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ジョーンズ教授の「9・11WTC爆破解体作業」説を論破できる人が誰かいるか?
非常に簡単に、ではあるのですが、昨年の11月に発表されたブリガム・ヤング大学物理学教授であるスティーブン・ジョーンズの論文の要点だけをまとめてみます。詳しい内容は、これは申し訳ないことに英語が読めて出来たら理系的な知識が多少はある人の方が良いのですが、次の論文の本文をお読みください。
なおこの論文には写真も付いているのですが「使用不可」となっており、ご面倒ですが原文の方をご覧ください。
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http://www.physics.byu.edu/research/energy/htm7.html
“Why Indeed Did the WTC Buildings Collapse?” by Steven E. Jones
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なお文中のNISTは米国の国立研究機関であるNational Institute of Standard and Technologyの略称、またハリケーン・カトリーナで悪名を馳せたFEMAはFederal Emergency Management Agencyの略称です。
まずジョーンズは、様々な独立の研究機関から、6889点の写真と300時間に当たるビデオテープがFBIなどによって没収されたことを明らかにし、それを総て公開され、広く国際的な議論の場に公開されることを、政府に強く要求しています。
続いてジョーンズは15のポイントに分けて「爆破によるビル解体説」を説明していますが、この中から主要なものを書かれてある順に、ごく簡単に列挙しておきます。
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●崩壊したWTC1、2、7号ビルの基礎部分に溶解した鋼鉄が大量に存在した。
事件の後3週間後でも黄色〜オレンジ色に輝いてまだ柔らかい状態の鋼鉄が大量に観察され記録されている。(写真参照)これは温度が845℃〜1040℃であったことを示す。6週間後でも赤〜オレンジ色に光っていた。
鋼鉄を溶かすには約1510℃の熱が必要だ。政府のレポートも、ジェット燃料であるケロシン(灯油)の燃焼で鋼鉄を溶解させることが不可能であると認めている。そして政府はこの事実を完全に無視する。
ジョーンズはこれを、酸化鉄とアルミニウムによって起こされる強烈な発熱反応であるサーマイト反応(thermite reaction)あるいはそれに近い手段を用いたものと主張する。これは硫黄を加えることで加速させることができ、鋼鉄を蒸発させるほどの高い温度を発生させるため、鋼鉄材の切断やビルの解体に用いられる。
ただし科学的分析の対象となり最大の物証となる瓦礫のほぼすべてが、調査もされないうちにFEMAとニューヨーク市当局の手によって処分された。彼らはどうしてそうする必要があったのか? ジョーンズは政府に検討のやり直しを求める。
●WTC第7ビルの崩壊は極めて速くしかもシンメトリカルである。
この現象はビル全体にランダムに分散した巨大な力が発生した場合には起こる可能性がある。しかし第7ビルで大きな火災は起こっていない。ジョーンズは、政府公式見解は熱力学の第2法則を無視していると主張する。
FEMAですらこれを「起こる確率が極めて小さく再調査が必要」と報告する。
●第7ビルの鉄骨の一部が蒸発していた。
鉄の蒸発は約2800℃で起こる。しかも第7ビルには飛行機が突っ込んでいない。ジェット燃料の火災が起こらなかったのだ。この事実は政府によって無視されている。
そもそも、鉄骨を持つビルが火事で崩壊した例は9・11の前にも跡にも存在しない。
●第7ビル崩壊で、連続した水平方向の噴出が観察される。
このビデオは原文のリンクで見てほしい。
第7ビルは下の階から先に崩壊した。これはビル解体工事では普通である。しかし、上部の各階が相対的に動いていないのに、それぞれの階から塵埃の噴出が水平方向に、上から下へ連続して起こっている。それぞれの噴出の間隔は0.2秒より短い。物理法則では上の階が崩れて下の階に落ちるのに約0.6秒が必要である。
この現象は、人為的な爆破以外では説明不可能だろう。
●北タワー崩壊の異常さはFEMAの公式報告もニューヨーク・タイムズも指摘する。
