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(回答先: 大切なのは「組合という組織を守る事」ではなく「ルールを守らせる事」なのです。 投稿者 考察者K 日時 2008 年 2 月 23 日 07:39:29)
Kさん、どうもです。 確かに国労が政治的意図を持って解体されたことが現在の労働運動の沈滞を招いています。しかし、既存の概念としての組合が終わったとは思いません。ただ現在では多くの労働者が自分を労働者とは自覚せず、従業員としてしか自覚していない現状が、雇用者側からの不当な権利はく奪下であってもそれを問題として認識できない状態にさせているのでしょう。 以下は派遣110番のサイトからの引用です。 >「組合というのはルールを守らせるための手段であり、方便なのです。」 そういう見方があることは了解します。 >多分、組合も「ネットを通じ、ネットで繋がり」 そのように持って行ければとても理想的だとは思います。各労働組合がネットを介して団結を強めると言う点でネットの活用は有用でしょう。ただしネットを使うとなるとその上では自由な発言は控えなければならなくなるでしょう。実名での発言や組織を特定した発言は対立者側に格好の攻撃材料を与えることになるからです。あるいは対抗手段のヒントを与えることになる恐れがあります。 Kさんは、最終的には労働組合を必要とすることなく、「雇用者側に社会のルールを守らせる」という社会の実現を目指しているのだと思いますが、その実現はかなり困難だろうと思います。Kさんの考えの根底には労働組合はできればなくしたい、組織は悪、という固定観念があるのではないでしょうか。私の勘違いであればすみません。 「最終的には社会のルールを守らせる」ために労働組合と言う手段は必要であり続けるだろうと思います。 |