが実用とは程遠い華美な装飾とかありませんか?
モノ=テクノロジというのは一種の錯視ですね。
もし、幕府が新鋭の連発銃、大砲などを大量に買い付け独占したら軍事バランス
が崩れますから、外様も抜け荷でもなんでもやって競おうとするのではないでしょうか。
鉄砲どころか「武家諸法度」があって武士が刀を抜く事さえ大変な覚悟がいった。
そういうテクノロジを封印したから(対外的にはともかく)300年政権が持ったと考える
ことも出来るのではないかと思います。