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(回答先: わざと誤解しているのですか? 投稿者 たけ 日時 2004 年 4 月 18 日 13:30:38)
その前に、国連も認めないイラク戦争の支持、その後の占領戦争の協力軍としてイラク入りさせた自衛隊。そして、ファルージャでの大虐殺という米軍の狂気の蛮行。
私は、ここ一連の政府の決定・支持は、軽率どころか、日本を滅亡に追い込むとりかえしのつかない蛮行であると思います。このことからすれば、今問題にされている人質問題は、大きな大きな、問題定義です。それだけでも、十分意味があります。
NGO活動家・渡辺修平さんが固い表情でファルージャのことを語るのは、当然、ジャーナリストとしての信義。郡山さんが帰らないで、写真をとりたいというのもまた、戦場カメラマンとして当然のこと。
日本のゆでがえる社会では、そうした極めて当たり前の行動が、浮き上がり、非難されるのです。日本の民度はこの程度です。
ここで、左的に取り上げられている朝日新聞ですが、社説「人質事件で見えたこと」として、「外国人を拘束することで、ファルージャでの米軍のやり方に世界の目を引きつける。そうした狙いだろうが、このまま、拘束を続ければ、イラク人の犠牲に同情した人々の心も離れていくだろう。全員をただちに解放するときである。」
いったい、この社説は、どこでかかれたものなのだろうか。子の脳みそが飛び出るのを抑える母親、頭がクラスター爆弾で割られる少女は、この論説委員の脳にはチラリともよぎらないらしい。そもそも、そうした戦争の真実を、この朝日は十分届けているだろうか。そういえば、惨い少女の写真掲載を拒否したこともある。
日本のマスコミを代表するというこの朝日新聞にして、これである。優れた記者も知ってはいるが、上が腐っていては、どうにもこうにも、限界がある。
日本の軍隊が、さも、人材派遣のように、海外出張のニュアンスで語られる「派遣」というゴマカシこそが、朝日の本質なのだろうか。そういえば、米国は、すでに、兵士のなり手に事欠いて、戦争屋なる民間の「警備会社」から、蛮勇兵士をどんどん、雇っているようである。