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(回答先: 偽の友をあばけさん、『邪馬臺国抹殺の謎』読みました 投稿者 秋元健一 日時 2006 年 8 月 18 日 05:39:55)
「邪馬台国抹殺の謎」も偽史シンジケートの個人名を写真入で晒すところまでは
いいのですが、その後が「東洋的な」欠陥がありますよね。
「敵の敵は味方」とか「遠交近攻政策」といったたぐいの。
著者の佐治さんが方便として使っていればいいのですが、
「唯物史観」なる沢山の信者を擁する新興カルト宗教と同じなら良くないですよね。
実は「唯物史観」も科学的な検証は経ていません。ヘーゲル真理教といったところで
しょうか。たとえば当時からマジメな調査記録があるのに「アメリカ先住民は
野蛮人、学ぶものは何もないから逝ってヨシ」の一言で片付けていますからね。
スウェーデンボルグ先生やヘレンケラー先生の例以外にも、歴史の専門家が
先住民の素晴らしい経営哲学を調査していますから。たとえば藤原書店
「アメリカ先住民の贈り物」なる内容と似た書物は16世紀当時からあるそうです。
これでは、去年の9・11選挙で「候補者たちの話の内容はさっぱり理解できないから
小泉純一郎と書いて入れた」という私の知人たちと、「唯物史観」の信者たちの
オツムと感受性の程度は同じと酷評されても仕方がないですよね・・・・・・