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過酷な胎教とシュリーマン…
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投稿者 まぁ、どんな 日時 2003 年 6 月 17 日 23:18:12:

(回答先: 過酷な胎教を授かったもので・・・(笑) 投稿者 ぷち熟女 日時 2003 年 6 月 17 日 20:38:45)

ぷち塾女さま、今晩は。

磨かずして澄んだまま生まれ出る、水晶のような慧眼でいらっしゃいます。

だけど、どうしてわかっちゃったんだろう?  (これと、あれと、たぶんそれと)
ですが、胸をなでおろしていただける事もあります。
シュリーマンの伝記を胸にされていた方の前に現れる考古学者は、輝きにおいてシュリーマンに匹敵する者でなければなりません。
ああ、ためいき…、ホントの考古学者でなくてよかった。
失礼いたしました、あれは比喩です。ですが、シュリーマンが現在の直中に遺跡を発掘した事績がメタファーになるような事を続けているしょうもない人間なのです。

どのようにして「生けるトロイア」を発掘した強靭な女性が自己形成されたか、読ませていただきました。
痛みと共感があります。
嘆息とともに私も語りそうになりましたが、なぜか語れません、ずるいんでないのと思いましたがここで自分を理解しました。
私はまだ私のトロイアを発掘し、天の下に現していない。
今語れば負けた事になる。
トロイアを発掘してやる。見せてから語ってやる。      
と、まあ、単純なことです(笑

自分たちでは先端のつもりか知りませんが、大戦の生き残り、焼け跡からの再興派の方から言えば、『頭の中でも時計が止まっている』ようなどうでもいい議論が多い中で、読み応えがありました。

この一回性の世界で夫婦をするのですから、その根源に、第一の絆に、何があるべきかをきっちり事実から伝えてあると…。
あ、もしかしてMLを今「あなた」携帯で読んでいる?100万回叩き込んだほうがいい、阿修羅なんか読んでる見込みあるお姉さん。

せっかくシュリーマンからはじまった話ですから、地中海の世界のお話で締めましょう。
男と女の関係で思い出すのはオデッセイアーです。英雄的な冒険の航海を繰り広げるオデッセウスが一巡りして(なんやかんやあっても)結局戻ってくるのは、ぺネロープの元です。
オデッセウスが英雄であるから冒険するのではなく、オデッセウスが戻るべき(根源性の与えられた?)女としてぺネロープが存在したからガキみたいな冒険の航海が繰り広げられたように思うのですが、どうなんでしょうね。パパ・ヘミングウェイと言われた、彼の本を読んでみてむしろ坊やを感じてしまいます。

では、また。  うむ、HNどうしたものか。

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