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(回答先: WWさんへ:コメントされた内容の根拠を敢えて問う 投稿者 あっしら 日時 2003 年 4 月 13 日 04:29:49)
あっしらさんに敬意をささげるものです。
イラクの歴史についてさほど深い知識を持っているわけではないのですが、たしかに「エージェント説」は否定できないと思います。元来、CIAがフセインを育てたというのは周知の事実ですから。
ただ、エージェントといっても、このレベルのエージェントになると単なる「命令と実行」というような簡単な関係ではありませから、答えはYES/NOで出るようなものではなさそうです。もともと、背後にはつながりがあった、だからそこにはさまざまな交渉もあり脅迫もあり妥協もあったでしょう。それは今の時点では明るみには出ないでしょう。たとえば、エージェントではあったが、ある段階でどちらか(または両方)の裏切りによって殺された(または逃亡した)というような可能性すら残っています。
しかしながら、そのこと自体よりは、国家の支配層というものは簡単に彼自身の国民および国家を見殺しにするという繰り返された歴史の教訓を知るべきかも知れません。古いヨーロッパの戦争は王様同士のルールによるゲームで、結局のところ王様たちはみんな親戚で同じ穴のムジナだったわけですが、いまでも戦争の本質はさほど変わってないようです。死ぬのはわれわれ平民です。
あるいは、日本においてヒロヒトが生き延びたことと重ね合わせることもできるかもしれません。