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何やら「竹島問題がきな臭くなってきた。」
Kからすると「竹島問題というのはとっくに解決済み」と云う問題である。
以前にも紹介したのだが、再度、紹介しておくが
http://www.han.org/a/half-moon/hm095.html#No.6982
の記述がある限りは「竹島が日本の固有の領土」というのは強弁以外の何ものでもない。
【 明治政府は成立早々の一八六九(明治二)年十二月、朝鮮の内情を調査する
ため、外務省高官の左田白茅、森山茂、斉藤栄らを朝鮮に派遣した。佐田らは
その翌年、報告書『朝鮮国 交際始末 内探書』を提出したが、そのなかで松島、
竹島が朝鮮付属になったとして、こう記した。
竹島 松島 朝鮮附属ニ相成候始末
此儀ハ 松島ハ竹島ノ隣島ニシテ 松島ノ儀ニ付 是迄掲載セシ書留モ無之 竹
島ノ儀ニ付テハ元禄度後ハ暫クノ間 朝鮮ヨリ居留ノ為差遣シ置候処 当時ハ以
前ノ如ク無人ト相成 竹木又ハ竹ヨリ太キ葭ヲ産シ 人參等自然ニ生シ 其餘漁
産モ相應ニ有之趣相聞ヘ候事(16)】
つまり、明治政府は「竹島の領有権などない」と思っていたのである。
【 その一方で明治政府はこれらの島、鬱陵島とリアンクール島(竹島=独島)
を日本領として認識することは一九〇五年までほとんどなかった。それを物語
るかのように、明治政府が国家事業として制作した地図は一八九四年に民間か
ら『大日本管轄分地図』として発刊されたが、そこに両島は記載されなかった
(25)。これは、島嶼など水路の測量を担当した海軍がリアンクール島など
を日本領でなく朝鮮領として認識していたためであろう。】
それは、当時の明治政府が国家事業として作成した地図に「竹島が記載されていない」という事でも裏付けられている。
この時点で、この事実を半月城さんが「でっち上げた」のでもない限りは、竹島は日本固有の領土などという意見は成立しないと勝負が決している。
まあ、引用文を良く読んでもらうと「国際的にも、竹島は日本の固有の領土とは認められていない。」と言うことも分かるはずである。
日本に出来るのは「竹島の領有権を放棄する代わりに漁業権は認めてもらう」と言う事だけである。
それを「歴史分析的に勝てない喧嘩を売るようなことをして、漁業権すら失うようなマネをしている。」
「名を取るより実を取れ」という事も分からないらしい。