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(回答先: 公示地価は誰が決める? (World Report) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 4 月 08 日 22:27:32)
年金は国の財産?
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国会で奇妙な議論が起こっています。
国民が払い込んで積み立てている【年金積立金】は一体誰のものか?というものです。
『国民が積み立てているのだから国民のものに決まっているではないか!』と述べる国民が殆どだと思いますが、永田町・霞ヶ関ではどうもそうではないのです。
右記の表をご覧ください。
これは、3月15日に公表されました【日本国の資産・負債表】ですが、右側のグラフ1では国の金融資産のところに【社会保障基金資産 234兆円】が計上されているのがお分かり頂けると思います。
国が借金で苦しんでいるのだから、国民が積み立てている【年金積立金 234兆円】は国の資産として計上しよう、という動きなのです。
即ち、国民の年金資金は国が頂戴します、ということなのです。
先般、財務省が公表しました日本国の借金(負債)総額には、年金債務が抜けていました。
本来なら450兆円以上計上するべき<負債>ですが、財務省は不確かな数字だからとして計上しなかったのです。
今まで<負債>として計上し、公表していたものを今回からは負債にも計上しなくなったのです。
今まで国民が積み立ててきた年金資金は国の資産に計上され、今後国が払うべき年金負債は払う必要がないとばかりに、国の負債に計上しない。
即ち、国民の年金は<ない>ということなのです。
今、65歳以上の年配者の方が年金を貰い、海外旅行だ、国内旅行だと老後を謳歌していますが、それも、風前の灯になってきたといえます。
自分たちは年金を貰って悠々自適な老後を送る権利があるといってみましても、国はその資金を出さないということになれば、その時点で“終わり”になってしまいます。
『そんな馬鹿な話があるわけがない、脅すにも程がある!』と言われる方も多くおられるでしょうが、上記のようなグラフを作ったのは、官僚であり政治家なのです。
火のないところには煙は立たないと昔から言われています・・・。
http://www.collectors-japan.com/nevada/main/m_050401_1.html