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「マサチューセッツのパンケーキ屋」トーマス・イーガー、およびNISTについて
http://www.asyura2.com/0510/bd42/msg/851.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 2 月 03 日 20:44:06: SO0fHq1bYvRzo
 

(回答先: 史上最悪の似非(エセ)科学『9・11:WTCパンケーキ崩壊論』の大崩壊!! 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 2 月 03 日 20:38:57)

「マサチューセッツのパンケーキ屋」トーマス・イーガー、およびNISTについて


●次に挙げるのは、マサチューセッツ工科大学(MIT)素材工学教授トーマス・イーガーが、テレビ用の科学番組などを作成している会社であるNOVAとの対談の中で、WTC崩壊について語っている言葉である。

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NOVA: The Twin Towers collapsed essentially straight down. Was there any chance they could have tipped over?
NOVA:ツイン・タワーは基本的に真っ直ぐ下に落ちました。それがひっくり返る可能性はあったのでしょうか。

Eagar: It's really not possible in this case. In our normal experience, we deal with small things, say, a glass of water, that might tip over, and we don't realize how far something has to tip proportional to its base. The base of the World Trade Center was 208 feet on a side, and that means it would have had to have tipped at least 100 feet to one side in order to move its center of gravity from the center of the building out beyond its base. That would have been a tremendous amount of bending. In a building that is mostly air, as the World Trade Center was, there would have been buckling columns, and it would have come straight down before it ever tipped over.
Eagar:この場合ではそれは全く不可能だ。我々の通常の経験では、小さな物を取り扱う。たとえば水の入ったグラスで、これがひっくり返るとしよう。そのとき我々はある物がその底面に比べてどれくらい遠くに傾くものなのかに気が付かない。世界貿易センターの底面は一辺が208フィートだった。そしてそのことは、その重心をビルの中心から離し底面を越えて外側に動かすために、少なくとも100フィート、一方の側に倒れていなければならなかっただろう、ということを意味している。ビルはとんでもない大きさで傾いていたことになる。世界貿易センターがそうだったようにそのほとんどが空中にある高層ビルにおいては、これでは支柱が捻じ曲がってしまたことだろうし、それがひっくり返ってしまう前に真っ直ぐ下に落ちていたことだろう。

Have you ever seen the demolition of buildings? They blow them up, and they implode. Well, I once asked demolition experts, "How do you get it to implode and not fall outward?" They said, "Oh, it's really how you time and place the explosives." I always accepted that answer, until the World Trade Center, when I thought about it myself. And that's not the correct answer. The correct answer is, there's no other way for them to go but down. They're too big. With anything that massive -- each of the World Trade Center towers weighed half a million tons -- there's nothing that can exert a big enough force to push it sideways.
ビルの解体を見たことがあるかね? 彼ら(解体技師たち)はビルを爆破するのだ。そしてビルは破裂する。さて、私は以前に解体の専門家にこう尋ねた。「あなたたちはどのようにしてそれを、破裂させてしかも外側に落ちないようにするのですか」と。彼らは「ああ、それは爆発物を置く場所と爆発のタイミングだけですよ」と言ったのだ。私はずっと彼らの答えを正しいと認めていた。世界貿易センター(の崩壊)までは。そのとき私はそれについて考えたのだ。それは正確な答えではない。正確な答えはこうだ。ビルは下に落ちる以外に無い、と。それらはあまりにも大きい。あんな巨大な重量のもので――世界貿易センター・タワーはそれぞれ50万トンの重さがあるのだが――横の方向に押すだけの十分に大きな力を出せるようなものは無いのだ。

The Collapse: An Engineer's Perspective
http://www.pbs.org/wgbh/nova/wtc/collapse.html

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私はこの資料を最初に読んだとき思わず茫然自失となった。これが本当にMITの教授の言葉なのか、と眼を疑った。これをお読みの方の中で、理工系、特に建築工学か土木工学、物理学、あるいは構造力学を勉強している方がおられたら、ぜひともご意見をおうかがいしたい。

私もこういった方面では素人に毛の生えた程度なのだが、話があまりにも高尚過ぎるのか、それともあまりにも程度が低くてバカバカし過ぎるのか、本当に理解に苦しむ。上のような質問をしたNOVAのインタビューアーも相当なものだが。

このイーガー大先生は素材工学の金属の専門家で、要するに典型的な「専門馬鹿」と見える。専門以外のことは素人並み、あるいはそれ以下、というタイプなのだろう。専門馬鹿なら専門馬鹿らしく自分の守備範囲のことだけをやっておけば、それなりにユーモアのある良い教授として過ごせただろうに! ひょっとすると将来の出世かノーベル賞でも目の前にちらつかされたのかな?
(参照:MITのイーガー研究室HP)
http://eagar.mit.edu/WeldLab/

MITの大先生いわく、
《解体の専門家は間違っており、ビルの解体工事で真っ直ぐビルが崩れ落ちる原因は爆発物の設置場所と爆破のタイミングの問題ではなく、とにかく馬鹿でかくて馬鹿重いから、横にひっくり返ることが無い以上は、下に落ちるしかない》????!!!!


