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某氏との不毛な論争に嫌気がさし、しばらく遠ざかっておりましたが、教えていただきたいことが1つあり、投稿いたします。
ロンドンのエコノミスト誌が国毎の経済予測を行っており、10月に入り中国の分が更新されました。
www.economist.com/countries/China
これによりますと中国の経常収支の黒字は2001年の199億ドルから2003年は88億ドルに減少すると予測しています。
ところで、経常収支黒字減少の理由として考えられるのは輸出の減少/輸入の増加だと思いますが、エコノミストは中国の経済成長率は2002年も8%と予測しております。同時に、その経済成長を支えているのは政府支出であり、それはこれから数年間増えつづけるだろうとも言っています。つまり中国経済の減速はないと考えているようです。
なお日本に関しては2003年の経済成長率は+1%としており、これは10月7日に更新されていますから現在の株安も勘案された数値かと思います。とすればエコノミストは世界経済の破滅的状況は考えていないようです。ではなぜ中国の経常収支が悪化するのか?
もし中国の経常収支黒字が急激に減りつづければ、多くの論者がすでに指摘している中国のアルゼンチン化がおきるのでしょうか?同時に、現在韓国の最大の貿易相手国は中国だったと思いますが、エコノミストの予測があたっているとして(昨年、確かに中国の黒字は5%減少している)、それは東アジアあるいは世界にどのような影響を及ぼすのでしょうか?
直接の関連はありませんが、FTによると8月の中国の水害は半分政府の”やらせ”だという記事がありました。さらに中国の資本逃避が深刻化しているという報道もあります。さらに金利の引き下げ、増税といった半年前とはまるで違う中国報道がなされています。人民日報の日本語版”日本経済新聞”すら、第1回世界麻雀大会の開催地が急遽中国から日本にかわったというベタ記事をのせていました。
推測で結構ですのでご意見をお聞かせください。