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史上最悪の似非(エセ)科学『9・11:WTCパンケーキ崩壊論』の大崩壊!!
《この投稿内容に対する反論・異論は大歓迎します。(ただし、極小部分を取り出して全体の要旨を無視して論評する、いわゆる揚げ足取りはお断り。)》
●本稿は、9・11事件でのWTC1号、2号、7号ビル倒壊に関する「WTC崩壊論(Collapse Theory)」、俗に言う「パンケーキ崩壊(Pancake Collapse)」説についてのものである。
結論を先に述べておく。
「WTC崩壊論」はまさに「理論の崩壊」であり、ガリレオ以前の天動説よりも劣悪、一顧の価値すらない単なる屁理屈であるばかりでなく、スターリン時代の「ルイセンコ学説」あるいは例の「知的計画による創造」に匹敵する、史上最大級の似非(エセ)科学、単なる政治的デマゴギーに他ならない。
●一つの理屈の正しさは何によって証明できるのか? またそれの誤りが何によって証明できるのか?
事実こそが全ての鍵である。その理屈に附合しない事実や合理的に説明できない事実があるのか無いのか、ただただ、この点のみによる。
理屈に対して別の理屈をぶつけることによってではない。理屈によって理屈の正否を決定することは根本的に不可能である。これは現代科学の常識中の常識と言える。同様に、「証言」「判断」「見解」等の正否を、別の「証言」「判断」「見解」等で証明あるいは否定する行為は、狐に化かされて同じ道をグルグルと回るのと同等である。
あくまで事実なのだ。一つの仮説に対して附合しない事実が存在せず説明の付かない事実が存在しない、そのような仮説と矛盾せずそれを補う場合にのみ、「証言」「判断」「見解」が意味を持つ。
【注意:9・11真相解明を目指している人の中にも、「論を以って論に対抗する」「証言を以って証言に対抗する」傾向が無きにしもあらずなのだが、これはその妨害を試みているヤツラの思う壺なのだ。最初から出口が存在し得ない、果てしない論争に巻き込んで妨害するのが、この無垢の人々の血で手を染める政治詐欺師どもの手口である。事実こそが、嘘を武器にする者に対する「大量破壊兵器」なのだ。厳重注意。】
●ガリレオの以前に次のような珍妙な「理論」があったそうである。
《斜め上方向に投げられた物体は、落ちようする自然の性質に逆らって真っ直ぐ進む「力」を手に入れたのである。その物体が進んでいくに従ってその「力」を使い果たし、ついには失ってしまう。それがゼロになった時点で物体はもはや進むことが出来ずに落下する。》
解りやすく言うとこういうことだ。『野球でバッターが外野フライを打ち上げた。ボールが真っ直ぐの直線を描いて外野手の頭上まで進み、そこでピタリと止まってそのまま真っ直ぐに外野手のグラブめがけて落ちていく。』
このような「理論」が事実と附合せず事実を説明できないことは小学生でも確認できよう。ボールは滑らかな曲線(弾道曲線)を描いて飛んでいくのだ。事実と相反する「理論」は無価値であり、それを基準とする判断は無意味である。
高校生でも知っている通り、ガリレオの実験に基づくニュートンの考察がこの事実を説明し、多くの観察される事実の中でそれに反する現象が起きないことが(この時代の観測精度のレベルで)確認されたことで、彼らの正しさが証明され理論として成立したのである。もちろん後年、ニュートンの理論では説明の付かない観測事実に基づいて、新しい理論が作られその位置付けの見直しが行われた。(理論的要請から新たな事実発見の予想が立てられることはあるが、それはその元となる理論が優れたものとして確立されているからこそ、である。)
断じて理屈によって理屈に反駁したのではない。一つの理屈を正当化しあるいは反駁する唯一の根拠は事実のみである。その理屈に当てはまらない事実が一つでも確認された場合には、それは修正を受け、あるいは破棄されて他の仮説にとって代えられなければならない。科学とは「反証主義」なのだ。
