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バルセロナより愛をこめてさん、出典写真の一枚は虚像ですよ。虚像を根拠にした事実の論説とは?
http://www.asyura2.com/07/war97/msg/699.html
投稿者 竹中半兵衛 日時 2007 年 11 月 03 日 14:46:33: 0iYhrg5rK5QpI
 

お疲れさまです。

貴殿のご投稿について、少し質問させてください。

http://www.asyura2.com/07/war97/msg/652.html

この中で、紹介されている写真の、撮影時間について説明がありません。是非ご説明願います。WTC7は、火災発生(時間は今は特定されていませんが)から約7時間ほど経過の後倒壊したわけですが、倒壊にいたるメカニズムについて、時間的な経過について知りたいために、ご紹介されちる写真について、撮影時間にについてご存知のことと思います。タケシ「911の疑惑」の番組ではこのことは言及されていません。ビルへの日当たりや付近の様子なども判定材料になるでしょうが、公式の撮影時間の記録もあるものと思います。

方角については写真の中で説明されているものもありわかるわけですが、そうでないものは、自分で他の資料を参考に調べたものあります。私が見当をつけたもので、正しいでしょうか?順次見てゆきます。

(1)
http://killtown.911review.org/images/wtc-gallery/fema403-5/5-17_wtc7-smoke.jpg

これは、何時に撮影されたものでしょうか。撮影場所はわかるのですが、時間がわかりません。出ている煙についても説明をお願いいたします。

(2)http://homepage.mac.com/ehara_gen1/jealous_gay/images/wtc7_fires1.jpg

この写真は、WTC7の北面が燃えているものではありません。手前のビルが燃えているのが、映っているだけですね。なぜなら、WTC7で大したものではないはずの、窓から炎をあげている写真ならば、炎の先にくっついているはずの煙が見えません。

東面の火災を映した写真

http://homepage.mac.com/ehara_gen1/jealous_gay/images/wtc7_fires2.jpg

では、赤く燃え上がる「炎」とともに、炎の先に黒い煙がくっついてたなびいています。ところが、この写真(北面の正面)では炎の先に煙が見えない。それよりも、手前側のビルの上方がなにやらうっすらと、煙っているように見えます。

つまり、WTC7の北面に火災が発生しているように見えるのは、煙が出ていないのに、窓の位置が、それはWTC7の反対の位置にあるビルが火災にあっていて、それがWTC7の窓の位置にちょうど(偶然の不思議です)反映しているものではないでしょうか。バルセロナより愛をこめてさんが紹介してくださったこの写真は、文脈から見てWTC7の火災が大したものではないことを知らせるために紹介されたものだと思います。しかし、この写真はどう見てもWTC7の北面を映した写真であって、撮影位置は手前のビル後ろ側から撮影したものです。すると、WTC7の北面には火災そのものがなかった、ということになります。WTC7の東面の火災の写真
http://homepage.mac.com/ehara_gen1/jealous_gay/images/wtc7_fires2.jpg
から、その右端の部分をいくらたどっても、北面からの煙の左手側への延長らしいものは確認できません。写真でいうと、東面から手前になぞってきて直角に右側に広がる面が北面ですね。

(3)
http://killtown.911review.org/images/wtc-gallery/fema403-5/5-20_wtc7-north.jpg
こちらの写真hが(2)の遠景写真ですね。(1)で示された火災の映っているはずの写真が、遠景写真ではなぜ写っていないのか?時間の経過で、鎮火したのか?そんなはずはありません。消防活動はWTC1,2の救助活動にまわされて、WTC7の消火活動は放棄されていたはずです。

 しかし、カメラの位置関係でいえば、北から南を見ていて、日光は斜め右(あるいは右)から当たっていて逆光のように見えます。そのことから、右手は西にあたる、つまり午後だということです。そのことは、WTC7から出ていると思われる屋上付近にかかった煙への日光のあたりかたや、WTC7の左下に見える低いビルにあたる日光からも判断できます。つまり、このビルは午後になってもあれだけ大量の煙を噴出していることはわかります。それが、東面(画面左手)からあがっている炎が、より強まっていたのかどうか、および南東方面から独自に煙を出しているのかの判断の基準とはなりませんが、かなりの火災があった証拠となりますね。

 このことを裏付けるのは、上記(1)ではないでしょうか。すると(1)も撮影時間が推定できます。(1)では南西面も損傷箇所が見えるのと同時に南東の煙が激しく発生しています。午後の何時頃か、(1)と(3)には特に裏表の関係がるようで、関心があります。そのことは、燃えるにまかせて放置しておいて、最後に制御解体をなぜやらねばならなかったのか、調べる上では重要だと思います。

ここでは、貴殿は、(1)の写真が火災の虚像であったことを、あたかもWTC7に実在する火災だと、証拠として紹介・提示されたのではないでしょうか?それは検証不足だと思います。私は北面から炎があがっているというのは、初耳だったので、あれこれ検証してみた次第です。貴殿の紹介したものは、WTCの火災が小規模であったことを伝えるために用いたものと、文脈上では判断していますが、これは火災がなかった証拠で、その証拠に手前のビルの火災が鏡のような壁面に反映しているだけだ、という文脈だったとは到底思えません。

