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「ボーイングを探せ」の反証サイト『ボーイングの行方』に見る詐欺・ペテンの手口
http://www.asyura2.com/0510/bd42/msg/739.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 1 月 21 日 09:30:22: SO0fHq1bYvRzo
 

「ボーイングを探せ」の反証サイト『ボーイングの行方』に見る詐欺・ペテンの手口


先日、ブリガム・ヤング大学教授スティーヴン・ジョーンズの論文を極めて簡単にまとめた投稿をしました。
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http://asyura2.com/0601/war77/msg/557.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 1 月 14 日 10:42:04
ジョーンズ教授の「9・11WTC爆破解体作業」説を論破できる人が誰かいるか?
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また「馬鹿まるだし」さんのご投稿に、
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http://asyura2.com/0601/war77/msg/281.html
投稿者 馬鹿まるだし 日時 2006 年 1 月 04 日 19:49:26
『ボーイングを捜せ』には反証サイトがあるのだが…大丈夫か?
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ここに次の「反証サイト」がありまして、
http://www11.ocn.ne.jp/~nbbk/index.html
ボーイングの行方

この中でステーヴン・ジョーンズの論文について何か言っているか、を調べてみました。すると次のようなページに行き当たりました。
http://www11.ocn.ne.jp/~nbbk/911/melmaga.html
(資料解説) ● きくちゆみの地球平和ニュース ● 第10号

これはこの「反証サイト」の著者(集団?)の、プロパガンディストとしての悪質な手口の見本のようなものです。2005年の3月に米国の雑誌ポピュラー・メカニックスが「陰謀論を暴く」という記事を掲載してWTC崩壊を「科学的に??」説明していたのですが
http://www.popularmechanics.com/science/defense/1227842.html
この記事を書いた者はベンジャミン・シェルトフという25歳の男で、現在のブッシュ政権で国家安全保障局長官のネオコン・ユダヤ人であるマイケル・シェルトフの甥、もちろん物理学や工学の専門家でも何でもない。プロパガンダ専門の悪質な詐欺師です。
http://www.thetruthseeker.co.uk/article.asp?ID=2872

上の(資料解説)の著者は、ベンジャミン・シェルトフよりもう少し頭は悪そうですが、詐欺師としての悪質さでは共通しています。

この「ボーイングの行方」を編集している者(集団)はネオコンお抱えの悪質ペテン師集団日本支部なのでしょう。


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先ほどの『(資料解説)・きくちゆみの地球平和ニュース・第10号』に目を通してみましょう。私は「ボーイングを探せ」というビデオは見ていませんので、このビデオ自体については何も申せません。また「きくちゆみ」氏の文章も今までほとんど読んだことがありません。この(資料解説)の著者(この投稿では「某氏」と呼んでおきます)が紹介しているものが、「きくちゆみ」氏の文章に触れたほとんど始めての経験です。

この文章を読む限りですが、申し訳ないが「きくちゆみ」氏はみるからに自然科学には強くないようですし、「平和を願う」のは良いのですが、それがこのような悪質なプロパガンダとの『寸分のスキも見せられない』闘いであることの自覚がやや薄いように思えます。だから某氏のようなタチの悪い詐欺師に突っ込まれるのでしょう。

ただこの点はきくち氏個人の責任ではなく、彼女は彼女で精一杯やっているはずでが、自然科学にも強く論争に慣れている優秀なスタッフをそろえられていない日本の反戦運動の不幸なのです。この点は9・11謀略を告発する場合にもう少し厳しく考えておいた方が良いと思います。またこれは、そのような能力のあるスタッフを持ち「反戦と平和」を唱えながら、「イスラム・テロ」「自爆テロ」を公言してネオコンの「対テロ世界戦争」を補完する、たとえば日本共産党のような、大組織の責任です。

ただ、このような悪質なプロパガンダ・サイトまで作って潰しにかかろうとしているところをみると、日本のネオコン支部は「ボーイングを探せ」に相当の脅威を感じているようですね。