●もちろん、日常生活レベルでの話では、いくらなんでもここまで厳密なことを考える必要はない。お互いに面白おかしく嘘や誇張やしゃれを語り合って座を盛り上げたり、それこそ「嘘も方便」で、人間関係の円滑化のためには多少の嘘やいい加減さが必要だったりする。私だってその方が好きだ。
しかし9・11のように、それ自体で三千人近い死者を出し、さらにそれ以降引き続く戦争の中で、何万人、何十万人が残虐に殺害され、不具とさせられ、拷問され生活や自由を奪われる、その出発点となった事件を扱う場合に、上記の原則は一歩たりとも譲ることはできない。
この重大事件を判断する際に、いったい何が最優先されなければならないのか、明白だろう。事実として何が起こったのか。「起こった」とされる一つ一つの事柄が事実であるのか、事実で無いのか。(このような政治的意味合いを帯びた事件には必ず「物証の捏造」という可能性がつきまとう。)ここが全ての判断の出発点であることに、異論は無いものと思う。
次に、ある仮説を用いて合理的に説明できないような事実が存在しない、そのような仮説のみが判断の基準とされなければならない。人間による「証言」「判断」「見解」は、その基準に基づいてのみ、その評価がなされるべきものであろう。
【注意:この点に関しては以下の阿修羅投稿を参照していただきたい。】
http://asyura2.com/0510/bd42/msg/792.html
9・11事件を判断するための明確な視点を持つべきです
決して忘れてはならない大原則を確認してみよう。ある出来事の原因についての「論」や「説」はあくまでも仮説であり、一つの可能性を示すものでしかない。仮説は観測される数多くの事実とつき合わされ、事実と附合せず事実を説明できないものから削り落とされていく。そうして、ある仮説が事実と附合し事実を説明でき、またそれで説明できない事実が見つからないと多くの専門家によって確認されて、始めてそれが理論と呼べるものになるのである。
したがって「WTC崩壊理論」などという言い方は本当なら正確ではなく、それはあくまでも仮説として「一つの可能性」を示すものでしかない。それと相反する事実、説明できない事実が存在する場合には修正を施さなければならず、単なる修正で解決できない場合には断固として破棄されるべきものである。
●以上の科学的な観点から、米国政府公式見解を支える「崩壊理論」、一般的に「パンケーキ崩壊」説と呼ばれるものについて検討してみたい。
以下で、FEMAは連邦緊急事態管理庁(Federal Emergency Management Agency)、NISTは米国国立検査標準局(National Institute of Standard and Technology)である。
この「パンケーキ崩壊」説には「ヴァージョンアップ版」がいくつか存在するが、基本的には次のようなものである。
《(ジェット機の衝突と燃料の爆発による)火炎の噴射は天井を破壊し、鋼鉄製の梁に吹き付けてあったアスベスト製の耐熱材の大部分を剥ぎ取った。床を支える鋼鉄の梁は炎によっておそらく急激に崩れ初め、炎によって温度の上がった平らな部分によって区切られている中心部の鋼鉄製の支柱は、ゆがみ、曲がり、外れて崩れ始めた。その次にタワーの上の方が建物の下の部分を押し潰した。このパンケーキ崩壊が110階の建物の全面的な滝のような崩壊の引き金になったのである。》
http://vincentdunn.com/wtc.html
“Why the World Trade Center Buildings Collapsed A Fire Chief ’s Assessment”
By: Deputy Chief Vincent Dunn ret より
【注:この「理論」に最も大きな影響を与えているのがMIT(マサチューセッツ工科大学)教授トマス・イーガーの仮説だが、イーガーについては「付属資料」としてこの投稿へのレスの形で紹介しておこう。】
パンケーキ崩壊というのは、そもそも地震によって建造物が崩壊する時の、主に激しい横揺れによって建物の一部の階が崩壊する現象を指す。これはたとえば神戸の大地震の際に多く見られた現象である。その他に宇宙論の中にパンケーキ崩壊論があるが、本題から遠いので省略する。(もちろん地震でのパンケーキ崩壊が下方の階の「滝のように崩れ落ちる」全面崩壊を起こした例はいまだかつて存在しない。)
