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(回答先: 個人の問題というわけですね?私はシステムの結果だと思うのです。 投稿者 どうしたらいいか知りたい 日時 2003 年 10 月 25 日 12:39:49)
どうしたらいいか知りたいさん、エンセンさん、
>表だっては、みんなのためのシステムという隠れ蓑をみせながら、
>エンセンさんが言うように、なにか怪しげなシステムに見えるのです。
深刻な問題です。
私は選挙というよりも議会の問題について考えています。
議会が国家の利害を貫徹する機関となっている以上、議会の性格について歴史的に見直す必要があるとい思います。
国家の問題や歴史と離れて議会だけを取り扱うとこは意味がありません。つまり民主主義の表れである議会に代表を送ることが実際に民意を反映しているのか?投票することが民主主義なのか?この論理には途中に何か重大な問題が隠されているのではないか。今選挙の問題が出ていますので私なりに考えているところです。
いつも思っていることは日本では戦後「民主主義」によって婦人参政の「普通選挙」が実現しました。この普通選挙とは、しかし日本に原爆を二発もくらわせてジェノサイドを行い、占領統治したアメリカからの贈りものです。はじめから「民主主義」自体がくわせものである。
民主主義国アメリカが「国連軍」の名の下に、朝鮮半島をアカにするなと言って侵略し己に都合のよいボナパルティスト(傀儡)政権を作る。ベトナムを侵略する。「民主主義国」の多くの人々が反対運動を行ったのに許してしまう現実。ひるがえって日本では朝鮮特需、ベトナム特需で経済が発展する。これも「民主主義」のおかげ?
議会はなにやってんだ?とこの矛盾に一人悶々としていました。
平和憲法だって実質内容を改悪して安保条約を結び、そのもとで侵略を是認する議会とは、これが民主主義の実現形態ととても思えません。今じゃ野党も含めた翼賛議会に成り下がってしまった。年を追うごとに民主主義の内実が他国への侵略と結びついている。平和憲法もいつのまにかすべて自衛の名のもとに換骨奪胎されてしまった。
議会において共産党すら自衛隊容認の立場だから結果として侵略を許している。
さて、それでは市民はこれで民主主義が反映されていると考えるかどうか?
当然否です。
戦争は誰でも反対なのに、議会では有事法案、イラク特措法が可決・立法化される。国会審議を経たのだから、国は国民からお墨付きを得たと勝手に宣言するけど、それが国民の意思を反映したものといえるのか?
選挙地盤である労働組合さえ、翼賛政治家に組織ぐるみで投票する。
このように考えると、やはり議会は支配階級のための利害貫徹機関であり、議会主義が幻想であることがよくわかります。
とりあえずここでもう少し勉強するために筆を終えます。