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AMLは911で『超科学・オカルト信奉者』にリードされてブッシュ弁護に狂奔!?
http://www.asyura2.com/0510/bd42/msg/1038.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 2 月 17 日 20:51:43: SO0fHq1bYvRzo
 

AMLは911で『超科学・オカルト信奉者』にリードされてブッシュ弁護に狂奔!?


【この投稿に書かれてある内容は、AMLサイトで911に関してリーダー的な発言をしている者たちについてのことであり、AMLを利用する人達全員のことではありません。】


先日、阿修羅空耳板にkotetuさんから次のようなご投稿がありました。

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http://asyura2.com/0510/bd42/msg/992.html
「911 ボーイングを捜せ」上映会での、きくちゆみさんの講演録
http://asyura2.com/0510/bd42/msg/993.html
Re: 「911 ボーイングを捜せ」上映会での、きくちゆみさんの講演録>に対する批判>WTCビル崩壊に関する部分抜粋
http://asyura2.com/0510/bd42/msg/994.html
Re: 「911 ボーイングを捜せ」上映会での、きくちゆみさんの講演録>に対する批判>WTCビル崩壊に関する部分抜粋
http://asyura2.com/0510/bd42/msg/998.html
Re: 素人がバレバレ
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以上のkotetuさんのご投稿に私の方からも次のような若干のレスをつけておきました。

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http://asyura2.com/0510/bd42/msg/1001.html
Kotetuさんに同意:全くAMLってのは「超科学研究クラブ」だね。トホホ!(大笑)
http://asyura2.com/0510/bd42/msg/1004.html
『ツーバイフォーでWTCが建つ!』シルバースタインも真っ青?!(藁藁)
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●ご存知の通り、以前に私は次の文章を公表しました。

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http://asyura2.com/0510/bd42/msg/739.html
「ボーイングを探せ」の反証サイト『ボーイングの行方』に見る詐欺・ペテンの手口
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ここで私がボロクソに叩いた《ボーイングの行方》は、そのときにはうっかりして全く気が付かなかったのですが、ずっと後になってAMLだったと知りました。当初私は、こんなデタラメな発言を恥知らずにも公表しているのだから、きっとこれは、デタラメと解ってなおかつ真相解明を妨害する「確信犯」、公安関係の筋が絡んでCIAか統一教会あたりから資金提供を受けるネットウヨ専門のサイトだ、と感じたのです。まさかこれが「反戦」とか「平和」とかを唱えるグループとは思いませんでした。参った、参った。

その後このサイトには

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http://www11.ocn.ne.jp/~nbbk/911/english.html
英語中毒
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という記事が掲載され、上の私の阿修羅投稿についても書かれています。この《英語中毒》に関しては次の投稿で触れておきました。

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http://asyura2.com/0510/bd42/msg/797.html
「ボーイング」反証サイト:「ネオコンお雇」は褒めすぎた(大爆)。取り下げます。
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確かに、以前の投稿《「ボーイングを探せ」の反証サイト『ボーイングの行方』に見る詐欺・ペテンの手口》で、私は一点だけ間違いをしでかしました。この《ボーイングの行方》を作っている人物を「ネオコンお雇」と言ってしまったことです。これは明らかな誤りでした。いくらネオコンに資金が豊富でもこんな馬鹿に給料は払わない(笑)。大変失礼いたしました。

この《英語中毒》の著者である「某氏」は、私が指摘した内容に関しては一言たりとも言及できずに、ただ私のことを「マヌケさん」と言っているだけです。私は別に自分のことを賢いとは思っていませんし、阿修羅投稿でもしょっちゅうアホな失敗ばかりしていますから「マヌケさん」でいいのですが、この「某氏」はここでも言論詐欺師の手口を遺憾なく発揮してくれています。

言論詐欺の定石で『論点のすり替え』というヤツです。参考までに実例をお目にかけましょう。

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【引用開始】

このマヌケさんもビデオは見ていないと自白していますから、話の筋が何もわからず書いているのでしょう。こちらは目の前にあるビデオやDVDについて批判しているのですから、実物を見もせず論ずるとは良い度胸でマヌケです。

