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自分に対するものだけであれば、素知らぬままやり過ごそうと思っていたが、別の件でわだかまりを抱えていたのと重なったので書かせてもらう。
まずは、自分に対するものだが、
『Re: ブッシュ−フセイン合作の“戦争劇”』
( http://www.asyura.com/0304/war31/msg/939.html )
このなかで、「あっしらでも木村愛二でも、イラク軍と民兵の「阿修羅の如き」戦いぶりに、期待していたとは思うがね」と書かれているが、それについては、レスの対象である『【「イラク侵略戦争」のこれまで】 「ブッシュ−フセイン合作」の“戦争劇”は終わった − その1 −』(http://www.asyura.com/0304/dispute9/msg/865.html)で、なぜそう考え期待していたかの理由を最初の方で説明している。
他のどこかで書いていただけで、レスを頂いたものには書いていなかったのであれば、そういう書き込みを続けてきたのだから、そのようなコメントも成り立つ。
「ブッシュ−フセイン合作」の“戦争劇”であったのかどうかについて私とWWさんの評価が異なるのは、認識のずれを確認したり議論を深めるものだから大歓迎だ。
しかし、現実に南部地域で「イラク軍と民兵の「阿修羅の如き」戦いぶり」が発揮され、それが巧妙な戦術と結びついたかたちで中部(バグダッド)や北部でも行われていれば、今後長期にわたって継続されるであろう“内戦”(一方には米英が付いたイラク人同時の殺し合い)を避けることができたはずだという思いから、対象の書き込みを行ったのである。
対象の書き込みの重要な根拠でもあり、なぜ期待し、どうして期待はずれになったかも説明しているのに、「あっしらでも木村愛二でも、イラク軍と民兵の「阿修羅の如き」戦いぶりに、期待していたとは思うがね」と、まるでそれに頬かむりしたまま書き込みをしたかのようなコメントをされたのか、是非とも説明して欲しい。
次に、
『「フセインはCIAのエージェント」と言う説もあったからね』
( http://www.asyura.com/0304/war31/msg/814.html )
そこで、「尤も、この手の陰謀説が登場したのは、アラブ圏で沸騰した「反米」感情の行き場が、突如として無くなった為だろうね」としたり顔のコメントをされているが、イラクでも虐殺と破壊が継続していることを承知し、次は近隣のどこかが標的になるのではないかと多くが危惧しているアラブ圏で、なぜ「反米」感情の行き場が突如として無くなったという見方ができるのか、説明していただきたい。
これについては、WWさんの投稿が引用された書き込みに対するレスとした書いた『アラブ人やムスリムの多くはあの暴虐がイラクで終わりだとは思っていません』( http://www.asyura.com/0304/dispute9/msg/896.html )で、次のような疑念を提示している。
【部分再掲】
WW氏の解釈が、どうして、「フセインはCIAのエージェント」と考えるアラブ人の基調にあると言えるのですか?
それは、「9・11同時多発空爆テロ」をイスラム世界がシオニスト(モサド)や米国権力機構であると見ていることに対し、イスラム世界は妄想にとりつかれているとか、反米反ユダヤ意識がそのような見方をさせていると解釈していたアホどもと同じことになります。
なぜ、彼らが「フセインはCIAのエージェント」だと判断しているのか探ることのほうが重要だと思います。
なにせ、彼らは近隣に住む同じアラブ人ですから、フセインの言動も日本人よりは深く理解できるはずですし、数十年間イラクで起きたことも日本人より詳細に知っているはずです。
米英の強大な軍事力が実際に行使され、それが次にどこに向けられるかわからない暴虐の嵐のなかにアラブ人たちは立たされています。
「「ブッシュとフセインはグルだった。だから負けたんだ!」と自分に言い聞かせて、イラクの敗北に納得の行く説明を与えてるわけ」にはいかない、とんでもない状況に置かれているのです。
アラブ人やムスリムの多くは、あの暴虐がイラクで終わりだとか、よそで起きていることだとは思っていないのです。