いくつか目立ったところを取り上げておきましょう。なお◎印で始まる言葉は「きくちゆみ」氏のものであり、【▼  】の部分は某氏の言葉です。


(1)
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◎次のサイトの上下2枚の写真をよく見比べてください。上の写真の中程の下に黒っぽい上着に白いズボンの女性が映っており、赤い線で四角に囲われています。それを拡大した写真が下の写真です。この穴は実際に飛行機が激突して作った穴で、彼女が立っているところはまさにエンジンが当たったあたりだと思われ、政府発表では灼熱の地獄のはずです。
http://reopen911.org/womaninhole.htm

【▼上に紹介されたサイトの「about us」には We are a group of individuals brought together byJimmy Walter (pictured at left), dedicated to opening a real investigation into the the tragic attacks on September 11, 2001. とあり、これも、いわゆる「陰謀説」のようです。
原因が飛行機であろうが、爆弾やミサイルによろうが、かの部分が瞬間的にしても烈火に晒されたことは、皆さんビデオでご覧の通りです。きくちさんの説明では、皆さんがご覧になった、衝突直後の爆発はなかったという意味になってしまうのではありませんか?
その写真に人が写っていないというのではないのです。ペンタゴンでも、直前に烈火を噴出した飛行機による破壊口から、自力で歩いて負傷者が出てきたという証言があります。写真をご覧になれば歴然ですが、人が見える写真では衝突時の烈火はすでに見えません。きくちさんが「灼熱地獄のはず」と言われるのは、この写真の撮影された場面ではありません。灼熱地獄の烈火の中に人が立っている写真とは空想物です。ありもしない事柄を想定して批判するというのは、この手の論者のパターンです。】
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言論詐欺師とはこのような文章作者のためにある。

まず、きくち氏に対する反論の以前に、彼女が引用したサイトについて『これもいわゆる「陰謀説」のようです』と言い「だから信用できない」という先入観を読者に持たせておく。よくある手口だ。

開口一番、『きくちさんの説明では、皆さんがご覧になった、衝突直後の爆発はなかったという意味になってしまうのではありませんか?』である。どこをどう読んだらそのように読めるのだろうか。もっともこれが「読解」になっていないことは某氏は百も承知なのだろう。何となく気分だけで読む読解力の無い連中を引っ掛けて、「きくちゆみはトンデモである」と印象付けたら、それで任務を果せるのである。

次に、『きくちさんが「灼熱地獄のはず」と言われるのは、この写真の撮影された場面ではありません』ときたが、そのすぐ後にWTCは崩壊する。しかも粉々のバラバラになって(ペンタゴンは崩壊しなかった)。某氏はうかつにもその写真に写っている場所がすっかり冷え切っていたことを認めているようだが、それではどの部分が米国政府の言うように「高熱にさらされた」から、事実として起こったように、WTCが正確に上の方からしかもほぼ均等に崩れた、というのか? これは後でも取り上げるジョーンズ論文に科学的に反論できるのか、ということでもある。

さらに、某氏は『灼熱地獄の烈火の中に人が立っている写真とは空想物です。ありもしない事柄を想定して批判するというのは、この手の論者のパターンです。』などと書いているのだが、きくち氏はこの部分で「だからこそ灼熱ではなかった」と言いたいわけである(多少舌足らずだが)。ありもしない事柄を勝手に想定しているのは某氏の方である。このように、ある架空の事柄をでっち上げておいてから相手をそれにはめ込む、というのが、まさに某氏のような「この手の論者のパターン」である。ここでも、筋道もへったくれも無い、とにかくカモが引っかかればそれで良い、という詐欺師の手口が透けて見える。