(参考:説明と写真:地震でのパンケーキ崩壊)
http://www.restoringearth.co.uk/education/science/geography/geohazards/earthquake/building_failure/pw3.shtm
したがってこれは本来なら全体が上から下まで次々と押し潰されるような崩壊の仕方を指すものではなく、先ほどのVincent Dunn(元NY市消防局副長官)が言う通り、一部がパンケーキ崩壊を起こしそれが連続的な崩壊の引き金になった、というのがより正確な表現なのだ。
しかし一般的には、9・11WTCに関してこの連続崩壊(Progressive Collapse)の全てまで含めて「パンケーキ崩壊」と呼ばれているようなので、本稿でもこれを「 」をつけて使用するとしよう。問題は、WTCがなぜ次々と連続した全面的な「滝のように崩れ落ちる」崩壊(ただし第7ビルは異なる崩壊の仕方をしたが)を起こしたのか、ということである。
●事件直後にFEMAは、コアの鉄柱(支柱)群が熱で溶解した、と発表したが、ジェット燃料の灯油で鋼鉄を溶解させることは不可能であり、この説はあえなく消え去った。
またコアの鉄柱群が700℃〜800℃ほどの熱で弱り「うどん状態」となって全体の連続的な崩壊を引き起こした、という説が飛び出した。いちおう一つの可能性として認めておこう。
次に「パンケーキ崩壊」説の主流となっている「梁の連続的な破壊による崩壊」である。これは上の「コア支柱群の崩壊」説が持っている弱点を補強するものであり、いくつかの細かい違いを持つヴァージョンが存在するが、FEMAやMIT教授のトマス・イーガーなど、米国政府の公式見解を支えているのがこの「理論」である。
極めて簡単に言うと、これはコアから横に伸びて各階を支えている梁の鋼鉄材が火災の熱によって強度を失って下に崩れ落ち、上の階から下の階に向かって押し潰すような動きが、次々と連鎖反応的に起こって、ビル全体が崩れ落ちていった、というものである。FEMAは上階の床が崩れてそれが次々と連続的な崩壊を起こした、と説明する。
(参照:図解:「連続崩壊論」)
http://911research.wtc7.net/disinfo/collapse/docs/progressive.gif
(参照:図解:FEMAによる「連続崩壊」の説明。ただしこれは鉄骨構造が約800℃に熱せられ強度を失っていたことを前提とする。)
http://911research.wtc7.net/wtc/analysis/official/docs/fig_2_20_s.gif
(参照:写真:ビルの一部が連続的な崩壊を起こしている例:18階の1室で起こった爆発が原因の崩壊:1968年、ロンドン)
http://911research.wtc7.net/disinfo/collapse/docs/ronanpt.gif
イーガーは「ビル全体の梁がジッパーを外すように崩落した」として自らの説を「ジッパー理論」と名付けている。
(参照:下のUrlから入るとすぐに動画による説明が見える。)
http://www.pbs.org/wgbh/nova/wtc/collapse.html
これらの「崩壊論」で、ビルに加えられた力として存在するのは、飛行機衝突による衝撃、および重力のみである。そして飛行機によるインパクトでは崩壊にはつながらないことが確認されている。したがって崩壊の際に働いた力は重力のみとなる。またその際に火災の熱による鋼鉄材の強度の大幅な喪失、および飛行機の衝撃によるダメージがそれを容易にした、と見なされている。これも一つの可能性ある仮説としておこう。
●ところで、実際に起こった事実は次の通りである。
【注:以下に取り上げる事柄のうち、これは事実ではない、ということが判明しているものがあればお知らせ願いたい。また、すでに「崩壊論」の中で取り上げられておりその原因が合理的に説明されているものがあればご紹介いただきたい。単に私が不勉強で見逃している可能性もある。ただし、素人の茶飲み話的判断ではなく、専門家によって責任持って為されたものに限る。】
