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Kさん、こんにちわ。
>正しい主張であっても「詭弁」は許されません。
>http://www.asyura2.com/0610/idletalk21/msg/921.html
>投稿者 考察者K 日時 2006 年 12 月 31 日 15:48:48: JjkI8nWTpj0po
上記、書き込みの続きです。
まず、財政赤字は、急激に返済しなければならないものなのでしょうか?
確かに、累積1000兆円程度の財政赤字は、異常と言えば異常ですが、
すぐに、かつ、急激に減らしていく必要はないし、また、そうしようと思っても
実現できるものでもないでしょう。
わたしは、森永氏も言っているとおり、金利が2%として、名目GDP成長率が
2%以上であれば、除々にではあるが、財政赤字は減っていくものだと思っている。
これは詭弁だろうか?
個人であれば、寿命があるので、35年程度で全額返済するプランは必須だが、
国家は、長期間存続していくものなのだから、利子が利子を呼ぶ雪だるま式のような
状態にならない限りは、まったく問題ないと思いますよ。
>「1000兆円の財政債務が解消しなければ、利払い分の税金が国民に還元されない」
>のですから、ここは解消させるべきでしょう。
>ここは「国家破産する、しない」ではなく、本来、国民の納めた税金は「適性に還元されるべき」
>なのですから、財政債務は少ないに越した事はないわけです。
利払い分の税金が国民に還元されないという視点は、おっしゃる通り、重要ですね。
そこは、やはり、国債の利払いで、最も恩恵を受ける層への増税で対応すべきでしょうね。
つまり、Kさんがターゲットとしているような「使い切れない貯金」を溜め続けるような
人たちには、もっとご負担願うようにしないといけません。
土地には固定資産税があるのだから、一定額以上の金融資産には「富裕税」などが
あってもいいかもしれませんね。
二億円の国債を持っている人は、年利2%として、400万円(税引き後320万円)もの
不労所得を得るわけです。寝ているだけで、ワーキングプアの年収を超えるわけだ。
(ちなみに、わたしの年収も超えている)(大泣き)
こういうところから、もっと、税金を取るべきだと思う。
それでも、万が一、将来的に財政が立ち行かなくなった場合には、Kさんが主張されるように
>「決断をさせる暇を与えずに一気に財政債務の解消をするか?(資産凍結)」
>「相続時に人生の剰余金清算を考えるか」
このような策もアリと思います。
むしろ、アルゼンチンの時のように、大金持ちの資産を逃がしてはならぬので、
徹底的に差し押さえるべきである。