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(回答先: Kさん自身も「衣食住」が保障されること自体には、賛成のはずだが? 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2008 年 1 月 17 日 21:29:07)
>最大多数の最大幸福さん どうもです。
Kも「生活難民の救済は求めています。」
しかし、それは「社会に参加しようとしている人」に対してです。
地方の行事に「お祭り」というのがあります。(地方でなくてもあるでしょう。)
お祭りの主催者は「1人でも多くの人が集まってくれる」ために「無料で、焼きそば、焼き鳥なども配ったりします。」
お祭りは賑わってナンボという行事ですから、赤字覚悟(寄付ですが)でも、人を集める工夫をします。
「来た人は、焼きそば、焼き鳥を食べられます。」
しかし、来てくれなかった人に「同じ町民だからといって届ける」のなら、来てくれる人は減り、お祭りは衰退してしまいます。
「万人は1人のために、1人は万人のために」というのが基本です。
共同生活の場という「社会」においては、所属する人が「自分の出来る範囲で社会を良くするように努力する」という姿勢が必要になります。
で、ベーシックインカムでは「憑き物」が賛成派と反対派の双方に考えられます。
「働かざる者食うべからず」という呪文に掛かっているのが反対派
「衣食足りて礼節を知る」という呪文に掛かっているのが賛成派でしょう。
故事は故事であり、全ての人に適用されるわけではありません。
で、Kは基本的に不労所得は減らすべきと考えています。
ですから、不労でも「恒常的に収入がある。」のはおかしいと思います。
もちろん、緊急的措置とか一時的補助は「この限りではありません」
ここらで、ベーシックインカムを「論破」しておきましょう。
100時間の仕事が「共生社会」にあったとします。
時給1000円で5人の住民がいたとします。
Aは40時間働いて40000円の収入
Bは30時間働いて30000円の収入
Cは20時間働いて20000円の収入
Dは10時間で10000円
Eは働かないで寝てました。
ここに50%のベーシックインカムを適用して
再配分すると10000円ずつ配られます。
Aは40時間も苦労したのに30000円
Bは30時間で25000円
Cは20時間で変わらず20000円
Dは10時間で15000円
Eは何もしなかったのに10000円もらえます。
で、労働時間から判断して、誰が一番「うらやましい」でしょう?
Eはゼロなので割り算の分母にはなりませんので
DとAで対比をしてみるとAはDの4倍の労働をしながら報酬は2倍です。
これでは誰も、一生懸命働こうとは思わなくなりますよね。
単純に金額だけで考えれば「金持ちは、貧乏人に分けてやれ」とも考えがちですが
労働対価の賃金として考えた場合。多く働いたのに「報われない」と言う事になります。
で、それでもAが「お人好しな善人」だったら、協力してくれるかもしれません。
でもKは
「お人好しな善人がバカを見る社会(=正直者がバカを見る社会)」には反対です。