ただしこの某氏は、きくち氏のことは言えないほど、自然科学の知識と認識が欠落した人物と見える。次を見てみよう。


(2)
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◎この後まもなくビルは崩壊し、彼女を含む2749人のいのちが奪われました。しかも崩壊には9秒しかかかりませんでした。これは自由落下の速度で、物理的抵抗がなかったことを意味します。9秒という時間はビデオによってだけでなく、ビル崩壊の衝撃を計測していた地震計によっても確認されています。

【▼「崩壊には9秒しかかかりませんでした」ということが、がなぜ「自由落下の速度」と言えるのかの説明がありませんね。
物理的抵抗がない自由落下というのは、リンゴが枝から地上に落ちるような状況です。ビルのどの部分がビルのより下の部分と関係なく落下したと言うのでしょうかね。崩壊後には瓦礫の山ができましたが、それは、ビルが地中にすっかり入り込んだのではないことを示しています。とすれば、ビルのより下の部分がより上部の抵抗になったことは否定できないわけです。それが自由落下の速度で倒壊したというのは、ビルの真上からビル全体に、重力加速度に加えて下向きの力が加わったということですよ。そのような力の存在を予想できるでしょうか。ニューヨークですから、キングコングやゴジラが上から踏みつけた可能性がまったくないとはいえないのですが。ちなみに、9秒間に物体が落下する距離は、約370mです。WTC1の高さは415mです。
距離(m) = 重力加速度(9.8m/s²)×時間(sec)²(9²) ÷ 2】
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よせばいいのに、生かじりの知識をひけらかして馬脚を現した。

ちなみにWTCの高さ(415m)から物体が、空気抵抗すら受けずに自由落下する際の時間を計算してみよう。某氏がご苦労さんなことにわざわざ書いてくれた(高校の教科書に載ってある程度だが)公式からは約9.2029・・・・秒と計算できる。ほぼ9秒である。きくち氏の言うことに間違いは無い。(「0.2秒も違う!」と言いたいのかな?)

しかもこれは「空気抵抗すらない場合」を仮定してのことである。実際には(もし米国政府の崩壊理論なら)空気抵抗のほかに上の階が崩れ落ちて下の階にぶつかる際の抵抗も加わるはずである。もし公式見解のとおりならはるかに長い時間がかかるだろう。

某氏はさかんに茶化しながら、「自由落下の速度」で倒壊していない、と言いたい様子である。馬鹿なヤツだ! 自分がボロを出ししていることにも気付かずに! きっとキングコングかゴジラが上から押さえて加速度を増大させたのだろう!

こんな程度のバカでも詐欺師は務まるのだ。ただねえ、詐欺師君。アンタの文章はアンタ以下のバカしか読まない、ってわけじゃない。誰から読まれているのか分からないのだよ。解るかね?


(3)
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◎実際日本で『911ボーイングを捜せ』はほとんど話題になっていませんし、「アメリカがまさか自国民を殺してまで、そんなことをやるはずがない」と殆どの人が信じこんでいます。この作品がねつ造だ、という人までいます。そんな中で、「これ(911事件の真相究明)ほど大事な仕事はない」と私を励まし続けてくれる大切な友人です。

【▼普通の健全なものの見方のできる人なら、無視するでしょう。
「この作品が捏造だ」といっている人はいないでしょう。正確に言えば、「この作品は資料の扱いが不正である」と言っているのであって、その結果、このビデオは「デタラメ」だと言っているのです。相手の言い分は良く確かめましょう。
確かに、あれだけの大きな被害を出したのですから、調査は大事ですが、仮説の論理や方法がデタラメでは話になりません。たとえば、ジム=ドワイヤー&ケヴィン=フリン、三川基好訳『9.11 生死を分けた102分』(文藝春秋、2005年9月15日) などは、地道な取材を元に、WTCタワーの建築の構造的な欠陥や災害対策の欠陥を描きだしています。この本は、2004年の12月に米国で出版されたものです。闇雲に英語の資料を紹介するだけが能じゃないですよ。】
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「普通のものの見方」「健全なものの見方」とは何であるのか、の定義を一切せずに、『普通の健全なものの見方のできる人』とは恐れ入った。まさかまさか、19名の「凶器」を持ったイスラム・テロリストが4つの飛行機に全てノーチェックで乗り込み、警戒厳重なワシントンの上空でさえ空軍のスクランブルが無く、WTCの焼け跡から「テロリスト」のパスポートが無傷で見つかり(もっともこれは後からその本人が生きていたとの情報も出たが)等々(言い出したらきりが無い)を、一切の疑問を持たずに!米国政府の発表のまま!100%!無邪気に!信じ込む!人が、『普通の健全なものの見方のできる人』と言うわけじゃあるまいな?

