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回答先: 解放交渉の仲介者が出発 13日に武装勢力側と会談 投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 9 月 13 日 22:19:16:
◎邦人人質にコーランを強制 拘束のゲリラ兵士が証言
【ビシケク14日共同】キルギスでの日本人技師拉致(らち)事
件で、同国政府軍に捕まったイスラム武装勢力の兵士が13日に行
われた尋問の中で日本人の人質について、無事だが、武装勢力に強
制的にイスラム教の教典であるコーランを読まされ、食事もお茶と
パンだけしか与えられていないと証言したことが分かった。
同国政府当局者が明らかにしたもので、日本人人質の処遇につい
て武装勢力メンバーから直接の証言が得られたのは初めて。
それによると、日本人人質は同国南部のホジャアチカンにあるテ
ントで拘束されている。既にこの地区では天候的にかなり寒くなっ
てきたという。
また現在南部バトケン地区に残っている武装勢力の数は約200
人。他の武装勢力はタジキスタンに引き揚げたという。
この兵士は、武装勢力のキルギス侵入について、ウズベキスタン
への通行路の確保が目的と話した。
兵士は政府軍との戦闘で足に重傷を負い、12日に捕虜となった。
日本人の処遇について、人質解放交渉の仲介役を務める人権活動
家のアクノフ氏は武装勢力の新指揮官であるアブドラフマン野戦司
令官の話として「1日3回温かい食事を与えている」と同氏に語っ
たと述べていた。
(了)
[共同 9月14日] ( 1999-09-14-06:04 )