★阿修羅♪ > 雑談専用22 > 786.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
球音が聞かれる季節となって、何となく楽しい気分の今日この頃じゃが、ワシも若い頃はスポーツに明け暮れておった時期があって、やっぱり野球は好きだわのう。
椎間板ヘルニアがなかったら、ワシだってプロまで行けたかも知れんと時々夢を追うこともあるが、同じように想う人も世の中にはたくさんおるじゃろ。
体力、運動能力なども天からの授かりもので、「徳分」のうちじゃが、プロで切磋琢磨する人、オリンピックの晴れの舞台で競技するような人は、文字どうり「選手」であり、選ばれた人たちじゃわな。
その常人の域を超えたレベルで競い合う人々は、本当にわずかな能力差で争っておって、その世界で勝ち続ける人は、むしろ超人としても良いと思うわのう。
しかし、勝ち負けは生じ、選手寿命の短命長命もあるでな、その分かれ目にワシは「徳」の差を見ておるわけじゃわ。
まず、反射神経、運動神経、柔軟性などは、頭や神経、体内(筋肉、内臓器官、細胞)に毒素が滞留、あるいは固結しておったのでは、常人を超える能力は発揮できん。
ワシの幼い頃からの運動神経や椎間板ヘルニアによる様々な症状、そして最近起きたメニエル病らしき症状から推測すると、とくに念毒(罪穢れなど因縁による毒素)は、神経などにべっとりとからみついて、運動神経などに悪影響を与え、さまざまな病気や怪我の原因ともなっておるぞ。
悪因縁など無く、霊界が清まっておれば、当然霊界には罪穢れは少ない。霊界の罪穢れは現世へ物質化し毒となって降りてくるんじゃが、その毒の元が少ないということは、現世の人の体内に毒素が少ないとする意味と同じなんじゃて。そして、毒の少ない体は、運動神経、反射神経だけじゃなく、柔軟な体となり、疲労回復も早くなって故障しづらい体となるわのう。
国民的支持の高いスポーツ選手といえば、現代ではイチロー、松井秀喜、高橋尚子らが上げられるが、おそらくいずれも先祖、親たちの中に人のために尽くし、人々から大きな感謝をいただいた人々がおられると思う。そうした感謝は霊界で徳となって残り、徳は霊界を清める。霊界が清まれば霊主体従の法則(http://www.k2.dion.ne.jp/~well0369/newpage11.html)
により、現世の人が幸せとなるわけじゃて。その時、抽象的な幸せだけじゃなくて、体や脳に毒素が少なく生まれておるので、多方面で活躍できる素地があり、また性質も謙虚、温厚で前向きとなるため、成功しやすい人間ができるわけじゃて。
想像するにイチロー、松井秀樹、高橋尚子らよりも高い運動能力を持った人は、たくさん生まれていると思うが、謙虚で前向きな心や毒素が少ない体、疲労しにくい体など「徳」の差による部分が、最終的に大きな差となって現れたように想うんじゃわのう。
そして、彼らは先祖や親の「徳」を頂いて世界に雄飛したわけだが、それは「徳」を使ったことにもなり、霊界の「徳」の量が減ったことになるんじゃて。この減った「徳」の積み戻し方がまた難しいが、その秘訣は、「徳は徳で返す」であり、謙虚になって先祖、親に孝を尽くし、多くのファンや国民に対して感謝を持ち、感謝の心を精神的、物質的、金銭的など具体的に表わしてお返しすることじゃわな。
その点、イチローは野球少年の夢を育む「イチロー杯」を主催するなど、精神的、物質的に多くのものを人や野球界へ返しとるわな。こうした姿勢は結局自分に帰ってくることにもなるわさ。彼は身体能力が衰えるまで活躍が続くじゃろうて。
ワシも来世はこうした人になりたいもんじゃと思っておるが、遠い遠い夢じゃわ。
松井はどうじゃろか。あんまり聞かんわな。おばあちゃんが宗教活動の中で、大勢の人を救ったような話は聞いたことがあるが、その次の代の親が自分の宗教団体に銭を回しすぎとるのかのう。それではアカンわな。ヤンキースのユニホームを着るようになってから、衛星放送で松井の活躍を楽しみにしとるんじゃが、順々に沈んで行き、あんまり期待できんかもしれんわのう。あの骨折が沈み行く現象か、それとも左腕のかぶせが旨くいくようになってかえってホームランが量産できることにつながるのか。徳と言う視点からも興味深いんじゃて。
そこでキューちゃんじゃが、数年前足首辺りを痛めた時があり、その後じゃと思うが彼女がブランドものに包まれて嬉そうにしている姿を見て、「終わった」と思ったのう。「徳」の授かり物を自分一人占めにしてはあかんのじゃて。
だから当時、彼女に心と体のケアを伝えたいと手紙を書きかけたんじゃが、仕事が忙しくてできんかったわ。今は人相も悪くなってたいへんじゃが、要するに徳が尽きたんじゃて。
足首の一点に出来た凝りは血行を悪くし、しだいに上へと拡がって行く。そして疲労回復が遅くなりやがて循環器機能を阻害し、呼吸器にも悪影響を与える。ここまでくると自力では回復不能じゃわな。足首の一点を治すには浄霊と徳積みしかできんと思うがのう。
しかし、もう一度オリンピックでの走りが見たいわのう。年齢的にはまだチャンスがあるはずじゃし、3ヶ月あれば足の故障を完治させ、呼吸器、循環器の機能回復にワシは自信がある。心についても彼女なら分かってもらえる気がする。徳を積みなおしするんじゃて。
史上最高のスポーツマンと言えば長島茂雄だと思うが、彼もそのいい例じゃわな。あれほどの徳を持った男が半身麻痺になるなんぞは信じられんかったのう。結局徳を使い切って、それを補填する徳積みができなかったのじゃろう。
こうした意味で、松坂はどうなんじゃろう。彼についての情報は何もないが、常人程度の徳積みであれば、極めてレベルの高い大リーグでは寿命は短いと思うぞ。
日本では古来より、「高徳を仰ぐ」「不徳により悪い結果となった」など、「徳」と言う抽象的表現をもって一つの価値観を明示しておった。
かつては郷土の偉人、賢人として高徳者を選び、「金」「権力」を持つ者を低く見る認識があったように思う。金や権力をどれだけ得たとしても、霊界には持って行けんし、徳がなけれ一時の栄華はあっても、結局、砂上の楼閣であり、穴の開いた桶に水を溜めるようなもんじゃろう。
徳こそがこの世の最強の武器であり、自分の子や子孫を立派にしたければ、見栄や金、地位にシフトせず、徳を積んでおくことじゃて、さすれば「棚に牡丹餅を置いてやる」ことにもつながるじゃろうて。
そして、イシヤにもはやく己の愚かさに気付いてほしいもんじゃがのう。