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(回答先: 「キリスト教原理主義者」とアーミッシュは区別されるべき − アーミッシュに対する冒涜です − 投稿者 Ddog 日時 2003 年 3 月 05 日 00:46:27)
Ddogさん、こんばんわ。
まず、Ddogさんの書かれた内容を読むと、「キリスト教原理主義」は良くないものと判断されているように受け止められています。
私は、「キリスト教原理主義」が良いか悪いかを一切判断せず、時代的制約から抜け出せないにしても、聖書に書かれた内容を信じ、聖書で示された生き方に従って生きようとする立場を「キリスト教原理主義」だと定義しています。
(キリスト教信仰を告白するのなら、「キリスト教原理主義者」として生きていくのが正しい道だと思っています)
Ddogさんも、原理主義の由来を「「聖書に帰りその言葉に従って生きよう」という提唱を福音派エバンジェリストがしたのが最初とされる」と引用されています。
それを共通認識として、「キリスト教原理主義」とは何ぞやということやブッシュ大統領が「キリスト教原理主義」かどうかを議論すべきです。
>これに対して20世紀の原理主義は1925年進化論を教えた教師を逮捕有罪教職追
>放した有名なスコープ事件に代表されるように非常に暴力的だ。信仰の正当性を社会
>に押し付け教義に反するものは示威運動 暴力も是認する。
進化論を学校に教えることに反対するのは「キリスト教原理主義」の範囲内ですが、それを暴力的手段に訴えることは範囲外ですから、それによって、「キリスト教原理主義」ではなくなります。
信仰の正当性を社会に広めるのも、重要なキリスト教原理主義者のつとめです。
そのために強制力で使えば、キリスト教原理主義者ではなくなります。
>アーミッシュは16世紀スイスに生れ欧州各地で根ついたが、教会を否定した教義ゆ
>え異端の烙印を押され迫害を受けた。
別の宗派から異端の烙印を押されることは、キリスト教原理主義者かどうかとは無関係です。
前回で書いたように、カソリック・ギリシア正教・プロテスタント諸派は、キリスト教原理主義ではありません。
「キリスト教原理主義」かどうかは、教義解釈や祭祀内容で決まるのではなく、聖書に書かれていることを信じ、聖書で示されている生き方を実践しようとしているかどうかで決まることです。