Tweet |
回答先: <放射性物質>自然界の約400倍の放射線量が測定される 投稿者 pepe 日時 2000 年 6 月 14 日 00:57:56:
埼玉県と長野県で、放射性の鉱石「モナザイト」が見つかった問題で、科学技術庁
は、鉱石の一部が原子炉等規制法(炉規法)に違反した状態で保管されている可能性
があることを昨年11月に把握していたことが13日、わかった。科技庁は「所有者
が鉱石の行方の全容を報告するのを待っていた」と説明しているが、核原料物質の監
督官庁として有効な対策を半年も講じていなかったことになる。
鉱石の所有者は、官邸などに郵送された怪文書に名前がある財団法人の役員。科技
庁によると、役員は、東京都青梅市の建設業者に建設費の担保として約20キロの鉱
石を預けていた。しかし、返済が遅れていたため昨年11月、建設業者が科技庁に相
談してきた。
科技庁の分析で、建設業者の手元にある鉱石の放射能濃度などが、炉規法の規制対
象になることがわかった。役員は、今回の調査対象になった埼玉県熊谷市の倉庫にも
約1トンの鉱石があることを明らかにし、科技庁も現場をみていた。
科技庁核燃料規制課は「所有者には毎週のように追加の報告を督促したが、こな
かった」という。(00:30)