【引用終り】
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先ほどの投稿で私は《ボーングを探せ》というビデオの内容に関しては一言たりとも発言しておらず、次の資料に書かれていた「きくちゆみ」氏の文章と「某氏」の文章の内容についてのみ、発言しているわけです。

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http://www11.ocn.ne.jp/~nbbk/911/melmaga.html
(資料解説) ● きくちゆみの地球平和ニュース ● 第10号
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ところが「某氏」は指摘された自分のデタラメ発言には一切触れずに「実物を見もせずに論ずるとは」とくる。このように、自分が返答できない点から逃げて話を次々とすり替えるのが言論詐欺の定石です。この「某氏」にとっては、どうやら『ビデオを見て「話の筋」を知っているから自分の文章誤読解と科学的無知は正当化される』ということになるようです(笑)。

もしこの「某氏」が今回の投稿を読んだら、どうせ、またまた違う筋の論点を持ってきて「例のマヌケさんがまたこんなことを言っています」とか何とか書くんだろうな(笑)。まあ楽しみにしておこう。


●ところでつい先日、先ほどの「きくちゆみ資料解説(怪説?)」から「INDEX」に進んでみたところ、

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http://www11.ocn.ne.jp/~nbbk/911/index2.html
分解 『911 ボーイングを捜せ』
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に着きました。そこでこんな項目を見つけました。

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http://www11.ocn.ne.jp/~nbbk/911/aml2.html
AML をご覧の方へ
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記事の日付は1月3日。私が先ほどの「資料怪説」を叩きのめした時よりも少し前のことです。私はここで初めてこのサイトがAMLであったことを知ったわけです。


●この『AMLをご覧の方へ』にも、「某氏」筆と思える実に愉快な文章が恥ずかしげもなく並んでいました。その一部をここに取り上げてみましょう。

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【引用開始】

タワーは767衝突の衝撃に耐えた

furudateさんは、一言で言えば、WTCはもろく、ペンタゴンは頑丈だったとされています。私もこの点に同意します。「WTCは脆い」という認識が第一だと思います。この点は、最近出た、『9.11 生死を分けた102分』(文藝春秋、2005年9月)にも書かれています。

水平力に耐えたからこそ垂直崩壊をした

非常に単純明快な話を書きます。

767の衝突時の水平方向の力についてはタワーは耐えたと思います。やや言い方が変ですが、タワーの質量は、767に比べて非常に大きいこと、図体の割合に、壁面の強度などは脆弱なことから、壁面、床、コアの一部を破壊し、機体も破壊されたことでエネルギーはかなり使われたと思います。よって根元への負荷はそれほど強くなかったのではと思います。したがってビルは衝突時に倒れることはなかった。水平方向の力が吸収された以上は、残る力はビルの質量に加わる重力加速度だけですから、崩壊する方向としては、垂直方向しか残されていないわけです。ただし破壊箇所が必ずしもシンメトリーではないので、南タワーの場合は、最初の座屈が不均等に生じたため、西北にやや傾きましたが、全体としては真下に向かって崩れていったのでしょう。

垂直崩壊の第一の原因は、飛行機の衝突による水平方向の衝撃に耐えたことです。制御解体とは関係ありません。

爆破がなかったからこそ垂直に崩壊した

【引用終り】

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▼『よって根元への負荷はそれほど強くなかったのではと思います。したがってビルは衝突時に倒れることはなかった。』

何をヌケヌケと!当たり前だろう! そもそもWTCタワーは民間の大型航空機が突っ込んでも大丈夫なように、初めからそのように計算されて作られていたのだ。

この「某氏」、精一杯の空想を働かせてはいるようですが、構造力学を勉強した人に一言の相談もしていないことは一目瞭然です。ただ笑うしかありません。

▼『水平力に耐えたからこそ垂直崩壊をした』
▼『水平方向の力が吸収された以上は、残る力はビルの質量に加わる重力加速度だけですから、崩壊する方向としては、垂直方向しか残されていないわけです。』

