現在地 HOME > 国家破産39 > 1016.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 米国が見放す日本:廃棄される日米安保 (World Report) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 4 月 08 日 22:21:10)
理不尽が当たり前の社会に
--------------------------------------------------------------------------------
理不尽という言葉が日本にありますが、今この言葉が死語となりつつあります。理不尽が余りにも多く当たり前になってきているからです。
理不尽が<当たり前>になり、<常識>になってしまえば、それはどういう社会でしょうか?
なぜ、日本人が作るとこうもいい加減なものが出来上がるのでしょうか?
かつて【メイドインジャパン】は、米国でジャンクと蔑まれ、故障は多い、デザインはダサいと言われていましたが、これに猛然と反発し、いつの間にか今度は反対に【メイドインジャパン】は世界でも最高品質といわれるまでになったのです。
ところが、これは民間企業の中の話であり、一歩公的部門・利害が絡む関係になると、一体どうなっているのか?と思えるほどの、ひどい例があちらこちらにあります。
日本は、【観光立国を目指す、バリアフリーを目指す】と、言葉は確かに素晴らしいのですが、では、以下の事例はどうでしょうか?これで観光立国・バリアフリー社会を目指せるでしょうか?
1) 博多駅ではタクシーで降りますと、雨が降っていれば最悪の事態になります。駅の前のタクシー降り場に降ろされますが、雨よけがないのです。
荷物をタクシーのトランクに入れていれば、荷物はぬれる、駅ビルまで走っていかなくてはいけない・・・。
外人などは顔をしかめています。老人などは悲劇というほかありません。
これで外人観光客を呼べますか?
2) JR名古屋駅では、『バリアフリーですよ』と一応はなっていますが、途中までであり、途中からとんでもない状態に陥ります。
名古屋万博があるから名古屋駅ぐらい完全にバリアフリーになっているだろうと思って、荷物を持ったり、老人が降り立ったらそこから悲劇が始まります。ホームからは確かにエスカレーターがあるのです。
ところが、それは中二階までであり、この中二階から改札口までは階段しかないのです。
で、どうなるか?
目撃しました例では、外人が荷物を持って顔をしかめながら階段を下りているのです。 ベビーカーを持った母親は、必死の顔でベビーカーを持って階段を下がっていました。
名古屋万博で準備した名古屋駅でこの有様なのです。
3) JR札幌駅でも、タクシー乗り場に行こうとすると、一旦駅から出ることになりますが、雨や雪が降っているととんでもない事態に陥ります。
タクシー乗り場・降り場まで、雨・雪よけがないのです。
綺麗な駅ビルにしたのはよいのですが、なぜ、雨・雪よけがないのでしょうか?
JR札幌駅の偉い方や北海道庁の役人は、タクシー乗り場・降り場を使わずに、別出口から全く雪にも雨にも濡れずに出入りできるシステムを作り上げている為に、一般利用者が濡れようが足を滑らそうが関係ないのです。
むしろ、自分達は特権階級にいるのだから、一般人が困って当然と思っているのではないでしょうか?
上記のような例は日本国中数え上げればきりがありません。
日本の高級官僚・企業の幹部は、我々一般人が使うような階段やタクシーは使わないために、全く実情が分かっていないのです。
それでいて高給を育む。
これではまともな社会になるはずがありません。
<国民>と<統治者>の目線がずれてきている社会は必ず荒れ、いずれは崩壊します。
巷にはメイドインジャパンの製品が消え、メイドインチャイナが圧倒的に多くなってきていますが、高給官僚・企業人は、いち早くメイドインチャイナになってしまっていたようです。
特権階級だけが生き残っていく社会に・・・。
そして、その先には・・・。
http://www.collectors-japan.com/nevada/main/m_050401_1.html