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(回答先: 三重・多度 ごみ発電所再び炎上(中日新聞) 投稿者 Q太郎 日時 2003 年 8 月 22 日 08:16:04)
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20030822/mng_____sya_____002.shtml
消火方法分からぬ 自然鎮火待つのみ
突然、黒煙が舞い上がり、赤い炎が外部からも見えたRDF貯蔵サイロの炎上に、現地の対策本部は「鎮火に向かう」と予想していただけに、沈静化への対応に混乱を極めた。
対策本部では、黒煙が上がってから、はしご車によるサイロ上部からの放水も検討した。しかし、消防車到着を待つ間に煙と炎は勢いを増した。午後七時半、現地で記者会見した現地本部長の松岡美知男出納長は「放水で貯蔵サイロが急激に冷やされると、爆発など災害が広がる可能性がある。消防士の人命にもかかわる」と述べ、放水取りやめを決めたと明かした。
さらに、化学消火剤などによる消火についても「RDFの消火方法が分からない段階では、何が起こるか分からず危険だ」と判断。RDFの専門家がおらず、事態が深刻化する中でも対処できない実態を露呈。結局は、RDFが自然に鎮火するまで、二十四時間態勢で待つことになった。
火勢が衰えないまま深夜を迎え、松岡出納長は午後十一時から会見。「火は沈静化していないものの、爆発や倒壊の可能性は少ない」と述べたが、その根拠は「消防などの見解だ」とした。監視カメラでサイロを見守る状態が続いた。
十九日の爆発後、現地に調査で入っていた総務省消防庁の吉武小二郎・消防課長補佐は「貯蔵サイロは高熱に耐えられる構造ではない」と憂慮する。サイロ内部の状況について「これまでは貯蔵RDFの中心部が燃えていたが、今はRDF全体に燃え広がったとみられる。爆発後、ほとんど消火をしておらず、燃え広がった可能性がある」と指摘した。