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(回答先: なぜブタペストクラブは語られぬのか。 投稿者 黄色い人 日時 2003 年 8 月 01 日 17:41:48)
黄色い人さんの、”なぜブタペストクラブは語られぬのか。”
http://www.asyura.com/0306/idletalk2/msg/571.html
について雑考してみました。
黄色い人さんの、陰謀論周辺の恐怖感に辟易しているという感覚はよくわかります。
また、ここで言及されているピーター・ラッセル氏の主張もなかなか良いことを言っていると思います。
彼の著作の”Waking up in time”のサマリーなども読んでみましたが悪い?ことはなにも書いていない。
ただ、本体を読んではいないのですが、これだけでは現在のブダペストクラブの言うところのマクロシフトがなぜ起こっているかという説明が見あたりません。ただ「第三の波」のように、今は第三のシフトなのだという主張は「わかりやすい」反面、学者のわりには大雑把かなという印象を持ちました。
この人のサイトを見ると、かなり所謂ニューエイジの事象を肯定しているニュアンスがありますが、一方それが「新しい宗教」になってはいけないとまともなことも言っています。
これらの根拠になる学者らしい?統計データや理論の提示というものも見あたらないようです。
これはちょっと、私にはなんらかのプロパガンダのフロントになっているようにも取れますがどうでしょうか。著作を読まれたということですが、本の中には彼の主張の根拠はどのように示されているのか興味のあるところです。
グローバル・エリート層はこのような多くの「慈善」組織を構成していますが、その動機が本当にその主張どおりなのかは吟味する必要があると思います。
例えば、最近よくTVでユニセフがジャニーズのタレントを起用して、「300円でアフリカの子供達にワクチンを」とやっていますが、あれは日本では摂取が中止されている http://www.asyura.com/2002/health1/msg/148.html 生ワクチンです。これは現実的には「大量殺戮のための時限爆弾」であると言われています。http://www.asyura.com/0304/health4/msg/117.html
気分を害するかもしれませんが、これを推進しているのはWHOでありその背後の製薬会社群です。ここには「慈善」の顔を借りた「在庫処分」と将来にわたる人工削減が意図されているようです。
誰かの善意の300円がアフリカの子供を殺し、その子はいつか地球を救う科学者や哲学者になっていたかもしれません。
このような循環を「奨励」しているのはローマクラブと言われていますが、このブダペストクラブとローマクラブは関係が深いようです。
投稿された喰代栄一(ほおじろ えいいち)氏のサイトを読んでみると、
http://members.aol.com/michinos/Hikari.html
「 著者は私の最も尊敬する哲学者の一人アービン・ラズロ。ブタペストクラブの会長でもあり、六十冊以上の本を書いている。近著『創造する真空』(日本教文社)は私の愛読書のひとつだ。彼は十代半ばにしてニューヨークでデビューした天才的なピアニストでもある。
ブタペストクラブとは、一九九三年にラズロが設立した非営利の国際組織である。人類の叡智を集めて、科学・文化・経済と精神性を統合し、宇宙的視野に立った新しい倫理や、人類の未来社会に必要な視点を提供しつづけている。ラズロがローマクラブのメンバーだった頃、『成長の限界』で一世を風靡した同クラブの初代会長アウレリオ・ベッチェイと、人類社会に宇宙的な意識をはぐくまなければならないという思いで一致したことが設立のきっかけだった。
現在はそうそうたる名誉会員が名を連ねている。ダライ・ラマをはじめとするノーベル平和賞受賞者たち、私の尊敬する動物行動学者のジェーン・グドールやSF作家のアーサー・C・クラーク等々である。『マクロシフト』はそのブタペストクラブの公式レポートであった。
それでは、そこに書かれているマクロシフトとは何か? それは、ある時、青天の霹靂のように訪れるカオス的・危機的な時代分岐点を通る、大規模な社会変化のことである。ラズロによると、その社会変化によって世界が崩壊するかもしれず、反対に新たな前進となるかもしれない。それを決めるのはその時の大勢をしめる文化や人々の意識なのだという。
そして驚くべきことに、今まさに人類史上三度目のマクロシフトのまっただ中にあり、二〇〇一年から二〇〇五年の五年間こそ、カオス的・危機的時代分岐点だというのだ。」
なんと、ブダペストクラブの会長は「元」ローマクラブ会員であり、アウレリオ・ベッチェイの親しい友人とのこと。ベッチェイはよく知られているように頑固な優勢主義者であり世界人口削減計画の首謀者のひとりです。これで、ラズロがベッチェイと「同類」と断定することはできませんが、このような事実からは眼を逸らすべきではないと私は考えます。
また喰代栄一氏のプロフィールを辿ってみると、
http://members.aol.com/SiWriterEH/Hojiro3.html
この人の「飯の種」は船井グループ周辺ということもわかります。これは言葉は悪いですが「ニューエイジ商売人」のサークルということと私には見えます。また、過去の阿修羅上での経験ではhttp://www.asyura.com/2003/war25/msg/178.html という東大教授のメッセージの転載投稿がありましたが、このネタ元を辿ると江本勝氏という「水」に関する研究をしている人のサイトに行き着きます。
http://thank-water.net/japanese/article.htm これなどは、ブダペストクラブの「雰囲気」に近いものがあると思います。そして、このサイトも船井グループに近いことがわかります。
また、これはいまのところ雑談の範囲ですが、船井グループに集まる所謂「ニューエイジ」情報のソースはイスラエルに行き着くことが多いようです。私はこの裏にはモサドの影響を感じます。
なにかネガティブなことばかりで恐縮ですが、私の仕事上の経験では、ダライ・ラマが何年か前に来日しましたが、彼が日本に来る直前にはインドで彼を称えるコンサートが行われていました。このときの資金を出していたのはロックフェラー・グループのフロント組織だったというのがあります。チベットをめぐる「慈善」の動きにもなにか影がつきまというように思います。いまの新疆・ウィグル自治区というのは手つかずの石油資源があると言われています。
ハンガリーはマイケル・ポランニーやジョージ・ソロスといった一風変わった人の宝庫のようですが、このブダペストクラブも同様に光と影を内包しているように見えます。