2002年のFEMAの公式報告は『ビルの屋上にあるアンテナが、外壁が動き始める少し前に、下方そして横方向に動き出した。これは建物中心部の2、3箇所で崩壊が始まったことを示す。』と言う。同様の指摘をニューヨーク・タイムズ紙も行った。
47本ある最も頑丈な鋼鉄製の中心柱の一部が、他の細い柱よりも先に崩壊したということである。公式見解はこれには全く説明を与えない。
●多くの証人が、タワーで連続的に発生した爆発音を指摘する。
消防士が、飛行機が衝突した階よりもずっと下の方で続けさまの爆発音を聞いている。さらに消防士たちは第2ビルが崩壊する直前に飛行機が衝突した階付近とそれより下で閃光を目撃している。ジェット燃料が下方の階で爆発を起こすことはありえない。NISTのチーフ調査官も「ジェット燃料は恐らく10分未満で燃え尽きただろう」と認めている。
●鋼鉄の梁が水平に数百フィートも飛ばされて、コンクリートが粉々に砕けた。
崩れつつある所のずっと下の方の階から奇妙な塵埃の噴出が水平方向に起こっている。(写真参照)巨大な鋼鉄製の梁が水平に数百フィート運ばれ、コンクリートは塊状ではなく粉末状であった。爆破説だけがこの現象を説明できる。
●消防技術の専門誌Fire Engineeringも、飛行機の衝突と燃料による火災だけでビルが崩壊することは否定する。
消防の専門技術者たちは、飛行機による構造的なダメージと燃料の発火だけではWTCタワーを倒壊させるのに不十分である、と断言する。
●WTCの3つのビルがほぼシンメトリカルに真っ直ぐ崩れ落ちたたが、これは計画的な爆破以外には起こりえない。
公式見解は、ランダムな火災と飛行機の衝撃が崩壊のすべてを起こした、とするが、実際に起こった崩壊の仕方とは全く矛盾する。
ビル解体専門会社の社長であるMark Loizeauxは、もし自分がWTCタワーを解体するのなら、ビルの重さを利用するために地下に爆発物をセットしただろう、と語る。
実際に多くの消防士が地下室での爆発を証言している。
●WTCは民間大型旅客機のそもそも衝突を想定して設計されていた。
事件直後からその崩壊を研究した工学の専門家Zdenek P. BazantとYong Zhouが、WTCビルは民間の大型航空機による水平方向の衝突およびそれによって起こされる総ての力に耐えうるように設計されていた、と述べる。
彼らは、破壊の規模と状態から見て、鉄骨が800℃以上の温度にさらされたはずであると明言しているが、NISTは600℃を上回ったといういかなる証拠も示すことが出来ない。またNISTは最初の数分間でジェット燃料の大半が燃え尽きていたことを認めている。
●NISTは、観測された現象の多くを無視し数値を恣意的に崩壊理論に合わせたシミュレーションを用いたが、なおかつ崩壊を説明できない。
ここでジョーンズはNIST報告について多くの矛盾点を指摘する。一部のみを紹介する。
NISTがシミュレーションを委託した民間研究機関は、飛行機によるショックと火災の規模を実際に考えられる最大値にしても、なおかつWTCは2時間以上崩壊しないことを明らかにしている。(第1ビルは1時間42分、第2ビルは56分で崩壊。)数値を少し小さくするとビルは決して崩壊しなくなる。
また彼らは崩壊理論にあわせるために外周の柱に関して恣意的に数値を調整している。そしてその根拠は語らない。そのシミュレーションによると、中心柱群が崩壊し床がたわんで外周の柱に内向きの力が働くように「調整」したのだが、英国の消火の専門家はそのようなことは不可能であると指摘する。力学を知っている者なら明らである。
さらに彼ら自身が、タワー崩壊を「1兆分の1よりも小さい」確率、第7ビルの方はそれよりもはるかに小さい確率であると結論付けた。事実上の否定である。
●NISTは9・11委員会への報告で、「このレポートは崩壊開始以後に起こったWTCの構造的な振る舞いについてまで含むものではない」と正直に告白した。つまりそれを説明できないことを認めたのである。
第7ビルの崩壊は6.6秒。同じ高さからの自由落下運動が6.0秒。タワーも非常に速く崩壊した。この速度は、公式見解では全く説明が付かない。
また南タワーが崩壊する際に、上の方34階分に当たる部分が大きく回転しながら落ちている(写真参照)が、結果として粉々に砕けて真下に落下した。巨大な角運動量がどこに消えてなくなったのか? 運動量の保存は物理学の基本原理である。爆薬による爆破以外にこの現象は説明不可能。政府、NIST、FEMAは全く沈黙している。
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以上です。ただあまりにも短くまとめたために、十分にその内容が伝わっていないところもあります。これは申し訳ないが、原文を参照してください。