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(回答先: “想定外”事故対応できず(中日新聞) 投稿者 Q太郎 日時 2003 年 8 月 22 日 08:13:23)
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20030822/mng_____sya_____000.shtml
サイロ崩壊の恐れ
激しく燃え続けるRDF発電所の貯蔵サイロ=21日午後10時30分、三重県多度町で、本社ヘリ「おおづる」から(佐藤春彦撮影)
二十一日午後五時五分ごろ、連続爆発死傷事故を起こした三重県多度町力尾の「三重ごみ固形燃料(RDF)発電所」の貯蔵サイロ(高さ三十メートル、直径十五メートル)から突然、激しい炎と黒煙が噴き上がった。当時、施設内には県企業庁の職員や消防署員、実況見分中の警察官ら約百人がいたが一斉に施設外へ避難。敷地前で記者会見中の報道陣約五十人も移動した。県は施設から半径約五百メートル以内にある桑名市、東員町の民家計四十五世帯に自宅待機を要請、緊迫感が漂っている。、社説<7>面
サイロの炎は時間とともに勢いを強め、黒煙は高さ三百メートル以上にまで上昇。午後十一時半現在も炎上を続け、鎮火の見通しは立っていない。
桑名市消防本部などの消防車十数台が放水作業の準備をしたが、県の現地災害対策本部(現地本部長・松岡美知男出納長)は午後七時半「サイロが熱でゆがみ、崩壊する可能性があるため消火活動は危険」と放水取りやめを発表した。再爆発で屋根が吹き飛んでいることから「再々爆発」の可能性は薄いとみて、サイロ内に残る約四百トンのRDFが燃え尽きるまで待つ方針を決めた。午後十一時からの会見では「爆発、倒壊の可能性はきわめて低い」との見解を示した。
桑名市消防本部は二十四時間体制でサイロを監視。多度町と桑名市、東員町は現地対策本部を設け、住民に警戒を呼び掛けた。
サイロでは十四日未明の爆発で作業員四人が負傷。さらに十九日午後、消火作業中に再爆発し、鉄製の屋根(重さ約十トン)が約二百メートル先まで吹き飛び、消防士ら三人が死傷した。
桑名市消防本部は二十一日、県企業庁や消防庁などと協議して、地上部にホース三本を設置、午後二時すぎから二重構造の壁の内壁部に外から放水、炎上が始まったときも放水中だった。