まあ言葉を何の定義も無しに使うのはこの手の言論詐欺師の常套手段だ。

「ジム=ドワイヤー&ケヴィン=フリン、三川基好訳『9.11 生死を分けた102分』」は私も読んだことが無いためこれ自体については何も言うつもりはないが、どうやら某氏は『地道な取材を元に、WTCタワーの建築の構造的な欠陥や災害対策の欠陥を描きだして』いるから!?『仮説の論理や方法がデタラメ』ではない、と言いたいらしい。きっとそれが『普通の健全なものの見方』なのだろう。恐れ入った。

次は少々長い引用だが、


(4)
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◎米国政府の公式発表では、旅客機が激突した後ビルの中は熱が鉄筋を溶かすほど高温になり、ついに鉄筋が溶解してビルが崩壊したことになっています。そんな高温の中で人間が生きていられるのでしょうか。鉄の融点は摂氏1535度です。しかも世界貿易センタービルの鉄筋は中央(鉄柱が44本。47本という論文もあり)と周囲(鉄柱が236本)にくまなく張り巡らされ、頑強な構造のビルであることが建設中の写真からわかります
http://physics911.net/9-11%20Picture5.jpg

【▼段落冒頭で、確かにきくちさんは、米国政府の公式発表では、・・・ビルの中は熱が鉄筋を溶かすほど高温になり、ついに鉄筋が溶解して と書いていますね。少し後できくちさんが紹介している、Steven E. Jones 教授は自身の文書の中で、政府の報告書は、ビルの火災は鉄の梁を溶かす程のものではなかったことを認めている と書いています。きくちさんのいう政府の公式発表というのはいったい何のことなのでしょうか? Steven E. Jones 教授の文書を読んだとき、この件に関して自分の見解と矛盾することに気づかなかったのでしょうか? (※ このパラグラフは追加したものです。このように、紹介された資料を読めば、きくちさんの文章と矛盾することが次々出てくるのですが、煩雑になるので以後は、個々の資料についてのコメントは機会があれば稿を改めてということになります。)
「鉄筋」というのは鉄筋コンクリート構造の内部に埋め込まれ、コンクリートに「引っ張り強さ」を与えたるめの、多くは棒状の鉄材のことです。WTCタワーのような構造では、「鉄骨」と言うのが普通でしょうね。主として圧縮方向の力に対して強さを持った部材です(鉄筋との比較においては)。
最近問題になっているアスベストは、このような鉄骨の耐火性能を向上させるために表面に吹き付けられいました。つまり鉄は熱に対してさほど強くはないのです。政府の発表の中に「鉄筋が溶解して」という報告はないはずですが、それを、きくちさんはご覧になったというのだから、資料を示すべきでしょうね。
鉄の融点は、摂氏1500度以上ですが、強度が低下するのは、はるかに低い温度でしょうね。鉄パイプなどを変形するには、赤熱程度の温度を利用します。また、夏の直射日光の作る温度でも、対策がしてないと簡単に変形をします。鉄道のレールの継ぎ目の隙間はその対策です。一方、低温ではもろくなって、吹きさらしのボルトなどが冬季に破断することもあります。
外壁のフィーレンデールトラス構造の構成要素になっている柱は、すべての高さを通して約240本ではありません。タワーの構造を理解していないようです。最下部では、柱の本数はなんと約80本です。なぜか。上部の窓は柱と柱の間隔と同じで、幅は1mにも足りません。これではビルにアクセスできません。したがって、最下部は3本をフォーク型の部材で1本にまとめてあります。
頑丈と一口に言いますが、よく考えてもみてほしい。最近話題の構造計算書の偽造では、柱の本数を減らしたわけですが、マスコミの解説では、下の階ほど、鉄骨の本数が多いものだと説明しています。ところが、WTCタワーは最上階まで柱の本数は同じです。しかも最下部は3分の一なのです。鋼材の種類の配置を工夫したとしてもかなりぎりぎりの設計でしょう。普通に考えれば、上部の階ほど面積は小さく、つまり東京タワーのように細くなるほうが安心感があるはずです。】
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この部分に関しては、きくち氏には申し訳ないが、彼女もジョーンズの論文や政府見解の元になったNISTの資料などを理解して読んでいるとは到底思えない。だから揚げ足ばかり取られるのだが、しかしこれは彼女には荷が重過ぎる。もう少し自然科学と英語に長けたスタッフがいれば良いのだが。

