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(回答先: 人種問題にするべきではなく、「不正を憎む」のでなければならないと思っています。 投稿者 考察者K 日時 2008 年 7 月 19 日 10:19:56)
論破してどうこうという問題ではないのですが、一応、Kの意見を書いておきましょう。
先の紹介で「分かる人は理解できる」でしょうが、1870年には「それ以前に日本領であったとしても放棄された。」と見るのが妥当でしょうから、問題は、何時、どこの国に帰属が決まったのか?が問題になります。
http://www.han.org/a/half-moon/hm134.html#No.971
は、半月城さんの研究・分析からの意見です。
出来れば、全文を熟読して「贔屓無しに公平な目で考えるのなら」
回答は理解できるはずです。
>【 1946年1月、竹島=独島は連合軍の SCAPIN 677号指令により日本の支配から切り離
されて米軍政庁の管轄下に置かれました。しかし、韓国は1948年に独立するや、米軍政庁
から竹島=独島も正式に引き継ぎました。
引き継ぎにあたり、韓国は竹島=独島を憲法4条や関連法規で韓国領と定め、慶尚北
道の管轄下に置きました。これらの一連の措置に対して連合軍はもちろん、日本から何の
異議申し立てもなされませんでした。国際法上も道義上も何ら問題のない合法的な措置で
した。】
と言うことですから、「この時点では、韓国の領土」と見ることが妥当でしょう。
【その後の駐韓米軍が韓国政府へ竹島=独島使用願
いを提出したことからも確認されます。1951年6月20日、アメリカ第8軍のコルター将軍
は竹島=独島を爆撃訓練に使用したいとの許可願いを張勉首相へ提出し、公式に許可を得
ました(注2)。米軍政庁が竹島=独島を完全に韓国へ引き渡したことを示しています。】
少なくとも、この時点ではアメリカは「日本に使用願いを出さずに、韓国に出した。」のですから、アメリカは「竹島は韓国領」と認識していた以外の結論にはなりません。
その後、アメリカの政治的思惑で、シーボルトは日本領と「考えようとした」ようですが、この時点で「イギリスは韓国領」と考えていたようで、最終的な判断は「空白」となったりもしています。
現在の最大の問題は
【 講和条約に竹島=独島はなぜ記述されなかったのか長い間ナゾだったのですが、その
理由を明らかにした資料が最近みつかりました。それは駐日アメリカ大使館から国務省へ
出された1952年10月3日付の書簡ですが、こう述べました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
国務省はリアンコールト岩の歴史をすでに数回も検討したことがあるが、それをここ
で詳述する必要はない。その岩はアザラシの繁殖地であり、ある時期、朝鮮王朝の一部で
あった。その岩は、日本がその帝国を朝鮮に拡張した時、もちろん朝鮮の残りの領土とと
もに併合された。
しかしながら日本政府は、帝国支配の過程においてこの領域を日本の本土に編入し、
ある県の行政下においた。そのため、日本が平和条約の第二章で「済州島、巨文島及び欝
陵島を含む朝鮮に対するすべての権利、権原及び請求権」を放棄することに同意した時、
条約の起草者はこの岩を放棄すべき領域に含めなかった。
日本は、リアンコールト岩に対する日本の領有権は理由のあることとしている。それ
に韓国が異議を唱えているのは明白な根拠にもとづくものである(注7)。】
に全てが記されているが、簡単に言えば「竹島が欝陵島の一部と考えられるような岩山」にすぎない無人島であることが大きな要因であると考えられる。
竹島は「島とは言えない岩山」なので、日本の放棄条文に含まれなかっただけで、まあ、普通に考えるのなら【「済州島、巨文島及び欝陵島を含む朝鮮に対するすべての権利、権原及び請求権」を放棄】したと言う中に「欝陵島の属島」である竹島は含まれていると考えるのは妥当な線であろう。
歴史的にも1876年には
【竹島(現在の鬱陵島)に関する照会を受け
た島根県は「山陰一帯ノ西部ニ貫付(所属)スベキ哉」と回答したものの、同省が最終的
な判断を仰いだ太政官は、同島と外一島を「本邦関係無之」とし、日本領でないとの認識
を示した。】
で、竹島は外一島扱いである。
で、最終的には「歴史解釈など、意味はない」のだろうと思います。
戦後の混乱期で「竹島は、鬱陵島の一部」と解釈されたりして、訳が分からなくなってしまって、簡単に言えば「拾った物勝ち」の状況になったのでしょう。
それに気が付いて、唾を付けた者の勝ちと言うことです。
今は韓国が実効支配しているのが「事実であり、結果となるのでしょう。」
後で、気が付いて騒いだところで「後の祭り」と言う事です。
仕方がないので、低姿勢に徹して「漁業をさせてもらうのが吉」なのでしょう。