何せこの人、「きくちゆみ」への「資料怪説」でも、『鋼鉄が真夏の太陽の熱で柔らかくなったり冬の寒さでもろくなったりする』というオカルト話を読者に押し付けながら(ひょっとして自分でも本気でそう思っていたのかな?)、鋼材の熱膨張とパンケーキを強引に結び付けようとする、科学をまるで抒情詩のように語る特異な能力の持ち主です(笑)。

垂直方向に柱を立てて作っている細長い建築物が、垂直方向の力と水平方向の力と、どちらに対して強いのでしょうか。明らかですね。もし「水平力に耐えた」のなら、垂直方向にはもっとしっかりと耐えるのではないかな?(WTCタワーは自らの重量の数倍の力に耐える設計だったはずです。耐えることが出来なかったとすれば、コアの支柱群が破壊された以外の理由はありません。)

『崩壊する方向としては、垂直方向しか残されていない』うむ、確かにWTCが横に倒れたら吉本新喜劇だ。これは後でまた触れますが、あのMITの門外漢イーガー大先生の珍論を批判精神ゼロ状態でコピーしたのが丸わかりです。方向は確かに下しかない。方向は、ね。『だから!』下に崩れた、と??? この人、漫画の世界で生きてるらしい。 

いや、言いたいことは解りますよ。『パンケーキ』ですね。イーガー大先生は『ジッパー理論』などと言っていますが、この「ジッパー」が事実と食い違いを起こして動かなくなっていることは順々に説明しましょう。

そもそもこの人、こんな私の投稿、読んでくれたのかなあ。この「某氏」にはちと難しかったかもしれん。

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http://asyura2.com/0510/bd42/msg/850.html
史上最悪の似非(エセ)科学『9・11:WTCパンケーキ崩壊論』の大崩壊!!
http://asyura2.com/0510/bd42/msg/855.html
写真・図解リンクの修整です
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▼『ただし破壊箇所が必ずしもシンメトリーではないので、南タワーの場合は、最初の座屈が不均等に生じたため、西北にやや傾きましたが、全体としては真下に向かって崩れていったのでしょう。』

ときたもんだ! 最初に挙げた投稿《Kotetuさんに同意:全くAMLってのは「超科学研究クラブ」だね。トホホ!(大笑)》でも触れたましたが、もう一度ご説明しましょう。

第2ビル(南タワー)では上層部30階以上にあたる部分が大きく回転しながら倒れていきます。『傾いて』じゃないですよ。「某氏」の頭の中は傾いた箱型の塊がピタリと回転を止めてそのまま真っ直ぐ落ちていくようなオカルト的幻影に支配されていると見える。「角運動量保存の法則」なんて言っても、この人、ワカンネエだろうなあ。

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(参照:写真:第2ビル崩壊の瞬間)
http://www.physics911.net/9-11%20Picture8%20(sotower).jpg
(参照:第2ビル崩壊のビデオ映像。↓から入って最初の項目[Videos of the South Tower Collapse]の[South Tower collapse from the east]をクリック)
http://911research.wtc7.net/wtc/evidence/videos/index.html#southtower
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ビデオ映像で、ゆっくり回転しながらほぼ真下方向に落ちていく様子が確認できます。

箱型をした巨大な塊が回転する、ということは、回転の方向にあたる部分の下側には確かに大きな圧力が生じるために、その下の部分では垂直崩壊を促すかもしれません。では回転の方向と逆の側ではどうでしょうか。下方向に何の圧力もかからないですよね。だって離れていくのですから。

もし『崩壊理論』が正しいのなら、回転の方向と逆の側では崩壊が起こらない、少なくとも回転する方向の方がはるかに簡単に縦崩壊が進むことになります。すると両側の崩壊の速さに差が生じ、回転しながら落ちて行く上層階は、その時点で斜めに滑り始め、以後は斜め下に向かって転がり落ちていかなければなりません。

