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回答先: 解放交渉の仲介者が出発 13日に武装勢力側と会談 投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 9 月 13 日 22:19:16:
◎邦人人質の初の目撃証言 解放交渉の仲介者が出発
【ビシケク13日共同】キルギス南部の日本人技師拉致(らち)
事件で、タス通信は12日、消息筋から得た情報として、南部ホジ
ャアチカンのシェベル村でイスラム系武装勢力に拘束されている4
人の日本人の人質を目撃したとの地元住民の証言を伝えた。4人は
健康そうだという。
消息筋を引用した間接的情報ながら、8月23日の事件発生以来、
日本人人質を目撃したとする報道は初めて。
同通信によると、日本人の人質を目撃したとされるのは、人質を
拘束している同勢力の下で一時日雇い労働をしていた南部バトケン
地区居住の18歳の青年。日本人の人質らは武装勢力に囲まれてい
たという。
一方、キルギス政府と武装勢力との人質解放交渉の仲介役を務め
る人権活動家トゥルスンベク・アクノフ氏(40)は12日、同勢
力指導者ユヌス・アブドラフマン野戦司令官との13日の会談に向
け、ビシケクを出発した。
司令官は13日の会談の際、日本人の人質を連れてくると言明。
司令官が約束を守れば、事件発生から22日目で初めて日本人人質
の無事が直接確認されることになる。また司令官はこの日の会談で
人質解放交渉の開始日程を伝えるとも話しており、交渉日程が確定
するかどうかも焦点となる。 (了)
[共同 9月13日] ( 1999-09-13-07:38 )