★ビル全体がほぼ均等に(シンメトリカルに)バラバラ、粉々に崩壊した。
WTCビルの鉄骨(コア、外周)はほとんどがお互いに引き離され、コンクリートも粉々に砕け、地面近くのわずかな部分を除き、建物の一部が大きな塊状になって残った形跡は見当たらない。
(参照:写真:崩壊の様子)
http://911research.wtc7.net/essays/nist/docs/ntcol_mont1s.jpg
(参照:写真:崩壊後のグラウンド・ゼロ)
http://www.angelwings-ggtg.com/crosses3a.jpg
THE CROSSES AT GROUND ZERO
【注意:これは、ビルが受けた崩壊を起こす力の効果が、およそ偏り無く建物全体で現われ、それが隅々までほぼ均等に行き渡っていたことを示す。通常の地震などによるビル崩壊の場合なら、建物の一部(数箇所)に破壊を起こす力による効果が集中し、砕ける部分と様々な大きさの塊状で残る部分とが存在する。先ほどの地震での崩壊の例を参照のこと。唯一例外的な可能性としては、爆薬を用いる人工的な解体があるだろう。
もちろん、温度が800℃に至って鉄骨強度が著しく失われた状態がビル全体に均等に実現されていた、と仮定するならば可能性はゼロではない。ただしその仮定は証明されなければならない。2005年に作成されたNISTの報告によると600℃より高い温度に達したことを証明するサンプルは何一つ発見されなかったが。】
★崩壊が始まった箇所より上の部分も同様に崩壊した。
崩壊は第1ビル、第2ビルとも、途中の階から始まった。110階の建物で、第2ビル(南タワー)は上からおよそ30階分、第1ビル(北タワー)はおよそ20階分が、最初の崩壊の場所よりも上に存在した。しかし、その部分の塊状の残骸は無かった。
特に第2ビルでは、上部約30階以上の部分に当たる塊は大きく回転しながら倒壊を開始した。これが下に落ちて転がった形跡は全く無く、やはり落下途中ですべて粉々になった。
(参照:写真:第2ビル崩壊の瞬間)
http://www.physics911.net/9-11%20Picture8%20(sotower).jpg
(参照:第2ビル崩壊のビデオ映像)
http://www.911research.com/wtc/evidence/videos/docs/south_tower_collapse.mpeg
【注意:途中の階で崩壊が始まれば、それよりも上の階は無重力に準じた状況に置かれる。物騒な例えだが、エレベータのワイヤー・ロープが切れて自然に落下する場合、中にいる人間は人生の残りの数秒間を無重力状態で過ごすことになる。各ビルの上層部はこのような状態でもやはり主要な塊を残さず粉々に破砕した。下の方の階や地面との激突が、破壊作用が偏り無く行き渡る粉々状態の崩壊を起こす、と言うのなら、その物理学的・物性学的な証明が必要である。(落下速度について次の事実で述べよう。)繰り返すが、「崩壊論」ではビルに働く力は重力のみである。】
★崩壊の開始から終了までの時間がおよそ10秒である。
WTC1と2の高さ(415メートル)から、空気抵抗の無い状態で、物体を自由落下させたときに地上に着くまでの時間は9.2秒である。
崩壊がいつ終了したのか、の判定は、猛烈なコンクリートの粉による雲のために(それほど粉々に砕けた)多少難しくなるが、およそ10秒前後、長くても12秒というのが妥当な線だろう。米国政府9・11委員会の最終報告には第2ビルが10秒で崩壊したと書かれてある。また先ほどのNY市消防局元副長官Vincent Dunnの文章には、第2ビルが8秒(?!?)、第1ビルが10秒、とある。
【注意:第1ビルにしても第2ビルにしても、崩壊箇所の上部にあった部分が、次々と下の階を押し潰しながら(つまりそれだけの抵抗を受けながら)落下する運動を、ほぼ「自由落下の速度」で済ませた(?!?)うえで、自らも粉々になった(!?!)、というわけである。再度言っておくが「崩壊論」では重力以外の力は一切無いのだ。位置エネルギーが運動エネルギーに転換しそれがさらに破壊のための力として使用される場合、速度がその分だけ落ちるのが物理学の基本法則なのだが。】