実際には「某氏」も指摘している通り、どちらの方向でも均等に「崩壊」が起こり、結果としてこの上層階は回転しながらほぼ真っ直ぐ下に落ちていったのです。つまり上層階の回転方向に関わらず均等に破壊が進行しわけです。

さらに、上層階が回転をやめていない、ということは、その回転運動を止めるだけの力が下の階に無かった、ということです。要するに『上層階が空気中で落下する速度と同じかそれよりも早く下の方の崩壊が進んだ!!!』ということを意味します!!!

おまけに上層階自身もまた粉々にくだけてしまった。イーガー大先生始め「某氏」や「とほほ」氏を含む大勢の『パンケーキ屋』さんたちによると、これが重力加速度だけで起こったそうで、まさしく超科学、オカルトの世界でしょう! ニュートンが聞いたら泣き出すだろうな。

この「某氏」、自分の強調していることが自分の首を絞めていることにすら気が付かない、実に愉快な人です。(「とほほ」氏は「2×4」でWTCを建てる名建築家だそうで。)


●お次の箇所を引用してみましょう。

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【引用開始】

ビルに働く破壊する力として重力しかなかったことが、垂直に崩壊した第二の原因です。

パンケーキ崩壊の連鎖は外壁の柱の座屈で説明ができます。そのきっかけは、床の梁の耐火性能が低かったため床が崩壊したからです。床が柱を垂直に保つ役目を担っていたのですから衝突階附近で上部の重量が不安定な柱に加われば座屈がおきるのは不思議ではありません。最上部一箇所だけのアウトリガートラスの働きで、衝突階より上部が形を保ったことがむしろ全体が崩壊した原因かも知れません。衝突階より上部の階数の多い南タワーの方が短時間に崩壊しています。形状が違う上に被害の種類が違うので、長時間耐えたのかも知れませんが、WTC7も、被災した低層階より上部の巨大な部分が崩壊直前まで形を保っていました。

ちなみに床の梁のトラスの強度に関しては、耐火性能の試験は設計時に行われなかったと言われています。また耐火処理が省略された箇所もあったと予想さてれます。(『生死を分けた 102分』参照)

下に示すような、制御解体特有の爆破でない限り、規模にもよりますが不規則な爆破があれば、あれほど見事に垂直に落下崩壊することはないでしょう。

「垂直崩壊」すなわち「制御解体」ではない

制御解体の特徴として「垂直崩壊」をあげる方がいますが、それは間違っています。CDI などのページを捜してよくご覧下さい。真横にドタンと倒す工法も行われています。つまり、周囲に迷惑が及ばずに一番始末のしやすい経済的な方法をそのつど変えてやっているわけです。

条件によれば、敷地内に瓦礫が収まるよう爆破することもあるでしょう。その場合は「垂直崩壊」させますが、その状況を収めたビデオ等を良く観察してください。その場合でも、決して、WTC1、2、7 のような崩壊ではありません。まず爆破は、崩壊の始まる前に、建物全体の多数の要所でほぼ同時に行われます(時間差を付ける場合もあります)。壁面は垂直に落下せず、建物の内側に倒れこみます。外側に破片は飛散しません。

【引用終り】

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盛んに聞きかじりの建築用語を並べていますが、全部言い出すと限りがなくなるのでどうにも救いようの無い箇所だけを取り上げます。先ほども触れましたが、

▼『ビルに働く破壊する力として重力しかなかったことが、垂直に崩壊した第二の原因です。』

これはMITの素材工学で金属専門の教授であるトーマス・イーガーの迷言をそのまま真似したのでしょうが、これは私の次の投稿でも触れておきましたので、興味があればご確認ください。今までの検証で彼の超科学者ぶりは十分に証明できたでしょう。

