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回答先: 科技庁は半年前に知っていた(朝日コム) 投稿者 pepe 日時 2000 年 6 月 14 日 01:14:10:
店舗の床下に放射性鉱石「モナザイト」 埼玉
首相官邸などにウランやトリウムを含む放射性の鉱石「モナザイト」の粉末が郵送
された問題で、警視庁と科学技術庁は13日までに、長野、埼玉両県内の3カ所を調
査。埼玉県大宮市大成町3丁目にあるパソコン販売店の店舗床下で、1トンほどの同
種の鉱石を見つけた。同日夕に科技庁が計測し、店舗の床表面で最大、毎時約41マ
イクロシーベルトのガンマ線を検出した。科技庁は店舗を施錠して営業しないよう要
請、回収を急ぐ。店舗外の放射線量は自然界とほぼ同じで、影響はないという。
床表面で検出された線量は、まる1日この床の上にいると、一般人の年間被ばく限
度に達するレベル。これまでの調査で、店舗の敷地に数年前、鉱石とみられるものが
ばらまかれたらしいことがわかった。店舗の従業員は、知らずに被ばくしていたこと
になる。
また、長野県辰野町の空き家から十数トン、埼玉県熊谷市の倉庫からも約1トンの
鉱石が見つかった。これらの線量は低く、人体への影響は小さいとみられる。
郵送された粉末に同封されていた文書で、財団法人役員の関係者が「ウランを不正
輸出している」と名指しされていたため、警視庁がこの役員から事情を聴いて調査し
た。
この種の鉱石は、原子炉等規制法(炉規法)の規制対象。鉱石中の放射性元素の量
が一定量を超えていると、取り扱いには届け出が必要。科技庁は床下の鉱石を今後分
析し、違法かどうかを判定する。(00:39)