ところでこの某氏は、相変わらずの揚げ足取りの連発で「きくちゆみ」攻撃を盛んに行い、よせばいいのに、聞きかじった程度で知ったかぶりの「科学知識」を披露しているから、ボロがボロボロとこぼれ落ちる。まさに「崩壊理論」だ!

『夏の直射日光の作る温度でも、対策がしてないと簡単に変形をします。鉄道のレールの継ぎ目の隙間はその対策です。一方、低温ではもろくなって、吹きさらしのボルトなどが冬季に破断することもあります。』だってサ。熱膨張や収縮による変形とWTC倒壊の原因と、どんな関係があるのかな? 

それとも、夏の直射日光で鋼鉄材が柔らかくなって変形する、ってか???

鋼鉄が冬の時期に「もろくなって???」「ボルトなどが破断する???」

あのねえ。それはボルトがとめている素材同士の収縮率が異なる場合にボルトを剪断する力が生じる、ってワケ。次からは知り合いの高校の物理の先生にでも相談してから書くことだ。(大学の先生ならアホらくしくて応える気にもならんだろうから。)

大笑いはこれだ。『普通に考えれば、上部の階ほど面積は小さく、つまり東京タワーのように細くなるほうが安心感があるはずです。』何と!「安心感」でビルが建つんだとヨ!(某氏にならって上げ足を取ってみた。)

『煩雑になるので以後は、個々の資料についてのコメントは機会があれば稿を改めてということになります』。オオ!そうか! それは楽しみだ! ぜひともジョーンズ教授の資料についての某氏のコメントを聞きたいものである。(米国ネオコンの頭の良いヤツに十分相談することだな。アンタの頭じゃ無理だ。)

それにしても、こんなデタラメを読んでも「ウンウン、なるほど」と納得する、もっと馬鹿なヤツもいるんだろうな。ヤッパシ。


(5)
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◎2005年11月10日には、ジョーンズ教授の主張が地元の新聞にも取り上げられました。
http://deseretnews.com/dn/view/0,1249,635160132,00.html
その元になった論文はこちらです。
http://www.physics.byu.edu/research/energy/htm7.html
ジョーンズ教授が同大学でこの論文を初めて発表したとき、60人の教授や専門家が聞いていました。2時間の発表のあと、59人がジョーンズ教授の主張に同意し、一人だけ反対しました。そして、その一人も翌日には彼の主張が正しい、と言ってきたのです。

