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あまり、触れたいとも思わないのですが、どうも一度Kの意見を書いておいてKの基本姿勢の材料とか浅学非才ぶりを示しておいた方が良いかもしれないかな〜
などと考えて今回は「ホロコースト」を取り上げます。
「ホロコーストの嘘」という言葉で有名な歴史再考証は基本的には「ユダヤ陰謀論」と「ネオナチ運動」から起こった考察と云うのがKの考えですが、今ではかなりまともな理論家も否定派に存在します。しかし、ここで勘違いしてはいけないのは否定派は決して一つでは無く、主に3つの主張に分かれていて、基本的には別々の否定論を展開しているという事です。勿論、それぞれの主張に補完する相互的な応援関係的な要素はあるのでしょうが、ホロコースト否定論は単純な二元論では無いのです。
1 ホロコーストはヒットラーによって命令された国家的民族抹殺計画では無かった。一部には虐殺行為が行われているが、それはあくまで現場における犯罪であり、国家レベルでの民族抹殺計画では無かった。
2 ガス室と火葬場を使ったという証拠は無い、これは「イスラエル建国」における有利な立場を確保するための虚構のイメージの植え付けであり「ユダヤ民族の陰謀」である。
3 600万人とされるユダヤ人死者は大幅に誇張された数字である。
上記が否定論者の主な主張ですが
一部の否定派は大量虐殺までは認めているが、方法論や数字を問題にしているし、一部の人はホロコースト自体をユダヤの陰謀による虚構としているのである。
否定派はホロコーストがあった事が「証明される証拠」を提出できた人には賞金を払う用意までしたが「たったひとつの証拠」も提出されないので「ホロコーストは嘘」と主張している。
また、実際にホロコースト否定論には「危険」がつきまとうのである。
日本においては「マルコポーロ」は廃刊に追い込まれたし、否定論者の事務所に火を付けられるような事実も発生しているのである。
しかし、それらの事を総合して考慮しても、様々な状況証拠や証言、写真、ドイツ指導者の記録の文書などを考えれば、「ホロコーストはヒットラーの命令によってガス室と火葬場を主に使用して500万〜600万人のユダヤ人を殺害した行為」なのである。
ユダヤ人の死体で作った石鹸とか一部の情報は「間違いである」が、それでも
各国のユダヤ人の行方不明者は(最低見積もりで)500万人は超える事が確認されているみたいだし、大量のチクロンーB(一説にはシラミ退治に使われたと言う説もあるが、これは青酸ガスだそうです)、ガス室、火葬場の設計図と建築資材の発注書などはあるし、「アウスロッテン」(絶滅させる、が一般訳だが否定論者は「踏みつけにする」と訳すらしい)と言う言葉をユダヤ人に適用するという記録は多くあるらしい。
最初の「ホロコーストのあった、たった一つの証拠」が提出されないと云うのは、実は「その人が納得出来る証拠」であって、写真でも証言でも状況証拠でも主観を元に却下されてしまうので提出されないと云うのが真相のようである。
証拠写真を見せても「これはチフスで死んだ人の処理です」と解釈するのですが、その事を証明しようとはしないようである。
多くの否定論者はこれは国家レベルの陰謀なのでどんな情報操作もできるとして「あらゆる肯定情報」を認めず、その一方で否定情報は無批判で受け入れると云う兆候が顕著に現れているようである。
これは、勝負にならないと云うのがKの意見です。
ユダヤ人は危ないし、陰謀を使い、お金に執着が強く、途轍もなく頭が良いのは、一部の人においては確かだと思われます。
だからこそ、ヒットラーに「危険視されたのです。」結果、ホロコーストはあったのです。