★第7ビルではジェット旅客機の激突も無く、ジェット燃料による火事も無く、小規模な火事が見られただけである。そして下の階から崩壊し始め、6.6秒かけて倒壊し、第1、第2ビル同様に全体が粉々に砕けた。(ちなみに、第7ビルの高さからの真空中での落下にかかる時間は6.0秒。)
(政府レポートの元となったFEMAの報告では「激しい火災」となっているが、他のビル火災と比較してどれほど「激しい」のかは書かれていない。)
(参照:写真:WTC第7ビルの火災)
http://wtc7.net/docs/fig_5_19_s.jpg
(参照:WTC7崩壊のビデオ映像)
http://www.whatreallyhappened.com/IMAGES/wtc7_cutter.wmv
(参照:写真:崩壊後のWTC7)
http://wtc7.net/docs/b7_nofire.jpg
(参考までに:写真:1988年にロスアンジェルスで起きた64階建てのFirst Interstate Bank Buildingの火事の様子。もちろん崩壊は無し。)
http://wtc7.net/docs/la_fire_lg_c.jpg
(参考までに:写真:2005年2月にマドリッドで起きたウインドソル・ビルの火災。激しい炎が12時間以上続き、完全鎮火には約2日間を要した。鉄骨構造以外はすべて崩れ落ちたが、鉄骨は支柱も梁も崩れずに残った。)
http://colt.cache.el-mundo.net/documentos/2005/02/windsor/album1/img/02.jpg
【注意:飛行機の衝撃も燃料による火災も無かった第7ビルでも、やはり建物全体にほぼ均等に偏り無く破壊の力による効果が及んだとみえて、地上に大きな塊上の部分は残らなかった。また第7ビルは下の方から破壊が始まり、上部がビルの形状を保ったままで落下しながら、結果として全てが崩壊した。かかった時間は自由落下の場合とほぼ同等である。何度も言うが、「崩壊論」によると破壊を起こした力は重力のみである。】
★第2ビルは第1ビルよりも17分遅く飛行機の激突が起こった。しかし第1ビルが102分後に崩壊を開始したのに比べ、第2ビルは56分後に(約半分の時間で)崩壊を開始した。この2つとも全く同様の崩壊の仕方をしている。
【注意:第2ビルの火災はこのときまでに、第1ビルと比べてもかなり小さくなっていた。第2ビルの熱伝導率が第1ビルに比べて異常に高く急速全体の温度が上昇したのだろうか? またNISTの報告によると、いずれのビルでも最初の10分以内でジェット燃料による最初の火災の大半が終了していたと見られる。2005年のNIST報告の資料はこの投稿のレスで付属資料として載せておく。】
★WTC第1、第2そして第7ビルの全てで、明らかに融解していたと思われる金属の塊が発見されている。
(参照:写真:これは事件の8週間後に第1ビルの崩壊現場から取り出される灼熱した金属の塊。片づけが始まってから延々と水がかけられ相当に冷えた状態でこれ。)
http://www.photocrib.net/is.php?i=2541&img=MOLTENSTEEL.jpg
詳しくはジョーンズの論文を見てほしいが、この色から判断して845℃〜1040℃と解る。(アルミニウムの融解点は約660℃。)したがって飛行機のアルミニウムではありえない。また、ニューヨークのウエアハウスに保存されている明らかにいったん融解してから凝固した金属の塊がある。これはアルミニウムではなく鉄であることが確認できる。その写真は「使用不可」となっておりここでお目にかけられないが、下のジョーンズ論文をご覧いただきたい。(上から約4分の1のところにある。)
http://www.physics.byu.edu/research/energy/htm7.html
Why Indeed Did the WTC Buildings Collapse? by Steven E. Jones
