Tweet |
◎☆解放交渉の仲介者が出発 13日に武装勢力側と会談
【ビシケク12日共同】キルギスの日本人技師拉致(らち)事件
で、キルギス政府とイスラム系武装勢力との人質解放交渉の仲介役
を務める人権活動家トゥルスンベク・アクノフ氏(40)は12日、
武装勢力指導者ユヌス・アブドラフマン野戦司令官との13日の会
談に向け、ビシケクを出発した。
司令官は13日の会談の際、日本人の人質を連れてくると言明し
ており、もし司令官が約束を守れば、事件発生から22日目で、日
本人人質の無事が初めて直接確認されることになる。司令官はこの
会談で、アクノフ氏に人質解放交渉の日程を伝えるとも話しており、
交渉日程が確定するかどうかも焦点。
アクノフ氏とアブドラフマン司令官の会談は13日午後、オシ州
バトケン地区西部のザルダリで行われる。 (了)
[共同 9月13日] ( 1999-09-13-06:45 )