【▼後日、精読後詳説しようかとも思っていますが、2つ目リンクは彼のレポート。彼は「シメントリー」な崩壊ということを非常に強調しているのですが、レポートに掲載された写真で、WTC2タワーが、斜めに倒れながら崩壊していく様子が良く分かります。
また、WTC7の写真 は、 WTC 7 on afternoon of 9-11-01. WTC 7 is the tall sky-scraper in the back-ground, right. Seen from WTC 1 area. と説明されていますが、この写真は WTC1の場所からではなく、WTC4 や WTC5 のある場所から撮影されたもので、したがって、スティーヴン氏は、WTCの現場についてあまり詳しくないことは予想されます。9月11日午後と言う撮影時期もやや疑問です。ビルの位置関係を参考地図(FEMA報告書より)で確認してみてください。 】
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『後日、精読後詳説しようかとも思っていますが』オオ!期待しとくワ! ぜひ書いてくれ!!

『彼は「シメントリー」な崩壊ということを非常に強調しているのですが、レポートに掲載された写真で、WTC2タワーが、斜めに倒れながら崩壊していく様子が良く分かります。』ときたもんだ。ボロの出しっぱなし、とはこのことである。この某氏、まともにジョーンズの論文を読んでいないばかりか、読んでも全く理解できない程度のオツムの持ち主らしい。できの悪い文系出身のクセに、まあ無理しなさんな。

アンタに「angular momentum角運動量」なんて言っても、解んねえだろうなあ。付け焼刃の勉強じゃどうにもならんからな。次のような文章を見たら眼がつぶれるかな?

We observe that approximately 34 upper floors begin to rotate as a block, to the south and east. They begin to topple over, as favored by the Law of Increasing Entropy. The torque due to gravity on this block is enormous, as is its angular momentum. But then – and this I’m still puzzling over – this block turned mostly to powder in mid-air! How can we understand this strange behavior, without explosives? Remarkable, amazing – and demanding scrutiny since the US government-funded reports failed to analyze this phenomenon. But, of course, the Final NIST 9-11 report “does not actually include the structural behavior of the tower after the conditions for collapse initiation were reached.” (NIST, 2005, p. 80, fn. 1; emphasis added.)

物理学の法則で、運動量(回転運動の場合は角運動量)保存というやつがあるんで、『斜めに倒れて』じゃなくて「topple over(物理学では回転しながら倒れることを言う)」なんだよ。(まあ英語で物理学をかじったことすら無い奴であることがこれでチョンバレになる。)そしてジョーンズは、この巨大な角運動量を持った物体が次の瞬間にはほとんど粉々になって空中に散らばったのは、もし爆破でなければどうしてなのか、と疑問を発しているのだ。(アンタ、本当に読めてるの??英語と国語の偏差値いくらだった??)

さらにジョーンズの論文に対してすら、いつものクセで揚げ足取りをやらかそうとしているようで、『「シメントリー」な崩壊ということを非常に強調しているのですが』斜めに倒れていくビルのことを言っている、と難癖をつけようとしている。それが上記のように馬脚を現していることも気付かずに。

参考のために最後の一文だけ翻訳して差し上げよう。「しかし、もちろんのこと、NISTの最後の報告は『崩壊の開始に達した後での構造的な振舞い方を、実際には含むものではない。』(NIST, 2005, p. 80, fn. 1; emphasis added.)」

さあ、NISTの科学者たちが説明を付けられなかったことに、どう説明を付けてくれるのか、楽しみにしてこのサイトを時々覗くことにしよう。


残りの部分は、善意はあふれていてもスキだらけの「きくちゆみ」氏の文章に対する、取り上げる価値もないほどの揚げ足取りに終始している。(これはぜひこのサイトを訪問してこの某氏の文章に触れてほしい。)要は、その程度しかできないが、それだけは徹底的にやって相手を貶め、何も知らない人間をたぶらかす、ペテンと詐欺の専門家(それも極めて程度の低い)である、ということなのだ。

