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(回答先: HAARPさまにご意見をうかがいとうございます 投稿者 ぷち熟女 日時 2003 年 8 月 03 日 00:54:15)
HAARPさん、貴重な論考ありがとうございました。
ぷち熟女さん、ひょんなところでお会いしますね。HAARPさんに返答を書こうとしていたら、プチ熟女さんの投稿が先に入りました。割り込むつもりはないのですが、問題意識が全く同じですので、貴女の投稿の下に入れさせていただきます。
ニューエイジに関しては私も一時期かなり熱を入れていたことがあります。それなりに様々な新しい視点を獲得できたことは収穫でした。しかし、彼らが歴史や現実の政治・社会問題に目を閉ざしがちな点に関しては常に疑問がつきまとっていました。一番の問題は、何故ニューエイジの売れっ子たちは近・現代史の汚点であるシオニズムを批判しないのか、ということです。
私はニューエイジより先にシオニズムに関心を持っていましたので、ニューエイジのシオニズムに対する盲目ぶりが目に付くわけです。彼らの多くは「善人」で政治音痴であるが故に、いとも簡単にイスラエルやシオニストに利用されてしまうと考えています。
江本勝氏の水に関する実験は注目に値するものと思います。私個人の経験と考察から判断して、受けた意識エネルギーを水が結晶という形で表現することはありうると考えています(私自身は実験したことはありませんが)。しかし、江本氏の論述は緻密性に欠け、あまりいただけたものではありません。しかも、彼が政治問題等に触れると音痴ぶりを発揮してしまいます。
一ヶ月ほど前、思い出したように江本氏のサイトにアクセスしてみました。彼の水に関する本は世界各国で翻訳され、結構売れているようです。これはこれで結構なことと思います。また、すぐに私の目に留まったのは、彼がイスラエルに招待されていることでした。以下の彼のサイトをご覧ください。
http://www.hado.com/
日本はともかくとして、世界で本が売れるためには、多国籍金融支配層の利益を代弁するような内容でないといけません。彼らは世界の出版業界を支配しているからです。もちろん著作の中で彼らを直接讚える必要はありません。彼らの誘導は非常に巧妙です。
江本氏が日本で水の結晶の写真集を出したときは非常に大きな反響がありました。これは私の推測ですが、江本氏の水に関する実験と写真が「世界的に反響を呼べる内容であること」と「江本氏が政治音痴であること」にシオニストが目を付け巧みに江本氏を誘い込んだものと思われます。シオニストと多国籍金融支配層は分かちがたく結びついており、彼らは実に多様なネットワークを有していますので、江本氏を誘い込んだのがモサドかどうかは分かりません。
まずは、英語やフランス語等で本を出版させてあげて、ほぼ完全に彼を抱き込んだうえでイスラエルに誘う。おおよそこんなところでしょう。彼のサイトのイスラエル訪問記を読んでも、シオニスト・イスラエルの犯罪行為のために絶望的状況に置かれているパレスチナの人々のことは、もちろん全く触れられていません。
政治音痴の江本氏ファンと水の結晶ファンは、イスラエルファンになるのでしょう。
ガリラヤ湖畔で「水と愛に感謝」も結構なことですが、シオニストに愛の波動を送って彼らを更生させてもらいたいものです。もちろんここまで抱き込まれてしまった江本氏には無理なことですが。
私は、ニューエイジはそれなりに意義のあること考えています。しかし彼らが政治問題や社会問題について語るときは要注意です。ある国の政治、例えば米国に対する批判があったとしても、シオニズムと多国籍金融支配層に対するきちんとした批判的視点がない場合は注意すべきです。
ニューエイジの旗手たちが多国籍金融支配層の支援なしで、世界に名を売ることはほぼ不可能なのです。