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(回答先: 【「旧約聖書」再確認】 アダム「原罪論」はパウロやキリスト教神学者の錯誤の産物 投稿者 あっしら 日時 2002 年 5 月 23 日 00:12:50)
「善悪の知識の木」の実を食べることは、何を意味するのか。
エルサレム聖書の脚注の説明は参考になるかもしれません。
「この知識とは、神がご自分のために取っておかれる権利であり、
人が罪を犯すことによって取得する権利である。[創世]3:5、
22。したがって、それは堕落した人間が持っていない無限の知識
ではない。また、それは道徳的識別力でもない。というのは、堕落
する前の人間がすでにそれを持っていたし、神は理性のある人間に
それを拒むはずがないからである。その知識とは何が善で何が悪か
を自分で決定し、それに従って行動する力のことであり、人間が創
造された者という自分の立場を認めようとしない、完全な道徳的独
立を求める権利のことである。最初の罪は神の主権に対する攻撃、
すなわち誇りの罪であった。」(エルサレム聖書 創世記 2章1
7節の脚注)
ゆえにパウロは、テモテ第一の手紙2章14節で、『エバはだまさ
れたが、アダムはだまされなかった』、と記しています。
エバを欺いた蛇がだれか、あるいは背後にいたのが何者かについ
ては、聖書の最後の部分で明らかにされています。−黙示録12:9.