●皆さんにぜひともやっていただきたい実験がある。「実験台」として大学の先生、それも建築工学か土木工学か、とにかく構造力学に詳しい人なら良いのだが、先入観を避けて客観性を高めるために9・11事件にはほとんど関心を持っていない人の方が良い。(ビル解体の専門家でも良いがきっと猛烈に怒り出すだろう。)どこの誰の言葉なのかは一切伏せて、「米国でこんなことを言っている人がいたのですが、どうでしょうか」とだけ言って、上記の文章(英語が堪能な人なら英文だけでも良い)を読んでもらうのである。

予言しておこう。その先生たちはきっとこう言うだろう。「これだからド素人は困るんだ!」と。

その後で「実はこれ、MITの教授なんですが。」と本当のことを言ってみれば良い。その先生の反応は、・・・、ちょっとかわいそうかな、いくらなんでも。そこまではしなくてもよいだろう。

ツインタワーは、強い嵐を受けても最上階付近でほとんど揺れを感じないほど、優れた構造で作られていたそうである。
(参照:ウイキペディア:「ニューヨーク世界貿易センタービル」)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%82%AF%E4%B8%96%E7%95%8C%E8%B2%BF%E6%98%93%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%AB

たとえWTCではなく、もっと古くに建てられたエンパイア・ステート・ビルなどでもそうだが、建物の重心が底面の端を越えて外に行くなど、馬鹿馬鹿しくて最初から想定の範囲にも入らない。まして超高層ビル全体が横にそのまま転がって倒れる(tip over)など、吉本のお笑いならともかく、初めから真面目な話題の中に入るようなものではない。ありえないことだがもし超巨大な力が横から加わったとしたら、途中で折れて上半部だけが回転しながら下に落ちていくことだろう。(お疑いなら、ぜひとも、建築の専門家にこの点を聞いて確かめていただきたい。)

特に後半の部分は、ぶん殴られるのを覚悟して、ビル解体の専門家に尋ねてみたらいい。もし爆発物の設置場所を誤るかあるいはタイミングを誤ったならば、ビルは途中で折れて大きな塊が回転しながら落ちていき、大小の塊状になって広範囲に飛び散ることは保証する。

このイーガー大先生の頭の中には、横にそのまま倒れるのでなければ下に崩れるしかない、というウルトラ単純な方程式しか入っていないようである。ニュートンも、まさかここまで、後輩の科学者に万有引力の法則を誤用されるとは、夢にも思わなかっただろう。

それにしても、こんな御仁だからこそ、あのどうしようもない「パンケーキ崩壊」論の主流になって得意満面でいられるのだろう。いっそ、マサチューセッツでパンケーキ屋でも開いたらよい。自分の研究した金属で最高の焼き上がりを自慢できる釜を開発したら、さぞみんなに喜ばれることだろう。せめてもの罪滅ぼしになる。


●最後に、NIST(National Institute of Standard and Technology)が作成したレポートである。NISTは2002年から3年間、米国政府の委託で、総額2億ドルを使って9・11のWTCビル崩壊に関する調査と研究を行ってきた。

ただし、NISTの報告は飛行機によるインパクトの分析に多くのページを割いており、ビルの崩壊自体に関しては他の連続崩壊(パンケーキ崩壊)論の補強に終始しており、明確な崩壊の理由を指摘するものではない。

http://911review.com/cache/nist/NISTNCSTAR1Draft.pdf
NISTファイナル・レポート(草案、7月)
【注:この草案では解体説を示唆するとも受け取れる部分が見られたが、それを指摘されると慌ててこれを掲載したサイトの外部からの接続を出来なくしてしまった。上の草稿は真相解明グループによってその以前にコピーされたものである。そして12月に発表された最終稿では何の理由も示さずにその部分を削除した。】
http://wtc.nist.gov/NISTNCSTAR1CollapseofTowers.pdf
NISTファイナル・レポート(最終稿、12月)

ジョーンズ論文によれば、NISTは「パンケーキ崩壊」のシミュレーションを民間の研究機関Underwriters Laboratories, Inc.委託しているのだが、それによると、飛行機による衝撃と火災の規模を実際に考えうる最高の条件に合わしてさえも、WTCは2時間以上崩壊しない、ということになってしまう。(第1ビルは1時間42分、第2ビルは56分で崩壊。)条件を少し緩めるとビルは決して崩壊しなくなってしまうようである。

またその際に彼らはコアの柱の状態ばかりを問題にしており、外周の柱については「崩壊理論」を成り立たせる目的で、物理学的に決して起こりえないような状態が起こるように恣意的に「数値を調整」して、その根拠については沈黙する。これは英国の防火の専門家たちからも批判を受けている。

NISTは9・11委員会への報告の中で「このレポートは崩壊開始以後に起こったWTCの構造的な振る舞いについてまで含むものではない」と正直に告白している。つまり私が指摘した崩壊開始後の様々な事実については説明できないのである。しかし、これを認めるだけでも、トーマス・イーガーが完全に投げ捨てた科学者としての良心を、彼らはかすかにでも持っているのだろう。

そして今、NISTは、建築と消防技術の専門家から参考にしたいから見せてほしいという要請を受けているのだが、そのシミュレーションを見せることを拒否しているようである。そりゃそうだ。他人様に見せられるような代物ではない。

私はNISTに所属する科学者の中から政府に対して反旗を翻す者が次々と出てくるだろうと予想(期待)している。自分たちがやってきたことが「科学への死刑宣告」であることを自覚している者が少なからずいるはずだ、と確信するからである。

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