従って、
http://www.wtc7.net/b7fires.html

において、WTC7の「東面の11階の炎」の撮影されたのは「午後」である、そして「北面の炎はわずかに認めることができる」という、この二つの事柄はまったくの、真っ赤な嘘です。東面の炎は、WTC2崩壊直後にはすでに燃え上がっていることを示しますし、北面の炎は虚像(反対側のビルの火災が映ったもの)であるからです。

従って、貴殿はでたらめにもとづいて写真まで提供されたということになります。
その上で論を展開しているのなら、これは貴殿の主張や、「9.11疑惑」番組の信用問題にかかわりますね。「講釈師見てきたような嘘をいい」。

こういうデタラメが、「疑惑」という番組を作り上げていたのかと思うと、背筋が寒くなります。

 なお、http://www11.ocn.ne.jp/~nbbk/911/7wtcfireev.html
をご参照ください。

タケシの「9.11の疑惑」のWTC7の崩壊の場面はWTC7の崩壊の速度だけが強調される番組ですので、このような、崩壊にいたるメカニズムを検証する上では欠かすことのできない資料や事実が、誤認で打ち立てられたものならば、それは虚構ではありえても、事実を伝えるものではないものと思います。

特に貴殿が紹介された写真はナマのまま、撮影日時の説明がなければ、「これが大した火災ではない証拠だ、あとは自分で判断しろ」という乱暴で無責任なものになります。

 論説や学説というものは、証拠資料や出典および解釈が一箇所でも誤りがあれば、それにもとづく推論や結論はまるっきり価値がなくなります。学者も学者生命を失います。

(4)http://homepage.mac.com/ehara_gen1/jealous_gay/images/wtc7_fires2.jpg
については、私が
http://www.asyura2.com/07/war97/msg/663.html
において撮影時間を推察してみました。間違いはありませんでしょうか?
この投稿でも書きましたが、余り言いたくありませんが、貴殿は八代弁護士の言を実際にあったものとして、番組を確認せずに論考されています。私は番組をもとにさまざまな考察をしています。立場の違いはあるかも知れませんが、出典については資料の確実さが問われますので、写真の日時を特定願います。

 さらに、次の写真を発見しました。そのことによって、(4)の写真が、まだWTC2が崩壊した直後の写真であることを物語る証拠です。
http://killtown.911review.org/images/wtc-gallery/fema403-5/5-13_wtc7-side.jpg

これを写真(5)とします。これは、
http://killtown.911review.org/wtc-gallery.html#Rescue_Worker
に収録されている写真です。

ここで、写真(4)と(5)を見比べてみます。

(5)は(4)より少し左のの方向からWTC1、2の方向へ向いた写真です。そして、(5)の中で、歩道橋に赤い矢印が付されている箇所を見てみます。この歩道橋の上のほうみ目を向けてゆくと、写真画像の上の端付近には、なんと、WTC1が見えています。写真(5)自体は、画像下の三分の一は別の写真をくっつけていますが、これはおそらく、下三分の一ほどのもとの画像を上三分の二で拡大して示したものでしょう。このことを前提に、WTC 2が崩壊してからWTC1が崩壊するまでのあいだの情景であることがわかります。そして、画面右側の「7」の字は、ビルがWTC7であることもわかります。
 そして。写真(4)と(5)をもう一度見比べると、(5)では瓦礫が(4)よりも余計に、地面に飛散していて、堆積していることがわかります。ならば、(4)と(5)の時間は同一かというと、そうではありません。それぞれの写真の中にみえる、手前の車が瓦礫をかぶっている状態についてみてください。そうすると、(5)のほうが、車の後部のガラスに積もっていることがわかります。つまり、(4)のほうが、(5)よりも前の時間に撮影されたものであることがわかります。すると、(4)の上部に見える、WTC7東面の炎は、WTC2の崩壊した9時59分直後に近い時間に撮影されたものであることがわかります。このことから、大したものではないはずのWTC7の炎は、午前9時59分以前から燃え上がっていたことが確実に読み取れます。

 したがって、WTC7が出火したのは、距離的に遠いWTC2よりも、WTC1へのジェット機の突入を原因として、類焼したことがわかります。つまり、WTC1が崩壊するときにWTC7に火災を伴う損害を与えたのではないということです。
そしてWTC7は夕方の5時20分まで燃え続けたわけです。
このことが、まず第一に捉えられるべき「事実」です。

以上のことが確認できますが、貴殿はいかに考えますか?


参考サイト
http://www11.ocn.ne.jp/~nbbk/911/wtc7fire.html

貴殿の言葉「論争ではやはり事実に基づく検証が必要で、人の言葉と理屈では、正しいことは分かりませんよ。申し訳ないが、やはり、事実の探求を第一にしてもらえませんか。WTCの崩壊では、物証に準じるほどの価値を持つ映像資料がたくさんあるのですから。」

虚像にもとづいて「事実」を主張することは、いかがなものか?

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