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読売新聞より
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040418-00000301-yom-soci
退く勇気必要、無謀・軽率の声も…イラクで拘束頻発
退避勧告を無視してイラク入りし、危険地域に飛び込んだ行為に、経験豊富なカメラマンらから「軽率」との批判が上がっている。
安田さんは3月中旬にイラクに入り、武装グループに拘束された日本人3人に関する記事を東京新聞に送っていた。
2人を案内したイラク人の通訳がNGO関係者に送った電子メールによると、2人はタクシー運転手に引き留められたにもかかわらず、取材を強行していた。
イラク戦争後、4回イラク入りしている写真家の村田信一さん(40)は、こうした行動について「無謀以外の何物でもない」と指摘。「現地の事情通の言葉に耳を傾け、功を焦らず、退く勇気を持つことが大切」と言う。
村田さんはイラク入りの前、米軍と地元住民との戦闘や強盗が多い地域の情報をイラクの知人から入手。取材現場には、事情に詳しい運転手やガイドを伴い、彼らが「危険」と判断した時は取材を中断しているという。
アフガニスタン、イラク戦争を始め、30年以上の戦場取材経験を持つフォトジャーナリストの広河隆一さん(60)も、「危険の予兆を感じたら、即座にその場所を離れる」と言う。
広河さんは「危険だと言って取材をやめたら、これまでの取材の90%は成り立たなかった」とした上で、「戦争ジャーナリストへのあこがれだけで無防備に取材するのは問題。治安情勢の変化は目まぐるしい。常に最新情報を集める努力が不可欠」と指摘する。
フリージャーナリスト集団「アジアプレス」は、危険な地域で取材する人たちが1987年、情報交換や連携のために設立した。現在、バグダッドで3人が取材に当たっているが、毎日、取材の予定を東京の事務所に報告、第三者の目で危険の度合いを測っているという。(読売新聞)
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人質となった3人よりはるかに豊富な経験と実績をもった方達の言葉には重みがあります。
こういった先達のアドバイスを謙虚に受け止め、今後は軽率な行動は謹んで欲しいものですね。