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(回答先: Kが「衣食住」の保障を求めるのは、社会参加している人に対してです。 投稿者 考察者K 日時 2008 年 1 月 17 日 22:39:04)
>ここらで、ベーシックインカムを「論破」しておきましょう。
たけ(tk)のイメージでは次のようになります。
100時間の仕事が「共生社会」にあったとします。
時給1000円で5人の住民がいたとします。
Aが生産性の高い生産・運搬設備を所有していました。
AはBを雇用して、月25日*4時間を労働させることによって、5人分すべての生活手段の生産・運搬が可能になりました。
AはBに時給1000円*100時間=10万円の給料を支払いました。
自分の利潤を確保するために、一人分の生活手段を5万円で売ることにし、BCDEから5万円*5=20万円の売り上げを得ることを目論見ました。
Aは働かないで10万円の収入
Bは100時間働いて10万円の収入
Cは働かないで0円の収入
Dは働かないで0円の収入
Eは働かないで0円の収入。
あらあら、CDEはお金が無いので生活手段を得ることができなくなりました。というか、Aの目論見ははずれて、作った商品を買ってくれるのはB一人になってしまいました。
このままでは、CDEが餓死してAが作った商品の買い手がいなくなってしまいます。
そこで、ベーシック・インカムを導入してみます。
ベーシック・インカムで一人2万円*5=10万円の財源に必要なのは、総売上20万円の50%なので、
ここに50%のベーシックインカムを適用して
再配分すると20000円ずつ配られます。
Aは働かないで7万円
Bは100時間で7万円
Cは0時間で20000円
Dは0時間で20000円
Eは0時間で20000円もらえます。
これで、Aは作った商品のうち、CDEにそれぞれ2万円分を売って、餓死しない程度の貧乏暮らしをさせ、残りはABが消費して優雅に暮らせるようになりました。
めでたしめでたし。