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(回答先: 貯蔵槽再燃 火勢強く消火できず 三重RDF発電所爆発 (朝日新聞) 投稿者 シジミ 日時 2003 年 8 月 22 日 04:53:13)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20030822ic04.htm
問題の燃料貯蔵槽から今年4月以降、一酸化炭素(CO)が継続して検出されていたことが21日、わかった。槽内のRDFがすでに蒸し焼き状態で不完全燃焼していたためとみられるが、発電所の運営を委託されている富士電機は、このデータを県に報告していなかった。
県企業庁によると、COは4月25日に初めて、貯蔵槽下のRDF取り出し口で50PPMが検知された。発生はその後も続き、4月は50―80PPM、5月は50―300PPMと濃度が増し、7月17日以降は、検知器の測定限界300PPMを超える高い数値が続いていた。
富士電機は、COが検出されてからは、貯蔵槽下の作業場での強制排気やマスク着用などの安全対策を講じたものの、企業庁にはデータを報告せず、企業庁が事実を把握したのは、14日に作業員4人が負傷する爆発が起きてからだった。
これについて、大宮邦雄・三重大教授(微生物工学)は「発酵でCOが出ることはない。すでに発酵が進み、不完全燃焼が始まっていたことを示すもので、データが生かされていれば、事故を防げた可能性もある」と指摘している。
(2003/8/22/03:11 読売新聞 無断転載禁止)