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(回答先: 郵政民営化については、特に、反対ではありません 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2007 年 9 月 23 日 16:50:20)
>最大多数の最大幸福さん どうもです。
実は、最大多数の最大幸福さんの意見、正解の内の一つだろうなと思っています。
>【郵便物の配達で言えば、集配局と郵便ポスト。現金の取り扱い業務で言えば、ATM。この2つのサービスが維持されていれば、わたしは、それでいいと考える。】
このような意見が多数となって、多数決で決定されるのなら、それはそれで一つの選択です。若干、誤解というか知識不足もあるようですが、そこは本質的な問題ではないでしょう。
ただ、ついでなので触れておきますと「簡易郵便局は採算のために閉鎖」ではなく「受託者がいないから閉鎖」という流れです。
ですから
【「採算が取れない」=「利用が少ない」ということだから、暇なわけだ。】
というのは、そのような場所もあるでしょうが、「仕事ができない(覚えられない)」ので閉鎖という方が多いようです。
あと、簡易郵便局にはほとんどATMは設置されていないと思われます。
例として示すと
北海道の帯広市には5ヶ所に簡易郵便局がありますが、どこにもATMのご案内はありません。
http://www2.wagamachi-guide.com/japanpost/search/list.asp?fkncode=01&ctycode=01207&pn=%8A%C8%88%D5%97X%95%D6%8B%C7&cd1=&cd2=&hn=&sv=&mode=1
ちなみに簡易郵便局は「受託するだけで年間300万円程度の収入が保証されて、あとは実績によって受託料に上乗せされる出来高払い」と聞いています。
確か、ATMの保守管理維持費が350万円程度ですから、相当の利用が無い場合には併設はしないのだろうと思っています。
「他人依存の人を教育する必要がある。(=自己責任原則の徹底が必要)」というのが最大多数の最大幸福さんの考え方のようですが、多分、否応なく「その方向に進まざるを得ない」のだろうとは思いますが、これは正しい方向か?というと微妙な部分もあるだろうと思っています。
最大多数の最大幸福さんも「都会」に依存しているのでしょうし、周りの人に依存しているのだろうと思っています。
多分ですが、最大多数の最大幸福さんが「免停になった上」に「ド田舎に暮らさざるを得ない状況になったなら」今の【わたしは、それでいいと考える。】という考えは変わるのだろうと思います。
その上で【ATMを使いこなせない老人】は見捨てても良いと主張されるのならある意味では立派です。
Kは「郵政民営化論者」が「地方切り捨て」を訴え、「弱者切り捨て」を訴え、「国への依存を悪とする主張を行い、自己責任の徹底を堂々と主張した上での民営化賛成論を唱える」のなら、その上で選択を行うのは「国民・庶民の選挙で良い」のだろうと思います。
しかし、デメリットを隠して「国民に選択を迫る」のは間違いだろうと思っています。
また、この選択は「自分が住んでいるのが都会なので困らない」とか「今の自分は、新しい機械操作も覚えられるので困らない」というような「固定的な視点からだけで判断する」のも問題なのだろうと思っています。
「明日は我が身」「人は一人では生きられない」・・・
「他人を見捨てる人は、他人から見捨てられても文句も言えない」と言うことは考えられた方が良いのだろうと思います。