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http://asyura2.com/0510/bd42/msg/851.html
「マサチューセッツのパンケーキ屋」トーマス・イーガー、およびNISTについて
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なおこのイーガー大先生はビル解体についてもトンデモ発言をしています。これももう阿修羅の読者諸氏はご存知でしょうが、初めての方は次でご確認を。

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http://www.implosionworld.com/cinema.htm
建築物解体工事ビデオImplosionworld
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そして「某氏」によれば次のようなことだそうです。

▼『パンケーキ崩壊の連鎖は外壁の柱の座屈で説明ができます。そのきっかけは、床の梁の耐火性能が低かったため床が崩壊したからです。床が柱を垂直に保つ役目を担っていたのですから衝突階附近で上部の重量が不安定な柱に加われば座屈がおきるのは不思議ではありません。』

《Kotetuさんに同意:全くAMLってのは「超科学研究クラブ」だね。トホホ!(大笑)》でも触れたことですが、再度ご説明しましょう。

WTCタワーが崩壊する際に、多量の大小の鋼鉄材が大きな水平方向の運動量を持ってビルの外に飛び出し、数十メートルから百メートルほど飛ばされたものもあります。さて、まずこれがどの鋼材なのでしょうか?

まず床を支える梁ならば、その主要なものは水平方向に渡されているはずですが、水平方向に置かれている鋼材が、重力の力で、水平方向の大きな運動量を持って飛び出す?? イーガー大先生も梁が水平方向の運動量を持った、とは言わなかったと思うが・・・。

では縦方向に取り付けられた外周の柱なのかな? ひょっとするとひょっとして、まさかとは思うけど、コアの柱群なのかな??

ある物体が上からの圧力の結果として横に押し出されることがあるとすれば、必ずある条件が必要です。その物体が下に動くことが出来ない、ということです。しかも加えられた力に対して直角方向の運動量を持つことは原理的に不可能ですので、下方向の力が何らかの原因で斜め方向に働き、それが水平方向のベクトル成分を生み出さなければなりません。しかも鋼材を数十メートル以上吹き飛ばすほどの大きな速度ベクトルです。

下で床を支えている別の鋼材も崩れ落ちかけているのなら、もし横向きの力が起こっても運動方向は必ず大きな角度で斜め下になります。中には斜め下に向かった鋼材もありました(下向きのベクトル成分が加わるために自由落下よりも早く落ちているものが観察される)が、多くの鋼材ではおよそ水平方向の運動でした。

つまりその物体の下にある床がびくともしていなかった、ということになるんだけど、ならばどうして『パンケーキ』になるのかな???

そもそも、崩壊している箇所の上には、第2ビルでは先ほど述べた回転している塊があり、第1ビルでは、ビデオや写真で確認できますが、さほど大きな塊は乗っかっていません。それでは、四方八方均等に鋼材を撒き散らした力は一体どこから来たんでしょうね。(きっと「透明ゴジラ」が踏み潰したのだろう!!)

AMLでは、重力による位置エネルギーから生まれた垂直方向の運動が、エネルギーのロスほとんど無しで自由落下運動に順ずる速度を作り、しかも床を次々と壊しながら水平方向の大きな力を生み出していく、という「無からエネルギーを産み出す」超科学のオカルト現象でもご研究かな??

この「某氏」にしても「とほほ」とかいう情け無い人物にしても、エネルギー保存則も運動量保存則も、まして熱力学の法則など、まるで理解できないでしょうね。だからWTC崩壊の何をしゃべっても自信たっぷりでオカルトになってしまう。

この「超科学・オカルト信奉者」たちは次のような方法論は到底持ち得ないでしょう。

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http://asyura2.com/0510/bd42/msg/792.html
9・11事件を判断するための明確な視点を持つべきです
http://asyura2.com/0510/bd42/msg/974.html
真相追究の「方法論」にこだわる理由
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きりがないのでもう一つだけ。「某氏」はよせばいいのに建築物の解体工事にまで口を挟んでいますが、