【注意:FEMAもNISTも、航空機燃料の火で鉄の融解点(約1510℃)に達することがありえないことを認めている。なお、科学に詳しくない人の中には「熱がこもれば温度が上がる」と考える人がいるかもしれない。しかしどれほど理想的に熱を逃がさないように「閉じ込めて」も、自ら発熱化学反応を起こさないような物質が、与えられる温度以上に温度を上げることは全くありえない。(沸騰しているお湯の中に長時間入れられた物体が100℃を超える?)高校の物理の先生にでも聞いて確かめることだ。】
●もっともっと挙げることはできるが読者を煩わすだけだろう。これくらいで十分である。私は上記の各事実に関して(「テロリスト」のパスポートが発見されたなどという米国政府発表の漫画は論外として)、「崩壊論」を唱える専門家による責任ある説明をいまだに眼にしていない。
またもし有志の方がおられたならば、ぜひとも日本で身近にいる各分野の専門家にこれを見せてお尋ねになってもらいたい。旅客機激突による損傷と灯油の火災による構造上の劣化、そして重力のみで、上記の事実がどのように合理的に説明できるか、と。
重ね重ね申し上げるが、ある仮説が事実に符合せず事実を説明しきるもので無い場合には、即刻、修正あるいは破棄しなければならない。説明できないことがマイナーな1箇所か2箇所であれば修正で通用するだろう。しかしこれほどに多く、しかも致命的と言ってよいものである場合、即刻、破棄されなければならない。
●私は、上に取り上げた諸事実が到底、「崩壊(パンケーキ崩壊)理論」と附合し説明が付くようなものではない、と断定しておく。そしてこれらの事実と附合する仮説が「予め設置された爆発装置による計画的ビル解体」以外に存在しないことを予告しておこう。
上記の諸事実は、誰の目にも明らかに起こった事実であるにもかかわらず、「解体論」を唱える者とその信奉者たち、それを元にした「反テロ戦争」政策と米欧と日本のファシズム化を強引に推し進める者たち、そのプロパガンダ機関であるマスコミ、そして何よりも、それによって莫大な利益を手にしている者たちによって、一切が無視されている!
その米国=ネオコンの大嘘と蛮行を土台で支えているのが、「WTC崩壊理論」の賛同者たちなのだ! 「反イスラム・テロ」の賛同者たちなのだ! この者たちは断じて無罪ではありえない! 大嘘つき、臆病者の卑劣漢どもが! アフガニスタンやイランで殺されグアンタナモで拷問を受けている人々の血を頭から浴びるがよい!
●「WTC崩壊論」はまさに「理論の崩壊」であり、ガリレオ以前の天動説よりも劣悪、一顧の価値すらない単なる屁理屈であるばかりでなく、スターリン時代の「ルイセンコ学説」あるいは例の「知的計画による創造」に匹敵する、史上最大級の似非(エセ)科学、政治的デマゴギーに他ならない。
(注:ルイセンコ学説については次を参照してほしいが、スターリンに取り入ったルイセンコという生物学者の立てた偽説であり、これに反対した数多くの学者がシベリア送りになったり処刑されたりした。科学を装った政治的デマゴギーの好例であろう。)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B3%E8%AB%96%E4%BA%89
「崩壊論」もルイセンコ学説と同様に政治的大弾圧の手段とされるのだろうか? 「911ディナイアル」「アンチ911」などという言葉が近いうちに発明され、法と官憲による焚書坑儒、言論弾圧が開始されるのだろうか?
米国政府公式発表の根拠とされる「崩壊(パンケーキ崩壊)理論」は即刻!破棄し、この「理論」を土台とした9・11事件の「解釈」「判断」「見解」をことごとく白紙に戻し、上記の事実と附合し説明をつけることができる別の仮説を元にして、9・11に対する認識を早急に作り直さなければならないのだ。そしてこの事件の真犯人どもをその座から引きずり落さねばならない。
真の平和のための本当の運動は、唯一そこから開始するのである。
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