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回答先: 首相官邸に放射性物質郵送=科技など8機関にも、今月初め−警視庁捜査(時事通信) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2000 年 6 月 12 日 18:22:53:
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200006/13/0613m145-400.html
2000年6月13日
特報・放射性物質:
省庁郵送事件 財団理事が粉末を大量保管
首相官邸や科学技術庁など9省庁と国家公安委員会に今月初め、放射
性物質を含む鉱物が郵送されていたことが、12日分かった。同封され
た文書には文部省所管の財団法人(東京都台東区)と財団関係者の男性
の名前を挙げて「ウランを北朝鮮に輸出している」などと書かれてい
た。届け出を受けた警視庁公安部が捜査したところ、財団理事がモナザ
イトを埼玉県など関東近県数カ所に十数トンを保管していることが判明
した。同公安部は原子炉等規制法違反などの疑いもあるとみて、財団関
係者から保管理由について事情を聴いている。
調べでは、郵送先は首相官邸などのほか、防衛庁、自治省、文部省、
資源エネルギー庁、公安調査庁、科技庁、警察庁、宮内庁。大臣など
トップあてに今月6日から8日、到着した。消印は都内で、差出人はな
かった。
封筒の中には、数グラムの粉末状の物質が入っており、警視庁で簡易
鑑定した結果、トリウムなどを含有する放射性物質の鉱物「モナザイ
ト」と分かった。放射線量は人体には影響のない1マイクロシーベルト
だった。
文書には、「放射能物質につき危険」とあり、財団法人の男性職員名
を挙げて「ウランを北朝鮮に輸出している」「核ミサイルに使用すると
いうことです」などと書かれていたという。
同公安部が確認したところ、財団幹部が埼玉県などに十数トンのモナ
ザイトを購入していたという。同公安部は、財団幹部がモナザイトを販
売目的で保管していた可能性もあるとみて追及する。
モナザイトを国内で取り扱うには原子炉規制法に基づく届け出が必
要。全国では科技庁所管の特殊法人・核燃料サイクル開発機構の人形峠
環境技術センター(岡山県上斎原村)と東濃地科学センター(岐阜県土
岐市)で保管されている。