馬鹿馬鹿しくなってきたのでこれで最後にするが、もう一箇所だけ取り上げておこう。

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【▼絶対、賞金を出さなくて済むことが分かっているから、太っ腹でいられるのではないですか。ほぼ証明はすでにできているんですから、それとは別の証明をするというのはまずできないでしょう。また「トンデモ」説は所詮はでたらめですから。今度は大金持ち礼賛ですか、日ごろの主張と随分宗旨が違うように思えますが。】
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『ほぼ証明はできているんですから、それとは別の証明をするというのはまずできないでしょう』

フーン、最大の物証であるビルの瓦礫をろくに調査もされてない段階でほぼ全て処分してしまい、「証拠」が無い状態にしておいて、つまり証拠が無くて『証明はできている』、というのが、このペテン師集団の論理らしい。確かに、最大の物証は隠滅したのだから『別の証明をするというのはまずできない』だろうな。では、もう一度こちらも上げ足を取ることにするが、「証拠が無いのに証明ができた」というすばらしい論理を、ぜひとも大々的に世間に宣伝してほしいものだ!

どうやらこの某氏のいう「ドンデモ」説とはこの某氏のような、頭が悪いくせに他人をたぶらかすことだけは熱心なネオコンお雇詐欺師がばら撒く説であることを、自ら白状した、とみえる。たしかに『所詮はでたらめ』だ! ウン、アンタはエライ!!


おい、このサイトが本当はどこで作られているのか知らんが、この某氏はクビにして、もうちょっと頭の良いやつを雇って文章を書かせてくれ。こんな馬鹿じゃ、手ごたえが無さすぎて面白くねえ!

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まあ、この程度のやつでは「言論詐欺師」と言えるのかどうか分からないのですが、しかしそれでもこの野郎は本気ですよ。本気で、読む者をたぶらかし眼をくらませ、徹底的に揚げ足を取って、どれほど筋が通っていなくても強引にそのデタラメを押し付けてくるのが、こういったネオコンお雇ペテン師・詐欺師です。

何度も言っていることですが、これは戦争なのです。お遊びじゃない。言葉一つでも武器であり、デタラメも嘘も曲解も、全て心理・情報戦争の武器なのです。正確な知識と論理と論法で武装しない限り、闘いにはなりません。

きくちゆみ氏にはまことに申し訳ないのですが、ミシェル・チョスドウスキーが言っている通り「戦争計画というものは反戦気分を通して解体できるものではない」のです。酷な言い方かもしれません。しかし事実です。

今後はできる限り、科学的な方法論と知識を身に付け、論争に慣れた人材を身の回りに確保することです。またそのような能力を持つ人がいたらぜひとも彼女のような善意と行動力にあふれた人を支えていってもらいたいと願っています。

本来ならば、たとえば日本共産党のような、有能な人材も多く組織力もある集団がこのような任を担うべきなのでしょうが、現状では望むべくもありません。それが無念です。この党の関係者の理系科学者で、スティーヴン・ジョーンズの論文を読んだ人がいるのでしょうか。

最後にチョスドウスキーの、世界に向けての叫びをもう一度お聞きください。


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どのようにしたらこの戦争と警察国家を効果的に打ち破ることができるだろうか。基本的には、米国の安全保障ドクトリンのまさしく土台を形作る「対テロ戦争」を論駁することによって、である。

戦争計画というものは反戦気分を通して解体できるものではない。ブッシュ大統領に「どうかジュネーブ協定やニュルンベルグの方針に従ってください」などと頼むことでこの潮流を変えることはできない。結局のところ、継続する反戦の計画のためには、ニュー・ワールド・オーダーの機構と協力体制を武装解除する第一歩として、高い地位にいる戦争犯罪人たちをその席から引きずりおろす必要があるのだ。

この異端審問体制を打ち破るために、我々は同時にそのプロパガンダを、その恐怖と脅迫のキャンペーンを打ち破らなければならない。それは「対テロ戦争」を受け入れさせるために世論に電気刺激を与えるものだからである。

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