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(回答先: 消火方法分からぬ 自然鎮火待つのみ(中日新聞) 投稿者 Q太郎 日時 2003 年 8 月 22 日 08:18:49)
自然鎮火を待つしかないのだろうか、と言うノリマンさんの疑問に対して、素人判断ですが、http://www.ailab7.com
のBBS[588]に回答しておきました。
http://www.ailab7.com/Cgi-bin/bbs/aska.cgi
自然鎮火を待つのなら、消防署の存在意義が薄れてしまいます。酸素を遮断するのが順当であることは素人でも分かると思うのですが・・・。
[588] 酸素を遮断すべきではないのか 投稿者:パトロス 投稿日:2003/08/22(Fri) 00:59 [返信]
消防の専門家でもない人間の言うことを聞き入れてもらえるとは思いませんが、素人考えで述べてみます。
放水作業は熱を下げて鎮火しようとするものですが、現場が高温度になる大火災などでは、水の解離という化学反応が起こって、思わぬ爆発現象に遭遇してしまうわけです。溶鉱炉に水を注いだような具合になってしまい、かえって火災を広げてしまいます。
今回の事故は、タンクの蓋が吹っ飛ぶ前ならば、純粋に燃焼という反応なのですから、酸素を遮断すれば良かったのではないでしょうか。タンクの蓋があれば、遮断は容易にできるように思います。隙間を粘土などで目張りした上で、タンクの外から放水し、温度を下げるのが順当のように思います。
現在は蓋が無い状態ですから、酸素の遮断は難しいのかもしれませんが、ヘリコプターで上空から砂を投下するなどしたら良いと思います。或いは消化剤を投下するのもいいでしょう。山火事を消火する時にヘリから撒いているのは砂か消化剤ではないのでしょうか、同じようにしたら良いと思います。
蓋が無い状態で一斉放水などしたら、大きな爆発を起こして消防士の人命がさらに失われたことでしょう。
自然鎮火を待つのなら、消防の専門家がいなくてもできる作業です。これだけ大きな災害になってしまったのは、消防の専門家が解離現象を知らなかったと言う点にあるように思います。
どんな専門家でも、まだ知らないことが一杯あるということを、知ることが大事だと思います。