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(回答先: 訴訟より先にまず労働組合の結成が先決かと 投稿者 ダイナモ 日時 2008 年 2 月 21 日 13:19:43)
>ダイナモさん こんばんは
Kは「違う」と思いますので、意見を書かさせていただきます。
Kは思うのですが
「組合への依存体質」が、ある限りは「日本の労働者の本当の未来は来ない」とすら考えています。
特に「企業内組合」というのは不要ではないか?と考えています。
「企業内組合」では「組合の基盤となる親企業を傾かせるような主張はできない」と思われるからです。
これからの組合は「ブラック企業」が親企業だった場合には「組合員を他の企業に移籍させる」くらいの事が出来ないと「本当の交渉など出来はしない」と考えます。
これは、親企業に「存在基盤を依存している組合」の場合には無理です。
更に言うなら「個人の不利益は、その個人が自ら声を上げない限りは解決は困難」というのを基本に据え、その個人の「声を上げた事による不利益は、社会機構の中で保護し、企業のエゴによる個人の権利の侵害は、社会機構が許さない」というようにすべきだと思うのです。
すなわち、その企業に組合などなくても「労働者の声を上げやすい社会環境」こそが大切だろうと思うのです。
組合は「あらかじめ作る」のではなく、「声を上げた人への賛同者たちが組合的な支援集団を形成する」ということで「企業のエゴを打ち破っていく」というようなイメージです。
下手に組合など作ってしまうと「組合そのものが企業の存続優先の方向に走り、組合が個人の声を抹殺する」と言う事にもなりかねないでしょう。
組合の意義がなくなったとは言いませんが、組合は「(親)企業の存続」とは完全に独立した「基盤」を持つ必要性があると考えています。
基本的には、労働者の「存在」を基盤として、その労働者が「勤めている企業」には「全く依存関係を持っていない」と言う事ですが、組合も進化しないと、これから先は「労働者を救えない」のだろうと考えています。