▼『まず爆破は、崩壊の始まる前に、建物全体の多数の要所でほぼ同時に行われます(時間差を付ける場合もあります)。壁面は垂直に落下せず、建物の内側に倒れこみます。外側に破片は飛散しません。』

だそうで。先ほどご紹介した建築物解体工事ビデオでは様々なタイプの解体工事の例が取り上げられています。下の阿修羅投稿で若干の解説をつけてあります。

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http://asyura2.com/0510/bd42/msg/887.html
様々なビル解体工事をビデオで見せるサイト(WTC解体と比較してご覧ください)
http://asyura2.com/0510/bd42/msg/888.html
WTC第7ビル倒壊のビデオです。このビル解体工事ビデオと比較してください。
http://asyura2.com/0510/bd42/msg/898.html
【百聞は一見にしかず】ビル解体工事のビデオ、再掲:WTC倒壊の事実につながる『注目ポイント』
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この解体工事ビデオではさすがにあれほどでかい建物の解体例はなく、類推するしかありません。このビデオにある程度のビルであれば全体を一気に壊してほとんど真下に落とすことができるでしょう。第7ビルでは主要な支柱群が破壊されたようで、下側からつぶれて外側に大きな破片は飛ばなかったようです。これは先ほどの解体工事の例にも似たものがあります。

もしWTCタワーを普通のビル解体と同じように一気に全体を解体したら、それこそ『解体工事』がチョンバレになってしまい、この罪をアルカイダのせいにすることも、アフガニスタンにもイラクにも攻め込めませんからね。いかにも「飛行機の激突と火災が原因で崩壊した」かのように思わせるためには、上から順々にぶっ飛ばすしかないでしょう。四方八方に鉄骨と粉々になったコンクリートをばら撒きながら。

第1、第2ビルで上の方から順々に爆破を進めて解体していった様子は次の写真で確認できます。これはRichard Lethin氏によって残された貴重な鮮明画像です。この下から4分の1くらいの箇所から、第1ビル倒壊時の連続写真があります。(拡大もできます。)

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http://www.reservoir.com/extra/wtc/index.html
World Trade Center Attack Memories and Photographs
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最初の写真では、崩壊しつつある箇所のやや下の右側から奇妙な噴出が見えます。そしてそれが崩壊箇所と重なって見えなくなると、今度はその下の方の右手側に同様の噴出が起こり始めているのが見えます。手前側の面中央にも噴出が起こっているようです。未だに崩壊が始まっていない箇所なんですよね。

これはビデオでも確認できます。次に入って、ずっと画面を下げ、Videos of the North Tower Collapseの中の下から2番目が一番見やすいでしょう。最初の2秒間くらいの出来事ですが。

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http://911research.wtc7.net/wtc/evidence/videos/index.html
Video Evidence of the Twin Towers and Building 7 Collapses
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駄目押しとして、WTC1、2、7ビルの全てで!確認されているホットスポットがあります。特にケロシン火災が無かった第7ビルでは決定的証拠でしょう。(通常のビル火災で崩壊した例は、ただの1件も無い! 「某氏」によれば第7ビルに何か超自然現象でも発生したのかな?)

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(参照)
http://asyura2.com/0510/bd42/msg/863.html
9・11:WTCビル群「解体」の決定的証拠(「コアの鉄柱が熔けた」は正しかった!)
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●先日、私が次の投稿で取り上げたいくつかの事実は、

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http://asyura2.com/0510/bd42/msg/850.html
史上最悪の似非(エセ)科学『9・11:WTCパンケーキ崩壊論』の大崩壊!!
http://asyura2.com/0510/bd42/msg/855.html
写真・図解リンクの修整です
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スティーブン・ジョーンズやモーガン・レイノルズなどが指摘している事実の、ほんの一部なのです。そして、米国の頭脳を結集した、とは言わないまでも、そこそこの科学者を集めたNIST(米国国立検査標準局National Institute of Standard and Technology)が3年以上もの歳月と2千万ドルの費用をかけて政府見解を擁護するために研究を続け、結局はこれらの事実をすべて無視する以外に方法が無かったのです。FEMAも、米国政府公式見解も同様です。

