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(回答先: 平和主義は日本人の心性か? 投稿者 バルタン星人 日時 2004 年 7 月 31 日 11:41:40)
バルタン星人さん、長いレスありがとうございます。
武田の騎馬軍団ですが、横一列になって騎馬隊が押し寄せていったという定説はどうも間違っている
ようです。しかも、武田勢はあの戦いでじつは鉄砲をたくさん持っていたそうです。
また、戦国時代は白兵戦が主体というイメージがありますが、じつはこれも間違っていて
弓矢とか投石といった戦い方のほうが圧倒的に多く、鉄砲はその傾向を加速させたもので、
ただ、鉄砲はよく故障し、また命中率が低く、扱いにくいものだったので、
武器の大半がすぐに鉄砲に変わるというふうにはならなかったようです。
石山本願寺の戦いの契機となった信長と三好三人衆との戦いでは双方が数千挺の鉄砲を撃ち合ったそうですが、
これも戦国時代の戦いというイメージではないですよね。しかも、この戦いは長篠の戦いの5年前です。
話はズレますが、NHKあたりでもっと史実に忠実な戦い方を再現した大河ドラマなんかをやれば、
マンネリを打破できてしかも興味深いドラマができるのではないかなどと思ってしまいます。
>>れれれさんは「平和主義が日本人の心性」というのは嘘じゃないか、つくられたものではないか、
>>仮にあったとしても「奴隷の平和」じゃないのか、とおっしゃりたいのではないかと思ったわけです。
そういうことを言いたいわけではなくて、歴史を振り返ってみると、非武装あるいは非武装に近い状態は
あまりに危険ではないかということを言いたかったわけです。
非武装を言う人はその理念に洗脳されすぎてちょっと信仰みたいになっていて、その時の世界の状況を見る、
歴史から学ぶという基本的な点が欠けています。そういう冷静さに欠けたしっぺ返しが本人たちだけに
降りかかるのなら自業自得ですが、これは国民全体に降りかかってくる問題ですから、
その人たちは批判には冷静な反論ができなければならないと思うわけです。
武器に頼らずとも多様な方法を考えれば大丈夫と言うのであれば、具体論を言わないと意味がないですし、
これなら武器が全然なくとも大丈夫だという説得力も感じられなければなりません。
それに、護憲を言うなら「一票の格差」とか「政教分離」をもっと問題にすべきだと思うのですが、
そういう違憲状態で有利になっている政党(自民党・公明党)が政権を取り、イラク攻撃を支持し、
自衛隊をイラクに派遣したにもかかわらず、憲法9条の問題ばかりを強調しているのも、
ちょっとどうかと思います。
>>失礼ですがその著者の方の意見には異を唱えます。
部分的に引用しているのでそこだけ見るとこの著者はわかってないのかなと思われてしまうのは当然ですが、
じつはこの引用のすぐあとにかぶいた者の話が出てきますから、わかっていないわけではありません。
それから、屋内でしか戦わないはず、というのはバルタン星人さんが何か誤解されているのではないかと思います。