Tweet |
回答先: キルギス邦人人質の初の目撃証言 解放交渉の仲介者が出発 投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 9 月 13 日 22:20:45:
◎差替=仲介者、人質に会えず 邦人からの手紙受け取る
【バトケン(キルギス南西部)14日共同】キルギスの日本人技
師拉致(らち)事件で、キルギス軍のチェトバエフ共和国親衛隊司
令官は14日、オシ州バトケンで記者団に対し、人権活動家アクノ
フ氏がイスラム系武装勢力と接触したが、武装勢力側は日本人を含
めて人質を接触場所に連れて来なかったことを明らかにした。アク
ノフ氏は武装勢力から、日本人の人質からの手紙を受け取ったとい
う。
司令官は、次回のアクノフ氏と武装勢力の接触の日程は不明とし
ており、事件が一層長期化する可能性が強まった。
キルギス軍側は本格的な人質解放交渉開始の前提として、武装勢
力側が今回のアクノフ氏との接触の場に人質を連れてくることを要
求していたことから、今回の接触では事態の大きな進展はなかった
とみられる。
武装勢力側からは指導者のアブドラフマン野戦司令官が接触に現
れたという。アクノフ氏の関係者は、同氏が武装勢力と「難しい話
し合いをした」と述べた。
チョトバエフ司令官によると、接触場所だったとみられるザルダ
リに13日入った同氏は14日午後6時(日本時間同9時)ごろ、
ヘリコプターでキルギス軍司令部のあるバトケンに戻った。しかし、
記者団の前に出てきたのは同司令官とアクノフ氏の関係者だけで、
同氏自身は姿を現さなかった。
8日にアクノフ氏と接触したアブドラフマン司令官は、13日に
人質解放交渉開始の日程を伝えるとともに、日本人の人質を連れて
くると約束していた。 (了)
[共同 9月15日] ( 1999-09-15-00:01 )