●何と!彼らが無視する以外の対処方法を持たなかった諸事実の解明に、AMLは勇敢にも挑戦している! 
●何とかして「イスラム・テロ」を証明したい、という一心で!! 
●何とかして「対テロ戦争」を合理化したい一心で!! 
●しかも『超科学・オカルト信仰』を貫いて!! 
実に素晴らしい! 
●ブッシュ大統領、チェイニー副大統領が聞いたら涙を流して喜ぶだろう!! 
何やってんだ??コイツら、一体。


●ところでAMLというサイトは、次によると

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http://list.jca.apc.org/manage/listinfo/aml
AMLについて
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【引用開始】

オルタナティブ運動メーリングリスト(以下AMLと呼びます)は、日本および国外における平和、反戦、環境、労働、ジェンダー、人権や市民的な権利、社会的なマイノリティーの権利などのために活動している様々な市民運動、社会運動、民衆運動に関する情報や資料の交換を目的とするものです。これらの運動は地域の 草の根の運動から国際的なNGOの運動まで幅広いものですから、当面運動のジャンルは問いませんが、侵略戦争に反対すること、軍隊をなくすこと、人々の基本的な権利のための闘いに寄与することなどを目的とするものであって、たとえ市民運動や草の根の運動であっても民族差別やナショナリズムを煽ったり人々の人権を侵害するような運動に寄与するためのものではありません。

【引用終り】

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設置責任者は小倉利丸氏となっています。

なかなかいいんじゃないですか? たぶんこのサイトを覗く人の多くは真面目に平和と反戦を考えている人たちだ、と思います。しかしその一部の、しかもリーダーシップをとっていると思われる人たちが、以上のように、事実をないがしろにし物理法則を自己流解釈で都合よく捻じ曲げた『超科学・オカルト』を駆使しながら、9・11というその後の侵略戦争のきっかけになった事件を取り扱うなど、私には到底、理解不可能です。

このような『超科学・オカルト信奉者』たちが、事実を「事実だ」と言う者に対して「陰謀論者」とか「トンデモ」などと決め付ける本末転倒をあくまで貫く、というのであれば、結局は日本の平和運動や反戦運動の価値と信用をそれこそパンケーキ崩壊させるだけです。

AMLサイトをご利用の方々はどのようにお考えなのでしょうか?

もちろん、いわゆる「9・11真相解明」を掲げる動きの中には怪しげなものも含まれています。特にスティーブン・ジョーンズの論文が公表されて以来、「科学的」を標榜するウエッブ・サイトがいくつか登場していますが、その中には見る人が見たら明らかに誤りと分かる情報を混ぜてある場合があります。一見して「科学的」に見えるものにはよほどの注意が必要です。これらには真相を究明する運動に対する悪意に満ちた妨害行為の可能性もあります。

先入観に囚われずに慎重に確かめながら「何が真実なのか」を探っていくしか無いでしょう。また科学知識の無知と誤用は、「某氏」や「とほほ」氏のように『超科学・オカルト』を生み出すのみです。

最後にミシェル・チョスドウスキーの言葉を掲げておきます。

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9・11の驚愕の中で、アフガニスタンへの不法な侵略に対する反戦の運動は孤立した。労働組合と市民運動組織はメディアの嘘と政府のプロパガンダを鵜呑みにしてしまった。彼らはアル・カイダとタリバンに対する報復戦争を承認したのである。

メディアによる偽情報は圧倒的だった。人々はアフガニスタン侵略を基本に置いた本性と目的に向かってデタラメに誘導された。オサマ・ビン・ラディンとタリバンが9・11襲撃の第1容疑者として特定されたが、一片の証拠も無く、アル・カイダと米国諜報機関の歴史的な関係への追究も無かった。この意味で、9・11を理解することが確固たる反戦の姿勢の構築にとって決定的なのだ。

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