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(回答先: Re: 女の戯言 投稿者 匿名の匿名 日時 2003 年 6 月 10 日 01:04:11)
いや、体というものは正直でございますね。
この板の下方の、あたくしの石田純一郎さまへのレスでは
物分かりの良さそうなことを書いておきながら、
こちらのスレをお立てになった『匿名の匿名』さまの諸投稿を読んで
吐き気を催し、食欲減退する、というのは。
あたくしがこのスレを読んでみて共感したのは、
風船さまの下方のレス(4人奥様が欲しい、と書かれた方でない分)
だったんでございますね。
ということは、首尾一貫させようと思えば、
石田さまに対して『分かることは分かる』と書いていた部分などについては
見直しの上、『理解致しますが共感するとは申せません』と修正し、
『認容できないでもない』としたところは撤回するべきなんでしょう。
石田さま、今ごろこんなこと書いちゃってごめんなさいね。
石田さまに対してああいった返答を差し上げちゃったのは、
1) 確信犯的な不倫でなく、『不倫をするのは本意でない』と
思っておられる方々に不慮の事故のように降りかかる恋を、
買春と同列に扱う気にはなれなかったため
(だって、どんなに自分だけはそんなことはしないと思っていても、
死に際までは自分が一生潔白だったかどうかなんて誰にも言えないはずでしょ)、
2) 石田さまが実際にはまだ不倫したことがないと言われ、
『逆の立場になれば自分も許せないだろう』と認めておられるので
あまり強硬な意見を差し上げる気になれなかったため
3) 常日頃あたくしが『不倫は相手になる人間がいて初めて成り立つものであって
例えば既婚男性(女性)と未婚女性(男性)という組み合せでも、
既婚者の方ばかりを問題視するのはフェアではない』と思う傾向にあるため
(未婚の側が自分が不幸だと思うなら、やめちゃえばいいだけの話ですからね)
4) どうやら『真の愛情』ですとか『誠実』といったものは、
個人個人の、そういったものを重視あるいは軽視する度合いによって
それぞれにとって事実存在するかどうかが決まり、
その存在の重みも変わってくるものらしいので、
認識度の違う者同志が完全に理解しあえることはまずない、と
あたくしが思う傾向にあるため
などなど、という原因によったのでしょう。
1)について今、より厳密に思うところを申しますと、
確信犯的なものと不慮の事故的なものを分けるのも本当は所詮無意味なんですのよね。
どの道、カップルの構成員としてのあり方そのものに風穴があいちゃって、
それ以前とその後とでは別物になっちゃう、
パートナーとしての人格が不可逆的にデグレードされる、という点では
何ら変わりがないんですもの。
まあ、しかし、『匿名の匿名』さま、
手短かに申し上げて、あたくしは貴殿の行状そのものが
貴殿にとっての問題の核心だとは思いませんの。
問題は、セックスが貴殿にとってそれほど大切だと知っていながら
(ついでながら、そのこと自体は何ら恥じるべきことではないと存じますが)
パートナーをとことん吟味されなかったこと。
貴殿にセックスの物足りなさを奥様と一緒に乗り越えられる器量がなく、
奥様も(その貴殿の悩みをご存知であったなら、ですが)またそうなのですから、
その時点で既に手遅れだったわけですよね。
こちらのスレでカミングアウトされたその後のすべては、
それに抵抗し、それから逃げようとし、どうしようか決めあぐね、
結局は適応するしかないのか、と思おうとなさってきたことの表出に過ぎませんわ。
奥様への愛情と尊重、愛人へのそれら、
貴殿のご家庭の『安定』、『良きパパ』たること、
『付録にしてゲームである不倫』のある『お買い得』な人生、などに関する記述、
・・・それらのひとつひとつがこうも支離滅裂で、
どれとしてきれいなロジックの筋道がついていないことに
貴殿の諦めに見せかけたもがきを見る思いがして
何をか言わんや、諸行無常、という感じでございます。
奥様にだけ嘘をついてはいらっしゃらないですよ。
貴殿はご自身を心頭滅却されるあまり、ご自分が嘘そのものになられたかも。
温泉旅行中の吹雪いた山道が心細かったのですって?
ちょろいなあ・・・。
しばらくお独りがどんなに心細いか、もっと味わってみられて良かったですのにね。
どんなアクシデントがあっても、ケガしても病気しても、
入院中の病院で医者から許可取って、独りでよろよろ歩き、電車に乗って降りて
行列してタクシー待って着替えを取りに帰り、洗濯もし、
また同じ道を戻り、なんていうことを一度でもやると、
世間や人の生き死にをもっと違った目で見るようになりましてよ。
何が幸せか知らなければ幸せになりようもないですねえ。
貴殿の行状が本当に露見していなくても、
『見ろ、オレはうまくやれてるんだから』なんて自慢してる場合じゃないですよ。
欺瞞を欺瞞で糊塗して尚ひび割れたものが、まだ形を保っていることを
もう少し感謝なさってもいいなあ。
それが貴殿の大切な、安定したスイートホームであるわけなんですから。
ああ、良かった、あたくしは幸せで。
この幸せを大切にしよっと。
然らば御免。