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(回答先: イラク処分が終わったら次は日本だ−新妄想陰謀説2(下は投稿失敗) 投稿者 すみちゃん 日時 2003 年 3 月 31 日 23:00:50)
今、唯一の超大国の軍事力が解き放たれてしまったようです。その限りでは、冷戦時代に唱えられた「均衡」や「抑止力」という奇妙な議論も、説得力があったということになります(残念ながら)。とりあえず、唯一の超大国(あるいは寄生者)にとっては、世界は、好きなように料理できる素材でしかないようですが、問題はその方法です。
「敵」を意味する言葉が、個別撃破のための「ならず者国家」から、一括攻撃のための「悪の枢軸」に変化したように、「次の敵」も想定されていて、朝鮮半島北部への侵攻もシナリオレベルでは当然に検討されているでしょう。(韓国の反戦運動と中国政府の戦争に対する嫌悪感も、このあたりに根ざすと思います。「北朝鮮の脅威」が国内向けの説明に通用しているらしい某国とは違って、韓国も中国も、北朝鮮の崩壊や朝鮮半島への侵攻など望んでいません。大量の難民が発生するだけです。)
「スクイーズ」戦略は、動機はともかく、具体的な手段には、イメージがわきません。朝鮮半島に爆弾を落とすだけで(北でも南でも、犯人は誰でもよい)、円安(ドル高)に振れる可能性もあります。しかし、アメリカは、ドルの切り下げで同じことを試みたことが過去にあります。赤字退治には、ドル安とインフレの方が近道という考え方もあり得ます。この場合、ドルの覇権にキズを負いますが、他国が有するドル資産を目減りさせることができます。